オメガ・ケンタウリの六鎗客編@(新たなる潮流!〜運命の四王子!!

  

トップにもどる

キン肉マントップにもどる

 

2017年6月26日  新たなる潮流!
 待ちに待った(1ヶ月くらいだけど・・・)新シリーズ突入です。場面が大きく変わっての新シリーズ開始かと思いきや、将軍VS武道の行われたオーストラリアはエアーズロックからでした。ハラボテ委員長を中心とした超人委員会の面々が、試合の終わった会場の後片付けをしているところから話は始まります。

 そこではミートも後片付けを手伝っており、ハラボテと一緒にスグルのエピソードを一から回顧していく、というのが主なやりとりでした。『キン肉マン』という作品の復習を行っているようでもあり、これを機に読んでみようか、という新たな読者へ向けた作品解説のようでもあります。ま、結果物語はほとんど進んでいないんですけど(苦笑)。

 あとはミートがスグルの魅力や過去のほっこり新エピソードを語り、ゆえに行動を共にし続けたいという意志を明確に宣言しました。スグル&ミートの凸凹コンビは磐石の信頼度といった感じです。

 そして最後の最後で物語りに進展が。委員会のメンバーが引き上げた後のエアーズロックに落雷がおこり、そこにはフードを纏った謎の超人が光臨。武道の竹刀を地面から一瞬で掘り出し、握力のみで粉々に粉砕して次回に続く、です。

 どう見ても新たな敵がフードを纏って登場しましたよ。ゆで先生、フード大好きだな(笑)。『究極の超人タッグ』でもアタルとフェニックスがフード姿だったし。この謎の超人が何者なのかはまったく予想がつかないのですが、武道の象徴ともいえる竹刀を粉砕するところを見ると、完璧始祖にはリスペクトの気持ちを持っていない、それどころか思想的に相容れないものを持っているカテゴリーの超人と思えます。もし竹刀を粉砕する理由が「ザ・マンの不甲斐なさ」に対する苛立ちなのだとしたら、ザ・マンよりも上位もしくは同等の立ち位置の超人ということになります・・・でもザ・マンよりも上位のカテゴリーってなんかやだなあ。たしかにマンは老害だったけど、誇り高き超人でしたからね。彼のステイタスをないがしろにしてもらいたくはないです。また、この超人が鉄砲玉的な立ち位置なのか、それともボスなのかもまださっぱりわかりませんね。なんにせよ、次回に注目です。

 その他気になったことは
・自ら肉体労働を買って出るハラボテ。意外と部下受けいいかも(笑)。
・過去の回想シーンは相変わらず新たな描き起こしで手抜きなし。
・おそらく過去最大のアップシーンを披露したノック(笑)。
・なぜ武道の竹刀は埋められたのだろうか?
・一発で竹刀を発見できる新超人の恐るべきレーダー能力(笑)。
・フード姿のシルエットはボーン・コールドを彷彿とさせますな。

 こんなところでしょうか。

 

 

 

 

 
ポチっとね。 キン肉マンだけじゃもったいない! 他にも笑えるコンテンツ満載です!
 ここから『オレ流ホームページ』の全貌を知ろう!
 
2017年7月3日  波乱の叙勲式!!
 新シリーズ第2回です。場面はキン肉星のマッスルガム宮殿での叙勲式です。先の大戦において功績あった正義超人に勲章が贈られていました。このあたり、王位争奪編のオープニングと似通っていますね。テリーマンは左足の義足が痛々しく、ロビンは死亡により不在という、やや寂しさを感じさせる叙勲式です。

 そんな中、事件は起きます。ガガアアという轟音と共に走る稲光。それによって宮殿内に結界が張られ主たる超人たちは閉じ込められてしまいます。同様のことは魔界、超人墓場でも起こり、3属性の超人軍団が外界と行き来できる手段を失ってしまいました。そんな行動を起こした首謀者は・・・なんとサタン。先の大戦が結果的に大団円で終了したことを憎み、安定方向に向かう超人界を破壊するために行動を起こしたようです。彼は以前結託したゴールドマンを首魁とする悪魔超人軍を切り捨て、新たなる悪魔を見出したとのこと。それを世に放つことでまた混沌を呼び戻すことを目的としているようです。そんなサタンの野望がわかったところで次回に続く、です。

 ほお〜〜っ、今回はサタンできましたかあ! 『キン肉マン』という作品において、そのキャラ設定がフワフワしていた両横綱であるサタンと超人閻魔(笑)。その西の横綱の設定がはっきりしたため、今度は東の横綱をはっきりさせようというわけですね。サタンかあ。意外だったなあ。でも確かに一番立ち位置をはっきりしてほしいキャラでもあったなあ。

 サタンがはじめて登場したのは、たしかバッファローマン戦だったと思います。バッファが悪魔に血を売った、ってやつですね。そしてゴールドマンが自身の野望達成のため彼と結託した姿が悪魔将軍。その後はなりをひそめていましたが、『究極の超人タッグ編』においてスグルの胸に死の砂時計を設置したところで再登場しました。

 今回の彼の独演会を見る限り、ゴールドマンを首魁とする悪魔超人軍には愛想が尽きたので、新しい悪魔に期待する、って感じですね。いうなれば真・悪魔超人軍とでもいいましょうか。前シリーズが真・完璧超人軍だったので、なんか路線は似てますよね。ちなみに真・正義超人軍はアタルの提唱する「真・友情パワー」を具現化する超人たちでしょうか(笑)。ま、それはおいといて、真・悪魔超人軍ですよ。その新勢力に対して先の大戦で生き残った3属性の超人が連合して応戦する、といった感じになるんですかね。ただ結界を張られた超人が動きが取れないと仮定すると、その外にいる超人が初動対処することになるのかな? 現状見る限りそれに当てはまる主な超人は・・・

・スグル
・悪魔将軍
・ジャスティスマン
・ネメシス
・ネプチューンマン

といった面々ですかね。スグルがなぜ叙勲式にいないのかちょっと違和感ありますね。また、将軍サマは魔界に、ネメシスとネプは超人墓場にいるかもしれません。だとすると確実に動けるのはジャスティスマンかなあ。ジャスティスマンがまた試合をしてくれるとか胸熱なんですけど(笑)。彼がかませ犬になることは考えられないので、試合も安心して観ることができます。

 ただ予告ではソルジャーことアタルが大きく関係するようなので、アタル緊急出動もありえますね。もしくはサタンに支配されて敵方にまわるとか? 想像はつきませんね(笑)。

 その他気になった点は
・「何の役にも立てなかった」と悔しがるジェロニモ。たしかに(笑)。
・リハビリ中でも派手な登場の魔界のプリンス。でも痛々しい。
・結界の稲光音に「ビババ」。ゆで先生、好きだなこれ。
・見上げるザ・マンが少し笑っているようにも見える。
・肉体をもったサタンが初登場だが・・・ちょっと微妙。ラスボス的存在感はなし。

 こんなところです。

 

2017年7月10日  地獄からの使者!
 サタンの星? から三方に発射される結界。これによって3属性の超人軍は自由な動きがとれなくなってしまいました。舞台はスペイン・サグラダファミリアに変わり、そこはサイコマンが研究していたマグネットパワーを封印しつつ、門番的な要素もかねた若い超人のレッスルファクトリーと化していました。

 そこには委員長と、現役を引退したウルフマンが。ウルフマンは若い超人力士を率いてのスペイン巡業だそうです。そこに天から現れたのが、サタンの主命を帯びた6名のフード超人。狙いはマグネットパワーのようです。いつもの天から舞い降りる登場パターンで(笑)で、サグラダファミリアにいた超人たちを驚かせます。案の定警備兵たちは屁の役にも立たず蹴散らされるも、一人勇敢な警備兵が「姿を見せろ!」と、一人の超人のフードを何とか剥ぎ取ることに成功。そこにあらわれた姿は・・・なんとオメガマン! ・・・私は後姿でわかりましたけどね(鼻息フンッ)! ・・・誰でもわかるか(苦笑)。そして今回の目的が地上の超人皆殺しであることをオメガマンが宣言して次回に続く、です。

 オメガマン・リターンズときましたか。予想外のキャラの復活に、ちょっとびっくりしました。ただザコ臭もプンプンするので(笑)、しょっぱなのインパクト役、つまり先遣部隊かなあと個人的には思いました。この6人の後にも本隊がいる臭プンプンだと思います。ただオメガマン、フォルムはすごくカッコよくなってますけどね。さすが画力の上達具合が天井知らずの中井画伯です。

 オメガマンが出てきたということで、やはり超人閻魔との関係性を確認したくなりますね。彼の前主君は皆さんご存知のように超人閻魔であり、その支配下で働いていたということでオメガマンが完璧超人の一員であることに整合性がついたのですが、今回は超人閻魔が敗北した直後でしかも主君がサタンに変わっていることを考えると、超人閻魔に愛想をつかしサタンに鞍替えした、というポジションなのかなという予想もできそうです。ただ今回のフード超人たちは、サタンに対してあまり敬意を払っていないような会話をしていたので、いうほど堅固な主従関係ではないのかもしれません。ですので個人個人がけっこう勝手に動き回ってしまい、サタンはそれを束ねるのに苦労しそうな雰囲気です。あいつら手がかかるな、みたいな(笑)。

 そしてファーストインパクトで犠牲になる正義超人は・・・ウルフマンなんでしょうね。血祭られ役としてはベテランなので(笑)、今回もいいやられっぷりをみせてくれるのでしょう・・・ウルフマンファンにとっては悪夢でしょうけど(苦笑)。

 その他気になった点は
・横顔になると鼻がなくなるウルフマン。
・眉尻が下がりっぱなしのウルフマン。
・ノックが「頼もしい限り」と評する若手超人の瞬殺され臭のクセがすごい(笑)。
・警備兵って超人なのかな? もしそうなら実力的には若手超人とどっちが上なのかな?
・今回のフード超人6人の中に、エアーズロックにいた超人は入っているのかな?
・即座に迎撃体勢に入る警備兵に対し、まったく動けない若き超人たち。ゆとり世代か(笑)。
・オメガマンの現世に対する恨みは深そうだな。
・フード超人の笑い声は「シャシャシャ〜」「ファファファ〜」「ギュイギュイギュイ」。ギュイギュイて・・・。

 こんなところです。次回は2週間後ですが。待ちきれないなあ。

 

2017年7月24日  破滅の6本鎗!
 サグラダ・ファミリアに突如現れた、オメガマンを中心とする6人の超人。そしてその背後には悪の領袖・サタンの影が。そして前回その登場で読者に衝撃を与えたオメガマンですが、実は我々が知るオメガマンではないことが発覚。背中に背負っている掌が今回は左手であることに気づいたハラボテ委員長の指摘により、今回のオメガマンは双子の兄でありオメガ一族の現当主であるオメガマン・アリステラであることがわかりました。フェニックスの下で働いた超人ハンター・オメガマンは、正式にはオメガマン・ディクシアというそうです。ぶっちゃけこれは気づかなかったなあ。掌の左右なんてまったくわかりませんでしたよ。それを後姿を見ただけでオメガマンだとわかったと悦に浸っていた2週間前の自分が恥ずかしい(苦笑)。ちなみにアリステラ、ディクシアはギリシャ語で左・右という意味だそうです。ゆで先生得意の後付設定だけど、妙にしっくりときた後付で悔しいです(笑)。

 そして満を持して他の5人もフードを取り去り見開き頁でドーンと正体を現しました。名前はよくわからないのですが、てんとう虫チックな超人、歯車みたいな超人、ロビン風なフック船長的超人、手足が凍っている感じの超人、ライオンチックな鬣のある超人で、オメガマンとあわせて「オメガ・ケンタウリの六鎗客」というグループ名を名乗りました。どうもオメガマンに付き従う側近超人のようです。

 彼らの目的の全容は謎ですが、当面はサグラダ・ファミリアにあるお宝(おそらくマグネットパワー)を奪い取ることを公言し迫ってきました。そこに立ちふさがったのは、瞬殺臭のくせがすごい若き超人たち。「いつまでも先輩正義超人に頼ってられないぜ〜っ!」と勇ましく迎撃体勢に入りますが、予想通りのやられっぷり(苦笑)。かなり残酷なやられ方であっという間に全滅です。そんな中、気になる台詞をはいたのがフック船長っぽい超人で、「この世の本来の支配者である我らオメガ・ケンタウルス星団の民」とのたまっておりました。これを見る限り、遠く偏狭の地にいた民族が、中央に進出して支配権を握ろうと実力行使に出た、という構図が見えます。ただそれがこのシリーズの中心的闘争テーマかといわれるとそうではなく、プロローグ的な行動目的であり、本来はもっと深遠なるテーマが潜んでいると個人的には思います。

