第13回 ボーン・コールド

オレ流超人批評
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正義超人を狙う、超人界のヒットマン。しかし彼には悲しい幼年期が!
出身ドクロ星
超人強度150万パワー
必殺技3Dクラッシュ
ナスティ・ギムレット
シューティング・アロー
主な戦績キン肉万太郎●

 『キン肉マンⅡ世』で初登場するキャラというのは、前作『キン肉マン』での登場キャラと、何かしらの関係がある(例えば親子とか)のではないかと、読者は常に考えてしまうものです。変身前のスカーフェイスがバッファローマンの息子だとか、チェックメイトがアシュラマンの息子だとか、そりゃあもう、疑い始めたら枚挙にいとまがありません。このボーン・コールドにいたっても、それは例外ではありませんでした。

 彼は「火事場のクソ力チャレンジ」シリーズで、チーム・ノーリスペクトの最終ボスとして登場しました。ボスキャラのわりには内股立ちでナヨっとしたたたずまいを持つ、飄々ひょうひょうとしたキャラというイメージでしたね。「ボーン」というだけあって、そのボディも骨をイメージさせるようなデザインだし、口元もシワシワ。そこで読者はピピピッとくるわけですよ。「こりゃキン骨マンの関係者に違いない」と。

 ただこのボーンコールド、けっこうイケメンの部類に入るキャラなので、キン骨マンの容姿を考えると「?」マークがつくし、どちらかというとキン骨マンって、そこまで重要なキャラじゃなかったよな…? なーんて考えると、「やっぱキン骨マンとは関係ないのかな」と関係者説を考え直してしまったりするわけです。

 まあ結局キン骨マンと彼は親子だったのですが、それがわかったときには「やっぱり!」という気持ちと、「あのキン骨マンにこんなイケメン顔の息子が! 似合わね~」という気持ちが入り混じりでした。オレ的には「ブサイクな親父とイケメンの息子」というギャップが一番驚いた点でしたでしょうか。

 というわけで、さすがに彼は親父のキン骨マンと違って、人気投票で3位をとるという快挙を成し遂げています。彼はキン肉万太郎との1試合しか闘っていないのにもかかわらず(秒殺したジャイロ戦は無視するとして)、この結果はすごいといわざるを得ません。ではこの好評価はいったいどこからきているのでしょうか。

 まず彼の容姿から、女性の支持を多く得られたという事実があります。彼はイケメン超人(個人的には口元のシワシワが好きではないが)の部類に入るため、ここで大きなアドバンテージを得ています。そしてとてもスマートな体格をしています。超人にしてはやや華奢きゃしゃといってもいいかもしれません。華奢でありつつもイケメンで飄々としている。しかもどこかにかげりがある。これは女性ファンを獲得する、典型的なキャラ設定ではないでしょうか。しかも彼は幼児期に虐待を受けるという過去を持っています。このあたりの不憫さも、母性本能をくすぐるのかもしれません。

 その他の要因としては、殺し屋(ヒットマン)という個性でしょうか。前作でも超人ハンターを名乗る、オメガマンという超人がいましたが、どちらがより殺し屋としての風貌があるかといえば、これはボーン・コールドの方に軍配があがると思います。くわえタバコやマントなどが、殺し屋としてのイメージにあっているような気がしますし。

 ただ彼は実力的にはさほど強い、という印象はなかったですね。おそらくその華奢な容姿にも原因があるとは思うのですが、どちらかというと技巧派タイプです。そして精神的なもろさも感じます。試合中に彼の生い立ちが暴かれようとした(キン骨マンが父親で、虐待を受けていたという過去)あたりの精神的動揺は、まだまだ彼が未完成な超人であることを暴露してしまったように感じます。しかしながら、これから成長していく期待感がある分、今後の復活が楽しみなキャラではありますね。

※今回は純さんからリクエストをいただきました。ありがとうございました。

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