1983年(昭和58年)第27号

オレ流ジャンプアゲイン
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解   説

前作『やぶれかぶれ』が短期連載で終了し、満を持しての本宮マンガの新連載『天地を喰らう』が表紙です。

この当時の編集部の本宮ひろ志の扱いは、まだまだ最上級待遇でした。3週連続の巻頭カラー、さらに初回は31Pオールグラビア4色と、少年マンガ(というか出版界全体)では類を見ない破格の扱いになっています。

私が記憶する限り、新連載の3週連続巻頭カラーというのはその後車田正美の『男坂』だけだったのではないでしょうか? まあすごいです。マンガ家・編集ともども、いかに力が入った企画かというのが垣間見えますよね。

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1983年第27号広告1

解   説

  1. ディズニー仕様のLSIゲームです。東京ディズニーランドが開園した頃でしょうかね。まさかこれから30年にも渡って人気を持続するアミューズメントパークになるとは予想もしませんでした。当時TOMYが公式スポンサーだったので(今もなのかな?)、オフィシャルなゲームとして販売されたんですね。
  2. こんな感じでアイドルやミュージシャンのラミネートカードがこまか~く表示されている広告が全盛期でした。目をそばめながらお目当てのアイドル写真を探したもんです。下の方にある『明菜命』的なステッカーも時代を感じさせますね。カバンに貼っていた方も多かったことでしょう。個人的には中央のIPPUDO(一風堂)Tシャツが気になりました(笑)。すみれSeptember Love!

天地を喰らう

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1983年第27号天地を喰らう

解   説

『三国志』を本宮流に少年誌アレンジした作品『天地を喰らう』です。歴史スペクタクル漫画のカテゴリーに入るとは思うのですが、序盤は天上界がどうの、龍がどうのと、かなりファンタジー色が強いです。

しかしそれ以降は随所にアレンジが入るものの、ある程度『三国志(演義)』を踏襲していたように思います。

3週連続の巻頭カラー、31ページのオールグラビアといった破格のスタートを鑑みるに、本宮ひろ志はおそらくこの作品をライフワークにしようとしていたんじゃないかなあと勝手に思っています。まあ長い話ですからね。横山光輝の『三国志』並みに長くやる覚悟はあったんじゃないですかね。

しかし哀しいかな、チビっ子読者にはまだまだ話が難しすぎたようです。作者・編集部の意気込みとはうらはらに、中途半端な連載終了を迎えてしまいました。当時の私も『三国志』自体をあまり知らなかったので、いまいちのめり込めなかった記憶があります。

しかし数年後、吉川英治の『三国志』を読むと、いきなりこの作品の評価が変わります。歴史物語の概要を理解してから読み返すと「おもしれえ!」となるわけで。これ続いてたらすごい作品になってたんじゃないの? と、今さらながらあの中途半端な打ち切りが、とてももったいなく思えてくるんですよ。

その後ゲーム等のメディアも手伝って、『三国志』は安定したコンテンツになるわけですが、そのクリエイターにビジュアル面で大きな影響を与えている作品なのではないかと思っています。『真三国無双』の趙雲なんてねえ、もうまんまですし(笑)。

Dr.スランプ

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1983年第27号Dr.スランプ

解   説

あのスッパマンに弟がいた! というお話です。名前が『ショッパマン』というのがブレていなくていいですね(笑)。

弟の尊敬を裏切らないために、虚勢をなんとかして張り続けるスッパマンが、なんとも「らしい」行動をしてくれます。鳥山明はこの「虚勢を張る」「プライドを保つための辻褄合わせ」で起きる行為をギャグにするのが得意ですよね。

ハイスクール!奇面組

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1983年第27号ハイスクール!奇面組

解   説

年に1回か2回ある、1ページ完結型のショートショートです。体力測定とか身近な学校行事がネタになるので、現役の学生にとってはなじみやすいマンガだったと思います。逆に言うと、学校行事を使い果たすとネタが枯渇するという恐怖を作者しんざわもとえいは味わっていたと予想されます(笑)。

個人的には背筋力測定で、自分自身を持ち上げて空に舞っていくというネタが好きです。というか、一堂零っぽくて嬉しくなります(笑)。

シェイプアップ乱

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1983年第27号シェイプアップ乱

解   説

徳弘正也のデビュー作です。彼の特徴である下品ギャグテイストは、しょっぱなから色濃く出ていましたね。PTAは嫌がる作品(笑)かもしれませんが、内容は面白かったです。

主人公である乱ちゃんの特徴に、ボディビルをかけ合わせたのは新鮮でした。少年マンガでボディビルってオンリーワンでしたから。

あと何といっても、多くのお色気シーンがちびっ子の第二次性徴を刺激したもんです(笑)。絵柄にクセがあるので、好き嫌いは分かれたと思いますが、読み飛ばそうとパラパラしても、そういったエロシーンがあったらページを戻してしまうもんです(笑)。

その辺、作者としても計算はあったんでしょうね。私はまんまとひっかかりました(笑)。

キャプテン翼

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1983年第27号キャプテン翼

解   説

全日本少年サッカー大会の決着です。個人的には扉ページのテキストにある、「予選は1点差で負けているから、今回2点差をつけないと本当の勝利にはならない」との翼くんの理論に、妙に納得してしまった思い出があります。

そんな理論の結果、少年マンガではあまりない、決勝で4-2という2点差スコアでのエンディングが発生しました。少年誌の王道って1点差ですよね、普通(笑)。

でもあとになって思うのは、翼くんけっこう細かいな、と(笑)。意外と金勘定にシビアな人なんじゃないかと想像してしまいました(笑)。

目次

解   説

秋本治が針仕事をしています。趣味のためならなんでもチャレンジというのが“らしい”ですね(笑)。小谷憲一は小学生読者の批評にてんてこ舞い。今から思うとその小学生、私と同年代の方なんでしょうね。子どもは遠慮しないからなあ(笑)。

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1983年第27号広告2

解   説

  1. 少年誌の広告ページによくある、グッズ販売です。右上の『レコードランナー ミュージくん』は、レコードが回転するのではなく、レコード針の方(車ね)が回転して音を出すという、逆転の発想が斬新です。見た目のインパクトもあるし、いまだに面白いグッズだと思いますね。持ってなかったけど(笑)。ちなみにこの商品、『こち亀』の劇中にも登場しています。
  2. 少年誌で車の広告をうってどれほどの費用対効果があるのか、興味をそそりますね。それだけ購買年齢層の広がりがあったとも分析できます。床屋やラーメン屋で目にする、というのも案外重要な露出だったのかもしれません。ちなみにモデルの郷ひろみの脚の角度にも注目です(笑)。さすが芸能人、さらっとポージングをこなしてくれます。

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