 そんな中、虫けらのように蹴散らされた若き超人を見て立ち上がったのが、現役を引退したばかりのレジェンド・ウルフマン。浴衣を抜き捨て戦闘態勢になり次回に続く、です。

 ああっ! ウルフマンの死亡フラグが止まらない(苦笑)! こうなることは前回からわかってはいましたが、敷かれた地獄へのレールをあまりにも素直に進んでいくウルフマンに心配することしきりです。背中がゾワゾワします(苦笑)。これで死んだら何回目だよって感じだし(笑)。でも逆にこれでウルフマンが六鎗客の一人でも倒したら、すごい祭りが起きそうだ。それこそジャンクマンが完璧始祖に勝ったとき以上の盛り上がりが期待できます(笑)・・・ないよな、うん、ない。

 ちなみに今回新しい超人がたくさん出てきましたが、個人的にはてんとう虫超人がスタイリッシュで好みです。シンプルな図柄でいくらでもカッコよく描けそうで、ブラックホール的なデザインの秀逸さを感じます。歯車の超人は構造上無理があるなあと笑ってしまいますね。あれ描くの大変そうです。6人全員に共通するのは、誰一人稼動する口をもっていないというところでしょうか。まあ中井先生は口がふさがっている超人を描くの得意そうだから大丈夫なんだろうけど。表情とかつけるの(笑)。

 その他気になった点は
・サタンはゴールドマンに見限られたんだ。
・アリステラとディクシアをきちんと描き分けているなあ。
・鯖を頭に乗せた若き超人よ・・・前衛すぎるだろ(笑)。
・来週、2、3の超人のデザインがまるっきり別人になってたら笑うなあ。
・いや、むしろゆで先生ならばそれをやっても許されるはず(笑)。
・しかしオメガの民は遠距離移動を苦にしないな。
・ウルフマンは「体がボロボロ」という設定で弱く描くのだろうか。

 こんなところです。

 

2017年7月31日  正義の5本槍!!
 オメガマンを中心とする破滅の6鎗客に一人で立ち向かおうとするウルフマン。それを必死で止めるハラボテ委員長ですが、状況打破の選択肢が限られているため、ウルフマンは聴く耳を持ちません。四股を踏んで迎撃体勢に入ります。まずサンダーチックなライオンの超人に狙いをつけ張り手を一閃。すぐさまベアハッグに捕えます。その力を感じて若手超人との違いを認識したライオン超人はウルフマンの肩口に噛み付き攻撃。そのあとてんとう虫超人の強烈なローキック、フック船長のラリアートと、6鎗客の攻撃リレーにあってしまいます。しかしここで踏みとどまる根性を見せたウルフマンは、再度ライオン超人にベアハッグ。やられっぱなしではない展開を見せるも、サグラダ・ファミリアに落下していた他の5超人はウルフマンを無視してお宝ゲットに向かいます。それにあせったウルフマン、一瞬の隙を見せてしまい、それにつけこんだライオン超人がウルフマンをかんぬきに捕えて逆に捕獲。ウルフマンは足止めを喰らう形に。

 その隙をついてお宝を狙う5超人でしたが、直前で何者かの妨害にあいます。彼らの進行を妨害した者とは・・・なんと誰もがびっくりのティーパックマン、カレクック、ベンキマン、カナディアンマンの4超人! 「正義の超人はお前だけじゃないぜ、ウルフマン!」と颯爽と登場し、それぞれが1体ずつ6鎗客の足止めに成功しました。ちなみに彼ら4人が仕掛けた技は、

@ティーパックマン・・・ティーパック攻撃⇒両手両足が氷の超人
Aカレクック・・・羽折り固め的な関節技⇒てんとう虫超人
Bベンキマン・・・首四の字固め⇒歯車超人
Cカナディアンマン・・・カナディアンバックブリーカー⇒フック船長超人

です。そしてそれぞれの相手を蹴散らし、「この先を通りたくば、オレたちを倒してからにしてもらおうかーっ!」と啖呵をきります。強力(?)な援護射撃を得たウルフマン、自身を含めた5人で6鎗客に立ち向かう決意をし、次回に続く、です。

 やってくれたね、ゆで先生。誰もが予想できない展開、誰もが予想できない助っ人人選。スタートダッシュで盛り上げる術を熟知しているというか、もう脱帽ですよ。ティーパックマンのティーパックが出た瞬間、誰もが頭に彼の姿を思い浮かべたと思うんですけど、意外すぎて頭が理解できずに一度「いやいやいや、まさかね」と消去しかけましたよね(笑)? 私もそうです。エッヘン(笑)。でも現実に彼は登場してしまったわけですよ。エキストラの端役ではなく、1ページまるまる彼のみで、ドーンと。まさかティーパックマンがこんな扱いをうける日が来るなんて、ノストラダムスでも予言できなかったと思いますよ(笑)? もう一度いいますね。あのティーパックマンがまるまる1ページドーン! です。1ページ全体で彼以外いません。オンリーです。破格です(笑)。

 意外すぎる展開で脳みそが追いつかないうちに、さらなるダメ押しがカレクック、ベンキマン、カナディアンマンの登場です。もう笑いが止まらないですよ、オールドファンは。そしてあの5人で敵方と対抗戦を行おうなんて勢いなもんですから、ますますヒートアップですよ。でも頭に「オマエら無謀だろ〜っ!」ってなツッコミが常駐してるんです(苦笑)。でも応援せずにはいられない。

 新しい軍団との対抗戦が起きたとき、選抜されるメンバーで盛り上がるのがこのマンガの醍醐味ですよね。悪魔超人編ではテリー、ロビン、ウォーズ、ブロッケン、ウルフのアイドル超人。悪魔種子編ではスカー、ケビン、バリはん、イリューヒン、ハンゾウのニューアイドル超人。無量大数編ではステカセ、BH、カーメン、アトランティス、魔雲天の悪魔超人軍。それぞれ登場したときのカッコよさ、衝撃といったらなかったのですが、今回は大変化球ですよ。でもたまらんなあ(笑)。

 今回の人選での特徴は、近年ピンでスピンオフ読切が掲載された超人が多いということですよ。ベンキマン、カレクック、ウルフマンがそうですよね。その余韻を活かしての人選なのでしょう。カッコよさ5割増になってる今しかないぞ、って感じ? ただ残りのティーパックマンとカナディアンマンはどういった理由なんですかね。どうやらオリンピック本選出場者というしばりを設定したようなので、そこからの人選になるわけですが、その中で知名度といじられ度がナンバーワンのカナディアンマンという結果なのでしょう。そろそろカッコイイ彼を描いてみたくなった、というゆで先生の願望もありそうです。一番の衝撃はティーパックマンですね。その他候補はスカイマン、チエノワマン、キングコブラ、キューブマン、ウォッチマンですから・・・ライバルはスカイマンくらいか(笑)。デザインがかわいらしいのと、ティーパックという武器に拡がりがありそうだから、というところでスカイマンに勝利、といった感じでしょうか。個人的にスプリングマンに共通するかわいさを感じますからね、彼には。ちなみにペンタゴンは前シリーズで格が大幅アップしてしまったので、今回は候補に入らなかったのでしょう。

 そして話の流れは対抗戦になりそうなんですが、全敗必死ですよね(苦笑)。ただ5人いるので一人くらい勝ってもいいかな、って感じなんですが、負けた超人にすごいレッテルが貼られそうでかわいそうでもあります。「あいつベンキマンに負けたやつだよ」みたいな(笑)。個人の予想ですけど、1試合2話くらいのテンポのいい試合が5試合あるんじゃないかなあと思っています。そしてその中で彼らへっぽこ5人衆(笑)の新しい魅力を振りまいて散っていく、といった展開になるのではないでしょうか。とにかく次回から目が離せないことは確かですね。

 その他気になった点は
・とたんに眉尻が上がったウルフマン。
・ウルフマンが攻撃リレーされる様は、5重のリングではじめにボロボロにされたブロッケンを思い出すな。さすがタッグパートナー(笑)。
・ものすごくバンプアップしたティーパックマン。肉体改造に成功か。ライザップ(笑)?
・「捲土重来」という言葉が大好きなカナディアンマン。
・カナディアンマンの頭が禿げてる感がすごい。
・軍団のセンターがティーパックマンという奇跡。そう、僕らは今奇跡を体感している(笑)。
・ティーパックマンが男前になっている。
・ティーパックマンの頭はタザハマさんから返してもらったのかな(笑)?
・ベンキマンがインテリに見える。
・カレクックのポーズが達人じみている。
・オメガマンは高みの見物かな?

 こんなところでーす。

 

2017年8月7日  発令!"惨殺"命令!!
 素敵すぎる(笑)助っ人正義超人たち。オメガマン・アリステラに「ザコども」呼ばわりされた正義超人軍ですが、心意気に免じて1対1の対抗戦の流れとなりました。ただしアリステラからは「惨殺の刑に処す」というおっかないオプション付です(苦笑)。5人が5人ともひどい負けっぷりを披露することになるんでしょうか。へっぽこ正義超人軍団の保護者である我々(笑)としては、彼らの行く末が心配でなりません。でも直前で殺された若き超人たちがすでにこれ以上ないくらいの惨殺をされているので(笑)、あれよりひどいやられ方はさすがにないだろう、なんて思ったりもしています。

 それ以前に彼ら5名は過去にそれなりの惨殺の憂き目にあっているので、耐性があるんじゃないかと(笑)。ウルフマンはバラバラにされているし、ティーパックマンは首をもがれている。しかも中の紅茶までウォーズマンに飲まれている(笑)。さらにタザハマさんには残りを長時間かけて飲まれている。カナとカレクックは悪魔騎士編で生命維持装置が破壊されてひからびてるし。そんな感じでね、「オレたちはそんな惨殺じゃあ物足りないぜ!」なんて食ってかかったら素敵だなあと(笑)。

 そして都合よく設置されていた5つのリングにオメガ軍団は降り立ち、正義超人軍団を待ちます。正義超人軍団は「最初に止めた相手と勝負!」ということで、それぞれのリングに散っていきました。そして5つの対戦カードが成立。その流れでオメガ軍団の超人それぞれが名前を名乗るという展開になりました。カードを列記すると

@ティーパックマンVSヘイルマン(笑い声:キカキカ)
AカレクックVSマリキータマン(笑い声:ヒュヒュヒュ、フィフィフィ)
BベンキマンVSギアマスター(笑い声:ギュイギュイ)
CカナディアンマンVSパイレートマン(笑い声:ムマムマムマ)
DウルフマンVSルナイト(笑い声:ガウガウ)

となります。新鮮なカードが並びますね(笑)。そんな中、カナディアンマンが悲愴ともいえる決意を口にしています。「見てろよ、スペシャルマン! オレはここで必ず勝って、ひと旗カナダ国旗を揚げてみせるーっ」といったものです。ここでスペシャルマンの名前が出てくるのが泣けてきますよね。ビッグボンバーズの絆って深いんですね。

 一気に5つの試合が始まった直後、サグラダ・ファミリアの地にあるモニターが突然映像を流します。そこには買い物スタイルで新宿にいるスグルの姿が。なぜスグルが? という謎かけで次回に続く、です。

 始まりましたね〜対抗戦。アリステラの「惨殺」命令が厳しいですが、意外と正義超人やってくれるんじゃないかと思えてきました。そう思った要因は、アリステラ達が彼らを舐めきった発言をしているところです。「ザコ」「ゴミ」といった暴言ですね。これって正義超人が勝ったときのカタルシスを狙った前フリじゃないのかなあ? なんかベンキマンとウルフマンは勝てるんじゃないかと思い始めてきました。特にルナイトは今回から妙にザコ臭が漂い始めているんで(笑)。2勝3敗なら一応新参超人軍の勝ち越しになるし。へっぽこ超人の意地も示せる。

 アリステラの野望は地球の支配者になることのようで。それを邪魔する連中は皆殺しというマニフェストです。う〜ん、浅い! 野望が浅い! イコール彼らはザコだ。オープニングの先遣隊だ・・・と感じています。

 そして最後のスグル。彼が今なぜに登場したのか。格好を見る限り、新宿で買出しをしていたような感じですね。リュックや手提げ袋から色んなものが飛び出してる(笑)。買い物に夢中になっていて叙勲式をすっぽかした、てな感じですかね? ただ戦闘地区と距離的に離れているのですぐには合流できそうにありませんが・・・。

 その他気になった点は
・ヘイルマンが奇面組の出瀬潔に見えてならない(笑)。
・高みの見物のアリステラ。一人でお宝ゲットしに行け。
・ルナイトがライオン系からずいぶんと変わって狼系になった。黒目も出てきた。
・啖呵を切ったティーパックマンのポーズ、カッコいい! 似合わないけど(苦笑)。
・ベンキマンがクレバーに見える。頭にウンチ載ってるのに(笑)。
・ルナイトに格負けしてないぞ、ウルフマン!
・なぜ都合よくサグラダ・ファミリアにモニターが?

