F1バルセロナテスト、前半戦総括。

オレ流近況報告
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 F1のオープン戦ともいえるバルセロナテストですが、前半戦が終了しました。というわけで雑感を書きたいと思います。

 全体的な感想としては、どのチームも大きなトラブルなく終了したなと。これって意外と珍しいんですよ。今年はレギュレーションの変更がほとんどないので、昨年の実績がそのままスライドできるということで、安定感が各チームともあるんでしょうね。

 で、今年はどこのチームが強そうかというと…まだまだテストランなので判断が難しいんですが、王者メルセデスは間違いなく速そうです。淡々と周回数(マイレージ)を重ね、時折他チームを突き放すタイムを簡単に出す。もう余裕って感じです。

 対抗はやはりレッドブル・ホンダでしょうか。こちらも淡々とマイレージを重ね、ほぼトラブルなく前半テストを終了。タイムも中盤より上くらいをキープするも、本気走りはまったくしていない感じ。まだまだお楽しみはこれからだ、って立ち位置です。

 あれあれ…? って感じなのがフェラーリです。超おとなしいです。昨年のテストでは初っぱなから「速えぞ、あいつら」なんて走りを披露していたのですが、本番一発目で沈んだというトラウマを引きずっていて、今年は控えめに走ってるのかな? なんて思ったりして(笑)。

 そんな三味線をひいている可能性も大なのですが、なんかね~、本気でメルセデス、レッドブルに追いつけていないんじゃないのかな~、なんて思わせる立ち上がりなんですね。下手したら昨年よりコケているのではないかと。意外と深刻だったりして。

▲三味線? 実力? のフェラーリ

 その他中盤グループでは、2019年版メルセデスのコピーマシンと評判の、レーシングポイントが安定的にいいタイムを出しています。やはり昨年のベストマシンをマネすると、速くなるものなのかな? だとしたらなんだかな~って感じですけどね(苦笑)。

 アルファタウリ・ホンダもまずまずですね。順調にテストを続けていますし、立ち位置も悪くない。今年もシニアチームのレッドブルからパーツ提供を受けて、効果的なアップデートをしてきたようです。

 さて、今回のテストで一番の衝撃は、メルセデスが投入してきたDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)です。

 なんのこっちゃ、って感じですよね(笑)。簡単に言うと、フロントタイヤの角度を、ドライバーが任意に変更できるというシステムです。タイヤの角度って、直線で有利な角度と、コーナーで有利な角度が違うんですね。

 でも普通はどっちかに妥協しなければいけないんですけど、メルセデスはそこをフレキシブルにしてきちゃった。直線のとき、コーナーのときで、最適な角度にドライバーが変更できちゃう。ここがすごいところなんです。

▲噂のDAS。ハンドルを押したり引いたりすると、タイヤの角度がほんの少し変わるようです

 まあこれがどれだけレースで有利になるかは分りませんが、恐ろしいのは王者のメルセデスがなりふり構わず、貪欲に新しいシステムを開発・追加してきたことなんです。王者なんだからって一切手を抜かないんですよ。そんな姿勢に各チーム驚愕させられたわけです。

 ただこのシステム、レギュレーション違反だろ、というツッコミを受けまくっているらしいので、本番直前で禁止になるかもしれません。個人的にはこれによってまた今年もメルセデスの支配で安泰か、という流れが嫌なんです。ぶっちゃけもう飽きたんですよ、メルセデスの独裁支配は(苦笑)。

 ですんで、あとはレッドブル・ホンダの対抗策に願いを込めるしかありません。来週の後半テストでまた新しい空力パーツが登場し、びっくりさせる威力を発揮してほしいです。

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