 こんなところです。

 

2017年8月14日  新宿の救世主!!
 新宿に現れたスグル。そこにはミートもいました。帰省のお土産を物色しているうちに、宇宙船に乗り遅れた、というのが真相のようです。特にゲームソフト購入のために行列に並んだことが致命的だったようで(笑)。そんなアクシデントを奇蹟ととらえたハラボテ委員長は、スグルにすぐにスペインに来いと依頼。テアトル東京のシネラマを彷彿とさせる5分割の試合映像を観たスグルは、引退したウルフマンが前線に立っている事実を知り、地球に危機が起きていることを知ります。

 モニター越しにスグルと会話をしたウルフマンは「お前はさっさと家に帰れ」と憎まれ口を叩きますが、ルナイトの噛みつきを左肩にくらいそれを強引にもぎ取ります。その姿はまるでカーメンの噛みつきをもぎちぎったブロッケンJr.のよう。それを見たスグルは、決戦の地へ赴くことを決意し、次回に続く、です。

 今回は試合自体はあまり進展がありませんでした。スグルが援護射撃に向かう理由づけの回、といった感じです。となると、アリステラとスグルの対戦カードということでしょうね。だとしたらやはりオメガマンは序盤の先遣隊ですね。この試合の流れで今シリーズのバックボーンが少しずつ明かされていくのでしょうか。

 その他気になった点は
・脇坂さん、ケン広島さんは完全に「職業・超人デザイナー」ですな(笑)。
・こぼれたファミコンソフトに『キン肉マン』があるのはご愛敬として、『舛添要一 朝までファミコン』がこぼれているのには笑ってしまった。なぜこのチョイス?
・5分割の試合映像はそそるな〜。
・モニターのサイズがしっかりと4:3。
・ベンキマンがイケメンに見えてきた(笑)。
・ウルフマン、貫禄出てきた。勝てるぞ!

 こんなところです。

 

2017年8月28日  滾れ!紅茶!!
 地球のピンチにスペインへ急行するスグル。現場では5VS5の同時対抗戦が続きます。フィーチャーされたのはティーパックマンVSヘイルマン。ビルドアップ&イケメンになったティーパックマンが、得意の巨大ティーパックを振り回します。しかしヘイルマンはそれを「カキカキ」と余裕で回避。手首の氷を鋭い凶器に変えた『ブリザードハンド』でリングを刺し、一瞬にしてリングをアイスバーンリングに変化させます。そして足をスケート靴に変形させ、縦横無尽のスケーティングでティーパックマンを攻撃。足元のおぼつかないティーパックマンはピンチに陥ります。

 そしてティーパックマンの取っ手を握り、「その頭のティーカップをもぎ取ってやるぜ」回転して首をねじ切る惨殺技に移行。しかしティーパックマンは過去ウォーズマンに頭ももぎ取られたことを回想し、その反省から数年間徹底的に首を鍛えたと告白。「首をもぎ取り紅茶を飲み干すという台詞が禁句であることを教えてやる」と宣言し、鍛えた首の筋肉を盛上げ、逆回転でヘイルマンを振り落とすことに成功。そのチャンスを逃さず突き上げ式のキックで反撃して次回に続く、です。

 まず初戦はティーパックマンからですか。このシリーズのサプライズを起こした張本人ですからね(笑)。いいと思います。今回笑ったのは現地アナウンス&解説を、吉貝アナとタザハマさんがヘリから行うことですかね(笑)。それを見てティーパックマンとタザハマさんの超人オリンピックでの因縁を思い出すなあと思っていたら・・・やってくれましたよ、ゆで先生。ティーパックマンの頭がねじ切られる寸前になったときのタザハマさんが、指をくわえて「ゴクリ」とつばを飲み込んだんですよ(笑)! タザハマさん、まだ飲みたいんだよ! そんなにうまいのか、頭の紅茶って(笑)。いや〜もうね、今回はこれを見られただけで満足しちゃったな(笑)。タザハマさん・・・素敵すぎ。オリンピック当時の「まだ飲んでる」という手書き文字ツッコミに子供の頃大笑いしたのを思い出しちゃった。しかし今回のネタって、嶋田先生の原作からあったのかなあ? 中井先生のアドリブって線もあるよな(笑)。アドリブだったらグッジョブすぎるよ。

 もう一つ大きなツッコミどころとしては、ティーパックマンの修行を手伝う連中のいでたちかな。頭にみんな小さいティーカップのせてる(笑)。これは頭にティーカップをのせて格闘修行をする文化がこの地域(スリランカ?)にはあるってことですよ(笑)。なんでティーカップのせなきゃいけないのかな? この辺のセンスが『キン肉マン』らしくて素敵だなあ(笑)。

 そして弱点を克服していたティーパックマンの反撃で今回は終了。個人的予想ではテンポよい試合展開になると思っているので、あと2回くらいで決着かな? おそらくティーパックマンの新技とかも見られると思うんだけど、残念ながら負けちゃうだろうなあ。新勢力が初戦から負けるってあんまりないもんな。でも今のティーパックマン、すごく魅力的なんで残念です。

 その他気になった点は
・通常リングでない試合は久々の気がする。個人的には通常リングが好きです。
・弱点を数年鍛えるというのは、アトランティスといっしょだ。
・ティーパックマン、ブリッジしたら紅茶がぜんぶこぼれちゃうぜ(笑)。
・怒ると沸騰する紅茶。わかりやすい。

 こんなところです。

 

2017年9月4日  スペイン茶会事変!!
 ヘイルマンを蹴り上げたティーパックマン。間髪いれず頭の紅茶をこぼし、それをリングの氷で凍結させて即席のジャンプ台を作成。巨大ティーパックをスケボーのようにしてそのジャンプ台からダイブ。勢いをつけた必殺の『ティーバック・ウィップ』をとうとうヘイルマンに炸裂させます。

 「二度と食わないんじゃなかったのか?」というイカした挑発文句を浴びせ、すぐにティーバッグをつかった絞首系インディアンデスロックである『死のティータイム』を敢行。秘めた新技をはじめて読者に披露し、イケイケ状態です。しかしヘイルマンはこの状況でも余裕ある発言。「この技には決定的に足りないものがある。それは超人としての基礎腕力だ!」と、上体パワーで強引に技から脱出。とがった髪の毛でティーパックマンの額を傷つけ、ひるんだところをリバースデスバレーボム。ティーパックマンは完全にダウン。

 「なかなか凝った技だったが、非力というのは実に哀しい。お前の超人強度は30万にも満たないんじゃないのか? それじゃあオレ様には勝てない」と嘲りの言葉を浴びせます。これに発奮したティーパックマン、ダウン上体からヘイルマンの足をとりドラゴンスクリューで反撃。ティーバックウィップを狙うもヘイルマンの凍った息をふきつけられティーパックが凍結。それをブリザードハンドで破壊され、次回に続く、です。

 でましたね、ティーパックマンの知られざるフェイバリット。ティーバックをうまく利用した、彼らしい技でいいと思います。ただパワー不足であっさり破られるところがC級戦士らしくていい感じなのと同時に哀しい(苦笑)。ヘイルマンと同じ心境になります。哀しい(笑)。そして最後は象徴とも言える武器を粉砕され、絶体絶命のティーパックマン。両翼をもがれた鳥のようです。もう圧倒的不利なパターンで、惨殺される結末へむけホップステップまで進捗が完了してしまいました(泣)。

 来週あたり健闘むなしくさようならなのかな、とも思うのですが、逆転勝利へ向けての火種がないわけではないな、とも思っております。あきらめが悪いですかね(苦笑)? その根拠はヘイルマンが「勝敗は超人強度の差に依存する」とのたまり、無下にティーパックマンを蔑んだからです。これをカタルシス狙いの伏線だとすると、ティーパックマンの勝利もありえるのかな、と。少年誌では「超人強度の大小=実力差」という公式がわかりやすくて有効的に使われていたのですが、読者対象が青年、中年になった以上、超人強度が絶対ではない、というテーマに絞った闘いがあってもいいと思うんですよね。超人強度がテーマとなった試合としては、バッファローマンVSウォーズマンが代表的だと思うのですが、あれは超人強度の差が実力差である、ということを読者にレクチャーした試合だったと思うんです。ですんで今回は超人強度の差は必ずしも実力差ではない、という点をレクチャーした試合にしてみてもいいのではないかと。もし次回にヘイルマンから「オレの超人強度は3000万、おまえの100倍だ!」なんてセリフが出たとしたら、ティーパックマンの勝ちかもしれません・・・なんて幻想を抱いてしまう私でした(笑)。

 その他気になった点は
・「ボストン茶会事件」ならぬ「スペイン茶会事件」。歴史センス溢れるタイトル。
・「滾る」というワードはやはり中邑真輔から拝借なのかな?
・紅茶が一瞬で凍るということは、温度的実力ではヘイルマン>ティーパックマンなのだろうか。
・「オレは常に頭に紅茶を満たしたまま闘ってきた超人。そのためにはどれだけの平衡感覚がいることか」と自負するティーパックマンですが、なぜそんな不自由なファイトスタイルを選んだかの方が奥深い謎です(笑)。
・ダウンしてもこぼれない紅茶。平衡感覚、本当に必要なのかな(笑)?
・氷や雹を武器にする超人って、いるようでいなかったな。
・なぜティーバッグを持っている手は凍らないのか(笑)。

 悪口ばっかり書いたけど、応援してるぜ、ティーパックマン!

 

2017年9月18日  無葉の紅茶!!
 命ともいえる武器・巨大ティーバッグを真っ二つにされたティーパックマン。しかしティーパックマンはあきらめず、まずは凍りついたウィップを自身の滾る紅茶で溶かしていきます。そして半分になったティーバッグでなおもヘイルマンを乱打攻撃。しかしヘイルマンはそれを軽々と回避していきます。しかしティーパックマンの執念が実り、とうとうヘイルマンの側頭部をヒット! しかし肝心の茶葉はすでになく、空袋を相手にぶつけるという、何一つダメージを与えられない結果に。

 これで完全に打つ手がなくなったティーパックマン。ヘイルマンに腕をつかまれ『ブリザードハンド』により全身を凍結させられてしまいます。なんとか意地で紅茶を沸騰させ、完全凍結を防ごうとしますが、ヘイルマンの氷のパワーが勝り、頭まで完全に凍結。「凍結すれば鍛えた首も簡単にもげる」と、ヘイルマンの氷ラリアットともいえる『ブリザードソード』を食らい斬首葬。試合前に六鎗客が宣言していた「惨殺の刑」が実行された形になってしまいました。

 ティーパックマンの敗北に動揺するヘッポコ正義超人軍。そんな中「気落ちしている場合じゃないぜ!」と勇壮にチームを盛り上げたのは…なんとカナディアンマン! 「生きて帰れるなんてはなっから思っちゃいねぇんだ!」と、決死の覚悟を口にして次回に続く、です。

 あ〜あ。やっぱりティーパックマンが逆転勝ちするなんてシナリオは存在しなかったか…。そうだろうとは思っていたんだけどさ、登場から妙に凜々しい彼を見ていたら、ぜひとも勝たせてあげたくってさ…。途中チャンスを狙っているような目のアップがあったので、何かあるのかも、と少し期待したんですけどね。まあ現実はこうだろうなあ。でもね、最後の意地というか、前のめりの気持ちが見えたからかっこよかったですよ、彼。

 しかもね、凍結される直前に泣いているんですよ、彼。抗いきれない実力差が悔しかったんだろうな。なんでオレの超人強度はこんなにも少ないんだよ! みたいな。なんか切ないよなあ。でも株が上がったよ、ティーパックマン。好きだぜ、オレ。

 そんな彼だから、無残な姿は勘弁してあげて〜と思ったんですけど、ヘイルマン容赦ないですね。一番プライドが傷つく勝ち方をしやがりました。この出瀬潔、いつか痛い目にあわせてやるからな。ティーパックマンとの因縁を考えると…ウォーズマンでお仕置きだ(笑)!

 次の試合はカナディアンマンVSパイレートマンが濃厚。パワー対決といったところでしょうか。ウォーズマンと並ぶ100万パワーの実力をみせたれ、カナディアンマン!

 その他気になった点は
・お湯であれば、ティーパックマンの頭でしゃぶしゃぶができそうだ(笑)。
・けっこうパンキッシュなヘイルマンの後ろ髪。
・なぜ冷気がつないだ手首からではなく、離れた足下から伝わるのだろうか。
・解凍したあとのティーカップは、タザハマさんが手に入れて飲むのだろうか(笑)。
・「楓」を「カナディアンマン」と読ませるプレボのアオリ。
・パイレートマンの指はメカチックで描くのがめんどくさそうだ。

 こんなところです。ここで少し宣伝です。この『今週のキン肉マン』を再編集した電子書籍が発売されました。前シリーズである『完璧超人始祖編』の初回からウォーズマンVSポーラマンまでが載っています。また、単行本化にあたり、大幅な加筆修正をしております。さらに、特典として書き下ろしの『オレ流超人批評』が付録で巻末についています。取り上げられた超人は…ミスターカーメンです! 『完璧超人始祖編』が終了した上でのミスターカーメン評となり、サイト上でアップされているものとは異なる再批評版となっております。ご興味がありましたらぜひ。

 

2017年9月25日  武名を挙げよ!楓!!
 ティーパックマン敗北による消沈ムードを変えるべく、勇壮な言葉を発するカナディアンマン。これに鼓舞されたヘッポコ正義超人軍団はモチベーションを回復し、それぞれ動きが良くなります。ベンキマンにいたっては「最初の勝利を誰が手に入れるか競争といこうじゃないか!」と、六鎗客を相手に上から発言。ベンキマン、カッコイイ! それなのに頭の片隅に存在する「でも全員惨殺だろ、結局」というツッコミが聞こえる自分が嫌だ(苦笑)。そんな私に同意してくれる方、いるよね? 全国にたくさん(笑)。

 活気が復活して試合中継はカナディアンマンVSパイレートマンにシフト。株が上がったカナディアンマンに対し、パイレートマンは「お前ごときが吾輩に勝てると思っているのか?」「なぜこのパワーと体格がありながら正義超人軍主力になれなかった?」と、読者ですら遠慮して口にしなかった彼の傷心ポイントを(笑)ずけずけと口にして罵り、攻勢にでます。

 そんな精神的揺さぶりと物理的攻撃に一矢報いようと、カナディアンマンは強烈な左ストレートをパイレートマンのみぞおちに食らわせます。少し効いた感じのパイレートマンを見るや、すかさずもう一発・・・と攻撃をしたのですが、その拳はパイレートマンの海賊服がシャッターのように閉じ、捕獲されてしまいます。するとパイレートマンはそのままフロントスープレックス気味に放り投げる『トレジャーハントスープレックス』でカナディアンマンを豪快に投げ捨てます。そしてダウンしたカナディアンマンを踏みつけようとすると、カナディアンマンはその足をキャッチし上空へスロー。自身もジャンプしパイレートマンを捕獲すると、フライングパワーボムの体勢に。ところがこれは上空で体勢を入れかれられ、結局はパイレートマンのフライング・ボディーシザースドロップが炸裂。「この程度ではたいした実績を残せておらんのも当然至極!」と侮蔑的発言をしながら馬乗りパンチを食らわすパイレートマン。しかしカナディアンマンも強烈なブリッジでパイレートマンを弾き飛ばしました。

 そしてヨロヨロと立ち上がったカナディアンマンは「たしかに超人強度だけをみればオレは宝の持ち腐れさ」パイレートマンの罵倒を素直に受け入れます。しかし「昨日までのオレはそうだった! オレがどのくらいこの試合にかけているかわかるか? 散々バカにされてきたんだ。好きな言葉は・・・捲土重来。これ以上の恥を重ねられるかーっ!!」と、断固たる決意を見せて次回に続く、です。

 カナディアンマンの試合、罵倒され具合が痛々しくて切ない。今回のセリフはカナディアンマンとパイレートマンの口から出てはいるものの、すべて私を含めた読者が感じていたことを二人が代弁しただけですよね(泣)。彼に対する不甲斐なさ、情けなさ、ツッコミ、悪口、嘲り。ぜ〜んぶ読者が口にしていたこと。それで笑って盛り上がっていたこと。だからカナディアンマンがパイレートマンに対して「人が気にしていることをズケズケと」と言ったことは、読者に対して言っているようなものです。カナディアンマンが私たちに対して「ズケズケと言いやがって」と文句をいっているわけです。ですので謝りますね。ごめんなさい(苦笑)。でも「好きな言葉は捲土重来」は、ゆで先生が自分自身につっこんだセリフですよね? 「ちょっと言わせすぎかな」的な。とても自虐的で笑ってしまいます。

 で、問題はカナディアンマンが勝てるかどうか、という点ですが、可能性はあると思います。理由その1。パイレートマンの罵倒はカナディアンマン勝利を盛り上げるための撒き餌である。その2。カナディアンマンの決意表明。ここまで大見得切っての敗北は救われない。その3。もし勝利すれば連載から40年弱かかったという、ある種ギネス級のトピックになる。もちろんその3に関してはカレクックも同じなんだけど…。さて、次回カナディアンマンがどんな意地を見せてくれるのでしょうか。

 その他気になった点は
・パイレートマンの一人称「吾輩」。猫か。
・パイレートマンの肩当てはコンパスかな?
・最終ページに走馬燈のように記された数々の記憶が哀れすぎる(泣)。

 こんなところでしょうか。おかげさまで先週出した本が好調です。本当にありがとうございます!

 

2017年10月2日  赤く燃ゆる楓(かえで)!!
 断固たる覚悟でこの試合に挑むカナディアンマン。「地に落ちきった名誉をなんとしても取り戻す!」と、パイレートマンめがけてビッグブーツ攻撃。しかしこれはパイレートマンの『ジャケットシャッター』の餌食にあい、左足を捕獲されるも、あいた右足で延髄斬り。パイレートマンに一矢報います。

 少しぐらついたパイレートマンですがペースを渡すことはなくヘッドロック。それをふりほどいたカナディアンマンはバックに回りオースイスープレックスからのSTF。「これが生まれ変わった新生カナディアンマンのテクニカルレスリングだーっ」と、流れるような攻撃を見せます。これには吉貝アナも「あのカナディアンマンにこんな華麗なレスリング技術があったとは、正直驚きを禁じ得ません」と思わず口にしてしまいます。

 これを聞いたカナディアンマンは「なんて失礼な実況だ」とクレーム。そりゃそうだよな。これはカナディアンマンが正しいよ(笑)。そしてスペシャルマンと二人で有事に際してずっと特訓をしていたと告白。前シリーズの三つ巴の対戦でクソの役にも立たなかったことに自分自身腹が立ち、次に大きな闘いがあったときには今度こそ二人のどちらかが存在感を示してやると決意していたそうです。そして自分たちだけでなく、この闘いを志願した超人たちはみんなそうなんだとメンバーの気概を代弁。そして再度、この試合に賭ける熱意を激白。その内容がなんといっても激アツでした。

「絶対に見返してやりたい。ずっとテリーマンやロビンマスクたちに任せっきりで『お前らごときに何ができる?』って期待する気持ちすら無くしちまった世間の風潮を見返したくて、オレは今日このリングに上がっているんだよーっ!」

…どうですか。30年以上蔑まされ続けてきたこの扱いを、この一戦で大逆転してやろうとする気満々じゃないですか。しかも1ページまるまる使っての青年の主張ですよ。ここまで啖呵切って惨殺されたら、ゆで先生人でなしだよな(苦笑)。しかしこのページの主張も、すべて世間に向けて宣言しているよね。カナディアンマンはいったい誰と闘ってんの? って感じで。おそらく彼はパイレートマンと闘っているんじゃなくて、自分をバカにし続けた世間を相手に闘っているんですよね。

 しかしパイレートマンは「ちょっと気合いを入れ直したからといって圧倒的な実力差が簡単に埋まるか!」と体を反転させSTFから脱出。上空からニードロップを落とし、無造作にカナディアンマンのアイデンティティである額のメイプルリーフを鷲掴みしてのパンチ攻撃。「お前が超人の誇りのために闘っていることはわかった。だから海賊たる吾輩はその目覚めた誇りを奪い取ってやる」と攻撃方針を決定し、パンチを止めません。すると掴まれた額のメイプルリーフがみるみる歪んでいき、カナディアンマンの象徴は無残な姿に。「情けなく歪んだ額のシンボル、誇りが無残に奪われる様は、おまえのこれからを象徴するようだ」と悪態をつくパイレートマンに対し、「教えてやるぜ。オレの誇りはなぁ、そんなところにあるんじゃねぇーっ!」と、自ら額のシンボルを叩き折るカナディアンマン。サマーソルトキックをパイレートマンに食らわし、「オレとスペシャルマンからの土産だ!」とフットボールタックルを浴びせて次回に続く、です。

 前回に引き続き、今回もカナディアンマンの決意がすごい。30年以上続いた劣等感を覆すことをテーマにした試合を描くなんて、『キン肉マン』という作品でしかできないよね。もしこれでカナディアンマンが勝ったら、マンガの内容とはいえギネスものだよ(笑)。おそらく彼がヘタレ認定を受けたのはアシュラマンの「弱体チームにはご辞退願おうか」「おまえたちに名誉なんてものがあったのか?」発言からだと思われるのですが(笑)、あれがたしか1983年あたりですよね。ですんで、ヘタレ歴に換算すると34年(2017年現在)ということになります。これはね、もはや執念ですよ。マンガ(特に勝敗物)が盛り上がるストーリー作りのテクニックとして、虐げられた弱者が努力して数倍ランクが上の強者に勝利する、というカタルシステクニックは王道だと思うのですが、その仕込みに34年。ありえない年月。ワインか(苦笑)。これはもうカナディアンマンを勝たせるしかないでしょう。そしてマンガ界に伝説を作るしかないでしょう、ゆで先生。っていうか「ヘタレ歴」って我ながらひどい物言いだな(苦笑)。

 以上のことを思うに、パイレートマンが彼をバカにすればするほど、カナディアンマン初勝利の道筋が見えてくるような気がしてきました。となると、カナディアンマンの新技も用意してくれているのかな? なんて期待もしてしまいます。今のところ地味な技で対抗していますが、パワータイプの彼らしい技が見たいですよね。まさかの『カナディアンバックブリーカー』だったらどうしよう(笑)。

 もうひとつ、最近のムーブメントとして「楓」の一文字を「カナディアンマン」と読ませることにジワジワきている自分がいます。編集さんが考えたアオリなんでしょうけど、肉フリークの間で流行るのではないかと(笑)。それどころか、歴史的勝利をカナディアンマンが見事ものにした場合、年末によくやっている「今年の文字」で「楓」が選ばれるんじゃないかとすら思っています。なわけないけど(笑)。

 その他気になった点は
・吉貝アナの実況はホント失礼だよ(笑)。
・でもそれが読者一千万人の本音(笑)。
・スペシャルマンはなぜ闘いに志願しなかったのか。
・われわれの悪口はこんなにも彼を傷つけていたのか。
・オメガケンタウリ星団でも海賊が存在するのか。

 こんなところでしょうか。

 

2017年10月16日  海賊(パイレート)式最終宣告!!
 パイレートマンに胴タックルを食らわせたカナディアンマン。その流れでパイレートマンを一気に担ぎ上げ、フェイバリットである『カナディアンバックブリーカー』の体勢に。「この技は相手が大きいほどその重みが背骨に集中しダメージとなる! おまえのような相手にはもってこいの技なんだよーっ」と攻め上げます。パイレートマンは汗をかき出すも、まだ話をする余裕があり「背骨を折るのは無理だ。海賊が最も大事にしているのは船のマスト。吾輩のマストに相当するのがその背骨だ!」とカナディアンマンのクラッチを切りにかかります。

 「やはりダメか〜っ」と叫ぶハラボテ委員長を横目に「おまえがそうくるのは想定内。逃がすかよ! カナダの名を冠した必殺技から! これがこの1ヵ月の特訓の成果だーっ!」とカナディアンマンは持ち手を変化させ、袈裟型にパイレートマンを抱える変形バックブリーカーの『リビルド・カナディアンバックブリーカー』に技を移行。パイレートマンを締め上げます。「海賊がなんだ! こちとらカナダの山奥育ち。てめえの背骨がマストだってんなら、その材料の大木をぶった切るのがオレの仕事だーっ!」と口の方も絶好調。スポーツ新聞の見出し風に書くなら舌口調(笑)。流れをグッと引き寄せたように思われました。

 しかしここでもパイレートマンは「たしかにここ最近の特訓でその闘志は進化したであろうが…しかしその進化に体は追いついていない」と冷静な分析。事実、カナディアンマンはダメージの蓄積のせいか技の締めつけが緩み始め、その隙を突いてパイレートマンは技から脱出。逆に『カリビアンストーム』でカナディアンマンの脳天を打ち付けます。「ク…クソ…こんなはずじゃ…」と倒れ込むカナディアンマンを踏みつけ、パイレートマンは「降伏勧告の儀式を始める」と一方的にセレモニーを開始。額のΩマークが海賊特有の髑髏マーク(ジョリー・ロジャー)に変わり、降伏か死かを選べと迫ります。さらに降伏して目覚めた誇りを差し出し、一生Ωの民に忠誠を尽くすと誓った場合は生かしてやる、との条件をつけました。

 それを聞いたカナディアンマンは持ち前のヘタレ魂が反応したのか「ありがとうございます…助けてください…」とパイレートマンにすかさず土下座。けっきょく変われなかったのかよ…と思わせた刹那、「…なんて誰が言うかよ!」と近づいたパイレートマンに突き上げアッパー。これは避けられましたが「自分で言うのも情けない話だが、1ヵ月以上前のカナディアンマンなら喜んで尻尾を振って降伏していただろうぜ。でも今はダメだ。その提案だけは飲めやしねえ。オレは生まれ変わったんだよ…ここで命乞いなんぞしたら代わりにあの世で…ティーパックマンに殺されちまうぜ…」と今までとひと味違う、本物の決意を表明。これには委員長も「あのお前がよくぞここまで…」と感動。

 しかしパイレートマンにとってカナディアンマンのその勇壮な決意は降伏勧告の拒否と同義。「ムマムマ。わかった。それならアリステラの指示通り…遠慮なく惨殺コースに出航だーっ!」と死刑執行のスタート。カナディアンマンをショルダースルーで放り投げ、落下の際の足首を背後に捕らえ、逆さになった首を足で4の字にロックする拷問技に移行。そして次回に続く、です。

 今回はカナディアンマンの「捲土重来」が本気であることを示した回でした。フェイバリットである『カナディアンバックブリーカー』が攻略されるのを見越して次の手を用意していた点は、今までの彼のイメージを覆しているし、降伏勧告に抗う意地も見せました。この2点だけでも新生・カナディアンマンをアピールするには十分なのですが、勝ちを取りにいくためにはもう一押し欲しいですね。つまりあと一つ、とっておきの必殺技を用意しておきたいところです。あるかな?

 命乞いの土下座フェイクは「フェイクだろうなあ」と思いながら読んでいましたが、一抹の不安があったことは事実です。今までがアレですから(笑)。彼の成長・変化に一番感動しているのがハラボテ委員長というのがなかなかにツボです。出来の悪い子供の成長を心から喜ぶ、みたいな。ここはなんとか委員長を喜ばせてあげようよ、カナディアンマン。

 しかしいい感じで自分改革はできてきたのですが、最後は相手の拷問技をくらうというピンチ展開。ただ救いなのは技の掛かり始めで次回に続く、という点です。これはその後脱出からの逆転Vが期待できる可能性があるということです。ジャンクマンVSペインマンがそうでしたね。あの時もジャンクマンは絶対に負けると思いましたけど、勝ちましたからね。そう考えるとカナディアンマン、世紀またぎの夢の一勝も見えてきたぞ!

 その他気になった点は
・パイレートマンのいう「Ωの民」とはどんな人たちなのだろうか。
・パイレートマンが最後に出した技はバランス取りが難しそうだ・・・。
・「楓」を「カナディアンマン」と呼ばせることは定着したかな(笑)?
・ちなみに「重爆撃」で「ビッグ・ボンバーズ」と読みます。常識だよね(笑)。

 こんなところです。

 

2017年10月24日  背骨の行方!!
 パイレートマンのフェイバリットである『セントエルモスファイヤー』に固められたカナディアンマン。「海賊の誇りである船のマストをイメージした」というこの拷問技で、カナディアンマンは首を強烈に絞められ、背骨も折られる勢い。なんとか脱出を試みるも、技に緩みはおきません。そしてとうとう腹が裂け始めます。

 するとカナディアンマンは「すまない…オレが悪かった…許してくれ…」とこの段階で仰天の命乞い。しかし「ジョリー・ロジャー(降伏)のチャンスは一度きりだ」とパイレートマンは取り合いません。それでも謝罪を続けるカナディアンマン。「許してくれ…許してくれ…情けないオレを…お前との約束…またも果たせぬオレを許してくれ…スペシャルマン」と、謝罪はパイレートマンに対してではなく、盟友であるスペシャルマンへのものであり、己の不甲斐なさを恥じたものでした。

 これを聞いたパイレートマンはさらに技に力を入れ、カナディアンマンのマストである背骨を破壊。背が折れ曲がり、血を吐いて倒れるカナディアンマン。「なるほどお前の“誇り”。吾輩はその“宝”の在り処を少し勘違いしていたようだ。しかし…いずれにせよそれを奪ったことに変わりない」と、“誇り”を奪うことを実行し、達成したことを宣言。それと同時に心痛な表情で試合終了のゴングを促すハラボテ委員長。これにてカナディアンマンの敗北が決定。ヘッポコ正義超人軍の2連敗となりました。

 高みの見物をしていたオメガマン・アリステラの元にもどったパイレートマン。「気になるか? 今ここに向かっているあの男が」と問いかけると、アリステラは「興味がないといえば嘘になる。あのディクシアを倒したやつがどれほどのものか」と回答。さらに「残りの試合が片付くまでにやつが間に合うかどうか…」とつぶやきます。

 そして試合はベンキマンVSギヤマスターにチェンジ。腕十字で攻め込むベンキマンを、ギヤマスターが自身のギヤに巻き込ませようとすると、さっと技を解き、肩口に移動してエルボースタンプを食らわすベンキマン。その肘を捕えてコーナーに投げつけるギヤマスター。しかしベンキマンは華麗に着地。そこに突進するギヤマスター。ベンキマンが間一髪よけると、コーナーのターンバックルがジェノサイドギヤに巻き込まれ粉々に破壊されてしまいました。その威力に戦慄するベンキマンや委員長。「逃げてばかりでは勝負にならぬぞーっ!」とギヤマスターが蹴りを食らわして次回に続く、です。

 う〜ん、勝利は叶わなかったか、カナディアンマン。ゆで先生厳しいなあ! 35年越しの勝利は夢の中に…。ただ今回もフェイクをかましたカナディアンマンの心意気が見て取れました。土壇場での命乞いと思わせておいての…盟友への謝罪。これがパイレートマンに唯一残せた爪跡ですかね。気持ちではパイレートマンの軍門に下らなかったという。でもな〜…あ〜あ。今回は「まだ逆転できる、まだ大丈夫」と自分に言い聞かせながら読んでいたんだけど、腹が裂けた時点で「ヤバい」と思い、1ページ全体を使った背骨が折れるシーンで95%彼の敗北を悟り、残った5%で火事場のクソ力的復活を夢見るも、反り返って動かない彼を見てその5%が1%となり、委員長のゴング要請シーンで完全に諦めました(泣)。あのときの委員長の表情もかなり悲痛でしたよ。今回一番カナディアンマンを応援していたのって委員長ですからね、おそらく。あ〜あ(苦笑)。こうなるとあれだな、リベンジマッチはスペシャルマンVSパイレートマンしかないな。え? 普通に返り討ち(苦笑)?

 で、久々にアリステラがしゃべりました。内容は「スグルが気になる」「できたら手合わせしたい」とのことでしたが、今の対抗戦が終わった時点でスグルが到着、VSアリステラとなるのでしょうか。ただ「間に合うかどうか…」とアリステラが言っていたので、全試合終了、お宝奪取、完全撤収したあとに「間に合わなかったか!」と到着するスグルという図も予想されますよね。たしかにまだスグルVSアリステラは早いと思うし、もしそうなったらスグルが勝つことになる。そのとき六鎗客の5人は全員生き残っている可能性が高い(=ヘッポコ正義超人軍全滅(泣))ので、大将のアリステラだけ消えるという構図も考えづらいですしね。

 そして次なる試合はベンキマンVSギヤマスター。正義超人軍2連敗なので、勝敗数的にはそろそろ勝てる? という分析もできるのですが、どうもゆで先生は正義超人軍全敗を目論んでいる節もあるので(苦笑)、ベンキマンの立場も危ういかと。まあ今回クールキャラをあてがわれたベンキマンなので、冷静でイカしたセリフを連発してわれわれをシビれさせてくれることを期待しましょう。

 その他気になった点は
・見えぬ楓(カナディアンマン)の喜望峰…あおりがやたら秀逸なんですが(笑)。
・構図的無理技(笑)『セントエルモスファイヤー』を多面図で描き分ける中井画伯のおそるべき画力。
・ギヤマスターの風貌が、ミキサー大帝と被るんです、私。
・肩車からのエルボースタンプは、ジェノサイドギヤが回転したら足が巻き込まれるんじゃ…。
・なぜそんな好機をみすみす見逃したんだ、ギヤマスター。

 こんなところでしょうか。

 

2017年10月30日  インカの叡智!!
 ベンキマンに二ールキックを食らわすギヤマスター。そのままコーナーポストに上り、ダウンしたベンキマンめがけてムーンサルトプレスを放つという、その体に似合わない軽やかな動きをみせます。しかしこれはベンキマンも回避。そして「お前は私を冷たいと言ったが、私は生まれつきの無表情。その分冷静に戦況を読み解き、粛々と試合を進めていく性分でな。ひいてはそれが仲間への最大の供養となる!」とギヤマスターをロメロスペシャルにとらえるベンキマン。

 「お前の弱点はギヤの駆動が意味をなさない“安全地帯”がいくつか体にあることだ。そこをつけば…勝機は必ず見えてくる!」と頼もしいお言葉。反撃の狼煙をあげます。しかしギヤマスターは「愚か者め。可動するのは胸のギヤだけだと思うな!」と、手首・足首のバンド的なギヤを回転。ベンキマンの手足を傷つけ、ロメロスペシャルからの脱出に成功。そのままエルボーを落とした後、「今度は逃がさねえ」とベンキマンの右足をつかみ、ジェノサイドギヤの中へ。右足が巻き込まれたベンキマン、頭のオブジェ(ウンコ)を回転させ、ギヤマスターにヘッドバット。なんとかジェノサイドギヤから脱出します。しかし右足には大きなダメージが。

 その隙を見逃さず、ギヤマスターはジェノサイドギヤを回しながら突進。対するベンキマン、ロープの反動を利用した人間ロケットで対抗。しかしこれは相手のフェイバリットに自ら突っ込んでいく結果となり、ギヤマスターに捕獲されベンキの金隠しの部分を巻き込まれてしまいます。絶体絶命のベンキマン、打開策を必死に考えていると、ギヤマスターのジェノサイドギヤから飛び散った油を見てひらめきます。「生きるぞ。ベンキーヤ一族の誇り、インカの叡智が!」と、自身のベンキから大量の水を放水し、ジェノサイドギヤに浴びせかけると、その水流の強さでギヤマスターから脱出することに成功。

 「そんな水流ごときで危機を乗り切ったと思うなーっ!」とギヤマスターはいきり立ちますが、徐々にジェノサイドギヤの回転数が落ちていき、最後には止まってしまいます。「たかが水流とナメるなよ。ギヤのスムーズな回転にはギヤオイルが必要だろう。それを水で洗い流したらどうなるか?」と、冷静な表情で現状を解説するベンキマン。相手のフェイバリットを無効化し「知恵さえあればどんな難事も解決できる。それが由緒正しき文明を持つ…我らインカの誇り!」と、ギヤマスターをエースクラッシャーに落として次回に続く、です。

 やるじゃないですかベンキマン。セリフ、立ち振る舞いがインテリですよ、インテリ。インテリ超人が今ここに誕生した瞬間ですよ(笑)。なのに頭にウンコ載せてるという(笑)。でもアナウンサーはそれを「オブジェ」と言うという(爆笑)。

 今回の攻防は両者互角という感じで先が読みづらい展開ですね。ベンキマンも攻めすぎず、やられすぎずという絶妙なバランス。相手のフェイバリットを無効化したのもお手柄ですが、まあそんなにあっさりとジェノサイドギヤは無効化されないだろうな。あれはギヤマスターという超人の個性すべてなので、もし本当に無効化されたらギヤマスターはただのデクの棒となって試合を成立させられないし。あと2、3週は闘うと思うので、それはないと思うんです。

 逆にベンキマンのフェイバリットというか奥の手は『ベンキ流し』ですので、いつそれが出るか楽しみです。相手がでかいですが、あのタイルマンをもあっさりと流した彼ですからね。問題はないと思います。ただそれが破られたら勝ち目はゼロですかね。新技があればいいんですけど。でもベンキを用いた新技、見てみたいですね(笑)。

 その他気になった点は
・中井画伯はよくあんなギヤ超人をいろいろな角度から描けるな。
・なぜギヤマスターの頭は回転しているのに、目はつねに前を向いているんだろう?
・ギヤとベンキの闘い。知らない人にとっては意味不明だろうな(笑)。
・ウンコで流血させられるギヤマスター(笑)。

 こんなところでしょうか。

 

2017年11月6日  光明たる便器!!
 ギヤマスターのフェイバリットを封印し、エースクラッシャーをかましたベンキマン。「ギヤさえ止まってしまえばお前など恐るるに足りんーっ!」と、ジェノサイドギアをめがけてミドルキックの嵐。そしてよろけるギヤマスターの背後をとり「私の攻撃はまだ終わっていないぜーっ!」と勇壮なセリフからのワンハンドバックブリーカー。見事な追撃を決めるベンキマンでしたが、先ほど痛めた右足にダメージが残り、自分もマットに倒れてしまいます。

 「その足ではこれ以上の攻撃は無理だな」というギヤマスターに対し、「こ…これしき」と再度バックに回り、今度はジャーマンを狙いにいきます。しかし圧倒的な体格差のため、非力なベンキマンにジャーマンはとても無理だと思われましたが、「今ならできそうな気がする。私も正義超人のはしくれ。死んだ仲間の無念の想いを…力に…変えて…」と、なんと死んだティーパックマン、カナディアンマンの力を借りるようにベンキマン版火事場のクソ力を発動。「ギシュ…この力!」とギヤマスターを驚愕させてのジャーマンを敢行。これには高みの見物のアリステラも「ほうこいつは!」と目を見張り、試合の終わったヘイルマンやパイレートマンもその不思議な力を注視。ベンキマンは「これが正義超人の底力だーっ!」と、ギヤマスターの胸の繋ぎ目に鉄柱を差し込む形でジャーマンを完成。見事投げきりました。

 この突発的なパワー増加の一部始終を見ていたアリステラは「見たか! とうとう出たな」と発言。「あれがディクシアの報告書にあった“マグネットパワー”と並ぶ大きな力か?」とパイレートマン。どうやらオメガケンタウリの六鎗客は、マグネットパワーの他に、正義超人の火事場のクソ力にも目をつけていたようです。そして「我らのお宝はこの地下に眠る秘密だけでは不十分。もうひとつの鍵は…あの力だ! お前の諜報活動が役に立ちそうだぞディクシア」とアリステラが気になる発言をします。

 正義超人の不思議な力を引き出す、というミッションに成功したギヤマスター。ピンチと思われていましたが、何事もなかったかのように鉄柱ごとリングから引き抜いて立ち上がります。「お前のジェノサイドギヤはもう使えまい。観念しろギヤマスター」と降伏勧告をするベンキマンに対し、「笑わせる。そういえばお前はさっき文化がどうこうとか言っていたな。そもそもその言い草からして片腹痛い。お前のインカ文明などたかだか数百年の文化だろ。だがオレを構成するギヤの歴史はもっと古い。“アンティキティラ島の機械”といわれる紀元前ギリシャのギヤの集合体を知っているか? 時代にそぐわぬあまりの複雑さと精巧さを持つことからオーパーツと呼ばれている。だがそれはまさに我ら“Ωの民”のかつての繁栄の証!」と自分の文化の方か深いことをレクチャーすると、ギヤマスターは胸に刺さった鉄柱を抜き取ります。すると油分がないはずのジェノサイドギヤが勢いよく回転しだし次回に続く、です。

 ベンキマンの理詰めの攻撃および、仲間を想うことによる未知のパワーの発動。見せ場がたくさんあった回でした。やはり一番びっくりしたのは、あのベンキマンに火事場のクソ力が発動したことですかね。ティーパックマン、カナディアンマンとその力は出現しなかったのですが、ここにきて初めてヘッポコ正義超人軍にその力が備わりました。これは勝利への大きな後押しですよ。

 …と思ったのですが、オメガ軍団はそのパワーをあえて引き出させた節がある。となると、ベンキマンはまんまと利用されただけで、せっかく出した火事場のクソ力も勝利には結びつかず、無残な結末になりそうなにおいがプンプンとしてきました(泣)。う〜ん、やはりヘッポコ正義超人軍に勝利はないのか。

 そしてオメガ軍団の目的であるお宝ゲットにマグネットパワーと火事場のクソ力が必要であることがなんとなくわかってきました。ただ狙っているお宝が何なのかがよくわかりません。はじめは単純にマグネットパワーだと思っていたのですが、今回の話を聞くかぎりだと、それは手段であって目的ではなさそうです。彼らの上にはサタンがいるので、お宝とは世界を支配できる何かなのでしょうか。

 最後に起き上がってきたギヤマスターの文明講義がすごかったです。インカ文明なんて最近のことだろ、オレなんか紀元前だぜ、みたいな(笑)。そこにアンティキティラの歯車が登場したのも「そうくるか〜」って感じで。封じられたと思っていたジェノサイドギヤも復活しちゃうし、これは完全にピンチです、ベンキマン。

 その他気になった点は
・鉄柱へのジャーマンで試合終了のゴング…でも違和感はなかったと思います。
・報告書を作成するため、机に向かって事務作業をするディクシアを想像すると笑える(笑)。
・パイレートマンの海賊話といい、ギヤマスターの古代ギリシャ話といい、彼らは地球の超人なのか? オメガケンタウリ星団の超人ではないのか?

 こんなところです。

 

2017年11月13日 堂々たるクソ力!
 機能停止にしたかに見えたジェノサイドギヤが再び激しく回転し始めたギヤマスター。「そう簡単に攻略できたと思うなーっ!」と啖呵をきります。しかしベンキマンはギヤマスターのいうギヤの深い歴史とΩの民の繁栄の証が結びつかないと指摘。ギヤマスターの言葉を鵜呑みにしません。ようは遥か宇宙の彼方であるオメガ・ケンタウルス星団の超人の痕跡が、地球の文明に残っていること自体辻褄が合わない、という指摘です。

 それに対してギヤマスターは「違う!」と反論。「我らは宇宙の彼方からやってきたのではない。我々は“還ってきた”のだ!」と主張しました。彼らは元は地球の超人で、長い空白の期間を経て母なる地球に還ってきたとのこと。そして大昔に残した大事な忘れ物を取りに地球に来たそうです。そういってギヤマスターは再度ジェノサイドギヤでベンキマンを攻撃。それをギリギリで避けるベンキマン。しかしベンキマンも負けることなく自身の便器から再び水を大量放出。それに対してギヤマスターは回転数を上げて風を起こし、ベンキマンの水流を跳ね返しました。

 もはやジェノサイドギヤを止める手だてがないと感じたベンキマンは、攻撃力の薄い下半身狙いで両足タックル。しかしカウンターの膝を食らい、両手を巻き込まれてしまいます。そして両足もギヤマスターの両手にとらえられてしまい、このままギヤに巻き込まれるか、背骨が折れるかの二者択一状態。しかし「このまま負けるわけにはいかない。死んだ同志の無念は私が晴らす!」と火事場のクソ力を発動し、頭のウンコである“エラードオブジェ”を回転させ、ジェノサイドギヤに突っ込ませます。そしてオブジェを切り離し、ギヤのつっかい棒としてギヤの速度を低下させ、両手・両足を抜くことに成功。火事場のクソ力を発動させたまま延髄斬り。とうとうギヤマスターからダウンを奪います。

 そしてベンキマンはこのチャンスを逃さず、でました! 『秘技アリダンゴ』! ギヤマスターの巨体をどんどん小さい団子状に丸めていきベンキにあてがうと、最後は恐怖の『ベンキ流し』が炸裂。そして次回に続く、です。

 う〜ん、彼らは元は地球の超人だったんですね。前回私が気になったことに対する答えがすぐに返ってきました(笑)。大昔に何らかの理由で地球を離れ、何らかの理由で還ってきたと。その理由がお宝に関係していると。ちなみに気になるのは彼ら六鎗客が大昔地球にいた超人と同一なのか、それともそれは祖先の話であって、彼らは何世代も後の超人なのか。前者だとすると、年を取らない(寿命がない)完璧超人との関係がクローズアップされますね。

 そんな中、ベンキマンが火事場のクソ力を発動しまくり、最後にフェイバリットを決めました。流れ的にはかっこいいんだけど、これで勝敗が決したとは思えないです。おそらくベンキの中から脱出してきますよ、ギヤマスター。その後の仕切りなおしのバトルで彼を上回る必殺技がベンキマンにあるのか。それがポイントでしょう。個人的には火事場のクソ力の濫用が気になります。バッファローマン戦のウォーズマンみたいな。体力的な疲弊や副作用が起き、そこを突かれての敗北、なんて流れも見えるんだよね〜(泣)。ただ久々にみた『アリダンゴ』と『ベンキ流し』はテンション上がりますな。しかも引きの1ページをまるまる使っての『ベンキ流し』ですから。技自体はばかばかしいのに、なんでこんなにイカしたシーンなんだろう(笑)。

 その他気になった点は
・相手の矛盾を突く冷静なベンキマン。よっ! インテリ超人!
・わかりやすい外見のオメガ・ケンタウルス星団。
・いろいろと活躍の場がある“エラードオブジェ”(笑)。
・こうなるとただのウンコに見えなくなってくるから不思議だ(笑)。
・機を見るに敏なるベンキマン。「ここを逃がしてしまったら絶対にダメだーっ!」ってカッコイイ。
・でもうまく行き過ぎて超不安(苦笑)。

 こんなところですかね。

 

2017年11月27日 糞尿の彼方!!
 ベンキマンのフェイバリットである『恐怖のベンキ流し』が決まり、糞尿の魔境へと送られた(笑)ギヤマスター。その一部始終を見ていたアリステラは「あの力は素晴らしいな」と火事場のクソ力を賞賛。仲間のギヤマスターがやられても冷静そのものです。それもそのはず、ギヤマスターはまだ完全に流されたわけではなく、自身のギヤの力を使ってベンキマンの体を歯車化し、糞尿の世界から逆流してリングに生還してきました。

 しかしギヤマスターの生還劇も余裕、というわけではなかったようで、アリステラいわく「ありゃ必死だな」という状況であり、パイレートマンいわく「あの抵抗は芝居じゃない…すなわちあの謎の力、それほど侮れぬということだ!」という、かなり追い詰められた状況だったようです。つまりベンキマンやるじゃねえか、ということです。

 しかしフェイバリットを攻略されたベンキマンには精神的ダメージが大きく、あっさりと捕獲され力なく『ジェノサイドギヤ』の餌食に。まず両手が巻き込まれ、次に頭部、胴体、足と、まともに技を食らってしまい、ボロ雑巾のように排出されてダウン。最後の力を振り絞り、立ち上がろうとするも、とうとう火事場のクソ力も燃料切れ。「わ…私としたことが…最後に抜かった…もう一歩…あともう一歩で仲間の仇が…とれた…はずだった…のに」と、無念の言葉を搾り出すようにして絶命。この瞬間ベンキマンの敗北が決定してしまいました。これでヘッポコ正義超人軍は苦しい三連敗。残りはカレクックとウルフマンを残すのみ。

 そして場面は突然変わり、宇宙のとある辺境の星。その土地を耕す開拓超人が一人。そこにまばゆい光とともに現れたのは…なんと知性の神! そして知性の神が話しかけた開拓超人は…なんと! なんとフェニックスマン(キン肉マンスーパー・フェニックス)!! 因縁の神の登場に「何をしに来た! 二度と関わらん、そう約束したはずだ!」と知性の神に不信感をあらわにするフェニックスマン。しかし知性の神は聞く耳持たず「事情が変わった。私の古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めた。そこで再びお前の力を借りたい。お前は今日からフェニックスマンではない! キン肉マンスーパー・フェニックスとして、不死鳥の如くこの世に再び舞い降り生きるのだ!」と勝手に人の将来を指図して次回に続く、です。

 う〜ん、やはり勝てなかったか…ベンキマン。まあね、ベンキ流しで勝てたらうまくいき過ぎだもんな(泣)。ただ六鎗客から高い評価を受けた、ということを誇りにしようよ。最期の無念の言葉もせつないな〜。超人オリンピックという舞台が結んだつながりに対して、ホントに真摯だったよね。仇、討たせてあげたかったな。ただ3試合目にして火事場のクソ力を発動できたので、残り2戦でも発動するでしょ。となると、一人くらいは火事場のクソ力で勝利をもぎ取ってほしいよね。おそらく次の試合はカレクックだろうから、ラストとなるウルフマンが一番期待を持てる感じかな? でもな〜、ゆで先生的には全敗シナリオなんだろうな〜。

 そして。後半に予告もなく、脈絡もなく、いきなりフェニックスが登場したのには驚きました。彼が登場したということは、今シリーズにおけるオメガマン以上のキーパーソンだといえます。しかもまたパトロンに知性の神がつきそうなので、立場的には敵の雰囲気が濃厚です。本人は改心して関わりを持ちたくないと言っていますが、表舞台で力を発揮しようぜ、という悪の囁きにはおそらく勝てそうもありません(笑)。個人的にはフェニックスは嫌いなんで、できればシリーズに登場してほしくはなかった、というのが本音です。でも私がフェニックスを嫌う理由って、小賢しい小者感漂う振る舞いだったわけで、改心して正義超人の味方となってくれるならば、つまりキャラチェンジしてくれるならば歓迎なわけです。しかし小賢しい知恵をつける元凶である知性の神がつくとなると、やはり小賢しい敵キャラになる可能性が強いわけで。だとするとラスボス等にはなってほしくないな、という気持ちが強いです。

 また、知性の神が言う「事情が変わった」とか「古い友人の暗躍」がどういったものなのか、気になるところです。彼の古い友人って、超人の神々のことなのか、それともシリーズはじめに登場したサタンのことなのか。前者だとすれば、近々だとザ・マンが頭に浮かびますが、彼はもう野望を持ちそうもないのでないでしょう。となると他の邪悪の神か。いや、小者すぎてこれもないな。とするとサタンですかね。神とサタンが友人っていうのもようわかりませんが、今現在散りばめられているヒントだけで判断すると、一番しっくりくる。まあなんにせよ、フェニックスはまた利用されるのか、って感じでかわいそうです。

 その他気になった点は
・ベンキ流しのあとに流れる音はやはり「ポンポンポン」(笑)。
・ヘイルマンは思慮が浅そうだ。
・ボロ雑巾にされたベンキマンを見ると、サンシャインの『呪いのローラー』でボロ雑巾にされたグレートを思い出す。
・ベンキマン敗北に涙ぐむ委員長。
・フェニックス、散髪しろよ(笑)。
・フェニックスVSネメシスの見た目が似た者対決を希望(笑)。
・知性の神は何一つ改心してないな。

 こんなところですかね。

 

2017年12月4日 アリステラの追加命令!
 サグラダ・ファミリアの上で、ギヤマスターに謎のパワーにおける報告を求めるアリステラ。しかし「収穫は…なかった!」と、ギヤマスターは自身の仕事を全うできなかったため、やや心痛な表情で報告をします。この報告に対してヘイルマンやパイレートマンは「あれだけ好き放題やらせておいて収穫がゼロだと?」と、ギヤマスターに詰め寄りますが、ギヤマスターは「何かもっと劇的な変化があると期待したんだが、何も伝えられぬ自分がもどかしいほど感じるものがなにもなく…」と、歯切れの悪い報告を続けます。それを聞いたヘイルマンが「それじゃただの流され損ってわけだ」とギヤマスターに強烈な皮肉を投げかけると、両者は一触即発状態に。そこにアリステラが割って入り「まあいい。あの力を引き出しただけでもたいしたものじゃないか」とギヤマスターを一度は擁護するも、「実際最後は危なかったものな。もう少しで足をすくわれかねなかった。そうだろう、なぁギヤマスター?」と凄みを利かせ、次はないぞとでも言いたげな圧力をかけます。これには「返す言葉もない…この汚名は…次の闘いで必ずやそそいでみせる! オメガの民の…栄光のために!」と、姿勢を正すギヤマスター。

 この段階でアリステラは部下連中の気合を入れなおします。「オレたちは物見遊山でこんな遠くの星まで旅しに来たんじゃない。一戦一戦どんな相手でも気を抜くな! まだ闘っているマリキータマンにルナイトよ! 惨殺ショーはもう飽きた。これより作戦変更を言い渡す! そいつらの出す謎の力を最大限まで引き出し、その様子をオレに見せることを第一目標としろ。それができたら死んでも構わん。むしろ死ね!」とかなり荒々しい厳命をするアリステラ。それを聞いたルナイトは「人使いの荒いことだぜ。その指示はちょっと難しすぎやしねぇかーっ!?」とウルフマンを一本背負い。これを回転して着地したウルフマンはロープの反動を使ってぶちかまし。「お前の力、存分に見極めてやるぜ〜っ」とそれを受け止めたルナイトに対し、「後で吠え面かかせてやるから、覚悟しとけよエセ狼野郎!」とウルフマンの闘志に火がつきます。

 マリキータマンは「アリステラめ、相変わらずひねくれた面白い言い方をしてくれる男だ」とその命に対し一言ケチをつけるも、「だがその謎の力の発露を今初めてこの目で見た身としては興奮が収まらん」とカレクックの執拗なローキックをカットし、ハイキックと後ろ回し蹴りの2連打でカレクックをダウンさせます。そして「さぁどうした? 仲間の仇が討ちたいんだろ!」と手招きをしてカレクックを挑発すると、背中の羽を開いて飛行状態のラリアットを食らわし、上昇して頭から落下する『マリキータフリップ』でカレクックの背中にダメージを与えます。さらに落下してカレクックを追撃しようとすると、カレクックは頭のカレールーをつかんで投げる『オールスパイスシールド』で目潰し攻撃。そしてすかさず視界を奪われたマリキータマンの背後に周り込み、後ろからマリキータマンの顔面にカレールーをこすりつける『ガラムマサラサミング』。「正義を名乗る割に卑劣な手を使う!」とマリキータマンから指摘されると、「お前は何か勘違いをしているようだな。仲間の仇は討ちたいさ。でもな、友情パワーなんて品行方正なものが出てくるのを期待しているようなら見当違い、意地でも出してやるものか。そもそも今の私にはその出し方すらわからない。今の私は! 残虐超人カレクック。怒りと悲しみのみに囚われ生きた…これが本来の私の姿だーっ!」と、マリキータマンをスタンディングの三角締めに捕え、顔面にエルボースタンプの雨あられをかまして次回に続く、です。

 前回の引きであったキン肉マンスーパー・フェニックスくだりにはまったく触れられず、今回はオメガ一族の当主であるアリステラの威厳というか、怖さ、凄みが表現された回でしたね。ギヤマスターは明らかにビビッていたので、どんなにタメ口をきける主従関係といえども、心の底には畏怖があるようです。ただヘイルマンとルナイト、マリキータマンはまだまだ精神的対等を維持しているようですが。それでも「目的が果たせたらむしろ死ね」と命令できるのは、やはり当主という立場のなせる業なのでしょうかね。

 そんな厳しい命令のあと、ウルフマンVSルナイトを少し挟んで試合の焦点はカレクックVSマリキータマンに。マリキータマンがローキックを受けまくっていた展開からやっと動きが出ました(笑)。マリキータマンの見事な2段キックです。しかし…マリキータマン、デザインの完成度が高いです。シンプルでありながらとてもスタイリッシュ。個人的にはオメガ・ケンタウリの六鎗客の中で、ダントツの一押しです。昆虫チックな羽も新鮮。ペンタゴン、カラスマンに見た鳥の羽とはまた違った感じで面白い。

 対するカレクックもらしさを出していますね。まあカレールーを利用したセコい技なんですけどね(苦笑)。序盤戦だから別にいいでしょう。そしてマリキータマンが友情パワー(火事場のクソ力)に興味を持ったと知るや、「意地でも出すか」という反骨精神。この辺り、正義超人所属の残虐超人というステイタスの面目躍如というか(笑)。そうなんだよね、今回のヘッポコ正義超人軍の中で、一人だけ残虐超人出身なんですよね、彼。そしてその残虐殺法を前面に押し出して闘っていくようです。これが通用しなくなったときに…どういった展開になるのか。ただ流れ的には友情パワーは発動するでしょうね。そんな中で、アリステラが「死ね」と命令したことを考えると、ひょっとしたら六鎗客のうち一人くらいはこの命令に結果的に従うことになるかもしれないですね。もしそんなことがあるとしたら…勝つのはウルフマンで死ぬのはルナイトかな? カレクックではないと思うんだよなあ、残念ながら。

 その他気になった点は
・紅茶、楓、便器。今回の扉ページのあおりです。そこについたルビが笑いを誘う…。
・アリステラはディクシアよりも全然迫力があるね。
・しかし長い間張り手とローキックを受け続けたよな、ルナイトとマリキータマン(笑)。
・意外と身軽なウルフマン。
・『マリキータフリップ』はスカイマンの『フライング魚雷』を彷彿とさせますな。

 こんなところで〜す。そ・し・て。9月にamazonのKindle本で発売された『今週のキン肉マン 完璧超人始祖編』の第2巻が発売されました! テキストがあるからすぐに発刊できるかな? と安易に考えていたのですが、やはりそのままではとても刊行できず、かなりの修正と加筆をしています。はっきりいって、Web版とは別物になっています。おかげで3ヶ月も間が空いてしまいました(汗)。そして今回も特別付録として「オレ流超人批評」を書き下ろし掲載。選ばれたキャラは…完璧超人始祖・ペインマンです! ぜひ、お手にとってお読みくださいませ。

 ちなみに表紙はミスターカーメンです(笑)。

 

2017年12月11日 正義の洞穴!!
 場面は決戦の地であるサグラダ・ファミリアに向かって森を疾走するスグルとミートに転換。ヘッポコ正義超人軍に一刻も早く加勢するためひた走ります。その走行中、ミートの持っているポータブルテレビでティーパックマン、カナディアンマン、ベンキマンが惨殺されたことを知る二人。なおもスピードを上げなければとあせっていると、森の中にワープゾーンがあることを発見します。なぜ突然にワープゾーンが現れたのか不思議がりますが、大幅に時間短縮ができるということで、「天の助けだ」とそこに飛込みショートカットを敢行。それを物陰から見ている超人が一人。その超人は…なんとジャスティスマン! 二人が無事ワープゾーンに入ったことを見届けると、自身もどこかへ飛び去っていきました。

 そして場面はサグラダ・ファミリアへ戻ります。スタンディングの三角絞めとエルボースタンプの複合技でマリキータマンに怒涛の攻撃をするカレクック。その目つきは完全に我を失っているようにも見えます。その様を見た委員長はかつてカレクックがラーメンマン、ブロッケンマンと並ぶ“世界三大残虐超人”と恐れられていた過去を思い出します。「一度何かの拍子にスイッチが入ると人が変わったかのように暴れまわる性格で、気づいたら相手を殺していたということも往々にしてあったという。そのスイッチはどうやら“義憤”にあるらしい。過去に何があったか知らぬが誰かが理不尽に苦しめられたり虐げられたりするのを極度に見過ごせぬ性分らしくてな」とカレクックの人となりを解説。

 劣勢に回ったマリキータマンは、「調子に乗るな〜っ」と羽根を広げて旋回上昇し、カレクックの三角絞めを振りほどきます。そして落下するカレクックをパイルドライバーに捕えリングに降下するも、カレクックは両手をついてそれを防御。両足でマリキータマンのあごを蹴り上げると、ヨガ仕込みの軟体を利用したエビ反り回転アタックである『マンダラファイヤーボール』を追いうちでヒット。強烈に押し出されたマリキータマンは、またもや羽根を広げて上空へ逃れようとするも、カレクックはそれを許さず羽根ごとリバースフルネルソンに捕えてダブルアームスープレックス。さらにダウンしたマリキータマンに体をドリルにして相手を穿つ『デモリッション・アーサナー』で攻め立て次回に続く、です。

 完璧超人始祖の助っ人がとうとう現れましたよ! あの超ご都合展開のワープゾーンを設定してくれたのはジャスティスマンだったんですね。シルエットで現れたときには「アタルかな…?」と思ったんですけど、まさかジャスティスマンが現れるとは。まったくもって予想できませんでした。これを見る限りジャスティスマンはスグルの味方のようですね。やべえ、超頼りになる(笑)!

 でもって、カレクックの方はどうかというと、残虐超人スイッチが入ってイケイケ状態。ぶっちゃけ序盤のイケイケは敗北へのプレリュードなんですが(笑)、まあいいや。ここでは委員長からカレクックの人となりが詳しく紹介されましたが、大きな設定としては「義憤」ですかね。なんかもうこのキーワードだけで「カレクック=いい人」認定ですよね(笑)。「過去に何があったか知らぬが」という点は、ちょっと前に掲載されたカレクックの読切でのエピソードにつながるのでしょう。

 カレクックの技はヨガをベースにした軟体アレンジが多く、彼の個性をよりわかりやすくしていますね。直球な表現ですけど(笑)。でもそれがいい。気になるのは「カレーこぼれないんだな」という点(笑)。もうね、完全に重力を無視。これはティーパックマンも同じでしたけど。よくよく考えると、今回のメンツ、頭に何か載せている人が多いな。紅茶、カレー、ウンコ(エラードオブジェ)。こじつけだけど、ウルフマンも髷が載ってるし(笑)。チーム名を「オン・ザ・ヘッズ」とかにしてくれないかな。

 その他気になった点は
・飛べ、スグル。
・当時は高級だったポータブルテレビ。アンテナの描写が懐かしい。
・ワープホールの音は「ゴムア、ゴムア」(笑)。
・エルボーを落とすカレクックの掛け声は「ムッサァ〜! ムッサァ〜!」(笑)。

 こんなところですかね。Kindle本『今週のキン肉マン 完璧超人始祖編』の第2巻、絶賛発売中です。興味ある方は是非。

 

2017年12月18日 勝利への邪道!!
 手刀でマリキータマンの腹を穿つカレクック。その傷口にカレールーを擦り込みさらに悶絶させます。「オネンネはまだ早いぜ〜っ」と、マリキータマンをアルゼンチン・バックブリーカーの体勢にとり、さらに自身の両足を後ろから回してロック。普通は両手でロックするべきところを両足でロックした状態です。この驚異の軟体バックブリーカーである『ガンジスブリーカー』でマリキータマンを追い詰めていきます。

 この拷問技で裂けていくマリキータマンの腹。「なぜ私がかつて世界三大残虐超人と恐れられていたかこれでわかったろう」と、カレクックは理性を捨てたファイトを披露。しかし「残虐超人などそれしきのものか。オレたちオメガの民はそんなものでは倒せはしない!」と、裂ける腹をさらに自ら裂くように体をしならせ、わずかにできた隙間をついて『ガンジスブリーカー』から脱出、返す刀で延髄斬り。カレクックはダウン。

 「理性を捨てたファイト。果たして本当にそうなのか? これを見やがれ。ロールシャッハ・ドット」とマリキータマンが叫ぶと、胸の7つのホシが動き始め、何かの模様を描き出していきます。「これはお前の深層心理を表している。なるほど、黒い炎…つまりお前は根っからの血生臭い残虐ファイトを好んでやっているわけではない。仲間を殺された、恨みにかられた、極めて理性的な怒りによるもの!」とカレクックの行動心理を暴きます。心の底を覗かれたカレクックが少し怯むと、「そんな中途半端な怨念じゃあオレは倒せーん!」とその隙をついてマリキータマンはカレクックのみぞおちにキック。そして流れるようにカレクックの体にまとわりつき、胴締めとV1アームロックを複合した立ち関節である『コキネリツイスター』に固めます。

 「もはやお前の考えは全て把握した。未来を予測し攻撃を封じて確実な勝利をモノにする。お前の敗北はもう決定事項も同然なのだ、キャミャーッ!」とマリキータマンは勝利宣言。しかしそれを聞いたカレクックは怒りに火をつけます。「なめるなよ。なにが未来予測だ。ならばオレはさらに怒りの炎に身を焦がして闘おう。深層心理も何も無い、自我を失うほどの怒りでなーっ!」と、凄まじいパワーで『コキネリツイスター』を強引に外すと、颯爽とコーナーに駆け上がり、ムーンサルトプレスを敢行。しかしこれはマリキータマンの罠でした。「自我を失いすぎるのも考えものだぞ。こんな罠にも簡単にかかる」と、マリキータマンは背中から無数に針を出し、カレクックを迎撃、次回に続く、です。

 カレクックの攻撃がいちいち軟体で面白いです。『ガンジスブリーカー』とかすごく無茶なんですけど(笑)。傷口にカレールーを擦り込むのも、シリアスな試合中に場違いだとは思いつつも、カレクックなら許せる自分がいる。というか、これで「フゥゥ〜ッ」と悶絶するマリキータマンが滑稽で(苦笑)。オメガの民でもカレールーしみるんだな、みたいな(笑)。

 しかしマリキータマンもやられてばかりではなく、今回から反撃開始です。その狼煙が体のドット模様を使った心理テストから。ここでカレクックの深層心理を分析することで話をふくらませていくようなので、やはり先日の読切作品がかなり大きな伏線となりそうです。過去の心の傷を暴かれることで、カレクックのファイトスタイルにどう影響がでるのか。それはマリキータマンに有利に働くとも考えられますし、予想を超えたカレクックの動きを誘発し、逆に彼を追い詰めることになるかもしれません。

 今のところはさらなる怒りのパワー増幅をするも、それによって隙が生じ、マリキータマンの制御下に置かれている状態です。このままだとマリキータマンのいいように扱われてしまうので、それを凌駕する何か=友情パワーを発動して対抗するしかなさそうです。ただベンキマンもそうだったように、友情パワーを発動してもまだ勝てないのが六鎗客なので、残念ながらマリキータマンの勝利宣言は現実のものになるんじゃないかな…と感じております。

 勝敗とは無関係ですが、マリキータマンのフォルムが個人的にすごく気に入ってます。シンプルかつスタイリッシュ。装飾が多すぎず、少なすぎず。なんといっても様々な構図でいちいち絵になる。これは久々のヒットです。今後もっともっとかっこよくなる可能性がありますね。それだけに一見超人で終わらないことを祈ります。

 その他気になった点は
・スコヴィル値MAX!! というあおり(笑)。
・『ガンジスブリーカー』は、相手の背骨よりも自分の背骨の方が曲がっている(笑)。
・『コキネリツイスター』はペインマンの『テリブルペインクラッチ』を思い出す。
・怒りで沸き立つカレールー。ティーパックマンと一緒(笑)。
・何度も言うが、トンボをきってもこぼれないカレー(笑)。回転バケツの論理?

 こんなところでしょうか。Kindle本『今週のキン肉マン 完璧超人始祖編』の第2巻、絶賛発売中です。書き下ろし『オレ流超人批評・ペインマン』も収録されています。

 

2017年12月25日 残虐と友情の間!!
 マリキータマンの背中のトゲを被弾したカレクック。「テントウムシの中には背中の羽根が硬い毛でビッシリと覆われたものもいる。それを人は“テントウムシダマシ”と呼ぶ」と、おとなしそうなテントウムシの中にも危険な害虫種が存在することをマリキータマンが解説します。しかし「こんな害虫にやられる私ではない〜っ!」と、気合と共にカレクックはトゲから脱出。それを見たマリキータマンは「逃すかーっ」とフライングクロスチョップで追撃。カレクックはコーナーに吹っ飛びます。逃げ道を失ったカレクックに、マリキータマンは背中のトゲを勢いよく浴びせる『テントウムシクラッシャー』でサンドイッチ攻撃をすると、カレクックは大流血。

 しかし自身の流血でスイッチが入ったカレクックは「残虐超人に赤い血はつきもの。流血合戦なら…望むところだぜ〜っ、 ガラムマサラサミング〜ッ!」と、カレールーをつかんでマリキータマンの顔に擦りつけると、ひるむマリキータマン。その隙をついてカレクックはカンガルーキックでマリキータマンを突き放します。そして噴き出す血も気にせずに、達人的な構えからの手刀の連打。「キャミキャミ、このオレを後退させるとは、なかなかやるじゃないか〜っ。しかし打ち合いならオレも負ける気はしなーい!」とマリキータマンも見事なボクシング技術でカレクックを殴打します。

 「さあどうした。何が世界三大残虐超人だ!? この流血残虐合戦も軍配はもはやオレのほうに上がったーっ!」と、マリキータマンはモンゴリアンチョップでカレクックを追い詰めます。「もう残虐超人としてのお前の限界は見えた。いい加減ここらが潮時だ。まだ勝つチャンスがあるとすれば、あの謎の力を発揮するより他はない。なぁ、そうだろう。ならばとっととあの力を見せてみろ」とカレクックを挑発。「素直になれカレクック。仲間の仇が討ちたいんだろうーっ!」と、再度背中のトゲをカレクックにぶつけにいくと、絶体絶命の危機にカレクックはトゲのない部分を発見し、そこにカウンターのニールキックを見事にあわせて迎撃。さらに同じ場所にキックを追撃すると、マリキータマンは羽根を広げてカレクックの足を誘い込み、その羽根をシャットアウトして挟む『ウイングブックエンド』でカレクックの連続攻撃を封鎖。闘いの流れを譲りません。

 足にダメージを負ってダウンするカレクックは「情けない…私も…ここまでか…」と心が折れそうになります。しかしここで「カレクックーッ」とどこかで聞いた声が響きます。その声の主は…正義超人軍不動のエースであるキン肉スグル! 「しっかりしろ、まだ勝負は終わっていないぞ、カレクックーッ」とリング間際まで駆けつけ、そのエールをカレクックが驚きながら認識して次回に続く、です。

 徐々にカレクックが攻め込まれる立場になってきました。友情パワーを出すまでもなく、残虐殺法で対処しようとしていたのですが、マリキータマンに攻撃すべき方向をすべて封鎖され、逃げ道が友情パワー発動しかない状態に誘導されている感じです。カレクックもカレーの目潰しからのチェンジ・オブ・ペースを数度試みるのですが、単発で終わってしまう状態。まあストーリーの流れ的には友情パワーを出してくれないと先に進まないですからね(苦笑)。次回発動でしょうね。

 マリキータマンは力強さこそないものの、フォルムに似合ったテクニシャンといった感じでしょうか。ボクシングの技術も様になっているし、なんといってもあのテントウムシグローブがいい感じ。ちょうどね、オープンフィンガーグローブっぽいんだよね(笑)。とてもスマートだなあと。

 ペースを取り戻せないカレクックには、強力な援軍が。現場に到着したスグルにより友情パワー以外の支援スキルが何か発動すればいいのですが。特にこの両者は過去に一騎打ちをしていますからね。そのあたりの話も絡ませてくれると面白そうです。

 その他気になった点は
・マリキータマンの笑い声は「キャミキャミ」。登場時の「ヒュヒュヒュ」、「フィフィフィ」から変わった?
・カレクックの達人ポーズは迫力がある。
・でも鼻がない(笑)。クリリンと同じか。
・滾るカレー。
・「負ける気はしなーい!」とマリキータマン。ガンマンっぽい。

 こんなところですかね。次回は新年明けて1月15日。3週間も待たされちゃいます。厳しいなあ。

 

2017年12月29日(金) 『キン肉マン』ジャンプ-ベストバウトTOP10-完璧超人始祖編-
 『キン肉マン』ジャンプ-ベストバウトTOP10-完璧超人始祖編-。

 最新刊61巻と同時発売された総集編です。平成29年の12月29日、肉(29)の日に発売というシャレが効いています。内容はネット上で開催された、前シリーズ『完璧超人始祖編』のベストバウト人気投票の10試合を収録。全28試合の中で読者はどの試合を指示しているのか、とても興味がありました。

 かくいう私も投票には参加をしていて、一人3試合まで選べるというルールの中で、@悪魔将軍VSストロング・ザ・武道、AブラックホールVSジャック・チー、BステカセキングVSターボメンの3試合を選びました。@はもうね、このシリーズで悪魔将軍が出てきてから楽しみでしょうがなかった試合でしたからね。その期待感を裏切らない、とんでもない師弟対決だっただけに文句なしの1票。Aはやはり…あの驚愕のマジックですよね。従兄弟関係という裏設定のブラックホールとペンタゴンが、あんな演出で試合をするとは…予想できない展開に完全にKOされた試合でした。Bはステカセキングがターボメンの両耳にヘッドホンを設置して登場したときの衝撃で1票ですね。まさかあいつらが平成も20年を過ぎた頃に復活? という衝撃。これだけでこのシリーズの大成功が決まったな、と確信できた試合でした。

 他にも1票を投じたい試合がけっこうあったんですよ。ジャンクマンVSペインマンとか、ディアボロスVSジョン・ドウズとか、テリーマンVSジャスティスマンとか。特にね、このシリーズでキャラが急成長したスプリングマンには1票を投じたかったです。あ、もちろんミスターカーメンにも1票あげたかったですよ(笑)。でもあのひどい扱いだとちょっと厳しかったです。この行為はゆで先生への小さな反抗です(苦笑)。そんなミスターカーメンVSクラッシュマンは全28試合中28位と、見事最下位に輝いていました。しかも得票数6票。8308票集まった中でたったの6票。得票率0.07%。さすがはミスターカーメン、不遇超人の名に恥じない偉業達成。ブレないな、あいつ(笑)。その他の順位についてはぜひ雑誌をお手にとって確認してみてください。

 装丁も面白い演出です。ジャンプ本誌をそのままデザインした感じで、ぱっと見ジャンプです。ただ中身が全部キン肉マン(笑)。背表紙もジャンプそのもの。「1号」となっているから、今後2号、3号と続くのかな(笑)? 続いたらいいな。シールやカレンダーといった付録も付いていて、そのあたりもジャンプっぽいですね。個人的にはすべての試合についている、ゆで先生の「制作舞台裏話」が非常に興味深いです。当時どんな気持ちでゆで先生が作品を作っていたのかが垣間見られる良企画です。こういうのが入っているとすぐ購入しちゃうんだよな(苦笑)。まさにサイフの紐を緩める魔法(笑)。他にも『ジャンプ放送局』をパロった巻末コンテンツや、目次のページのマンガ家の一言スペースが各超人の近況報告になっていたりして笑えます。もっと細かくいうと、『ハロージャンプガイ』が『ハローマッスルガイ』に(笑)。個人的にはこの細かさが意外とツボ(笑)。

 定価550円です。売切御免だと思いますので、興味が出た方はお早めに…。

 

2018年1月15日(月) 友情の真価!
 サグラダ・ファミリアにたどり着いたスグル。「キン肉マン…来たのか?」と虫の息でカレクックがつぶやくと、「当たり前じゃい! お前らがこんなに必死で闘っておるのに…遅くなって本当にすまん!」と事情を知らなかったことを謝罪します。しかしカレクックは謝るのは自分たちの方であり、あまりのふがいなさに自分自身への怒りしか湧いてこないと卑下します。そんなカレクックをスグルは立派だといい、自分が来たからには六鎗客の好きにさせないと宣言。そしてカレクックはダウンしながらも現状をスグルに報告します。

・オメガマンは双子の兄の方である。
・彼らはサイコマンの研究施設跡地にある秘密を狙っている。
・どうやら“友情パワー”の発動原理を探っている。
・スグルは彼らにとっては最高の研究対象である。
・それだけに、自分は友情パワーを見せないよう封印している。
・結果、怒りと憤怒の心をもった残虐超人として闘っている。

 以上の業務報告(笑)を済ませたカレクックは、力を振り絞って立ち上がり、マリキータマンの目をロープに擦りつけて走る、古典的な目潰しを敢行。そしてひるんだマリキータマンの傷ついた腹部を狙った飛び蹴りを仕掛けると、「オレの腹の傷よりおまえの右足のほうが深手と見える!」とマリキータマンはカレクックの蹴り足をキャッチし、エルボーで膝を粉砕。あらためてフェイバリットである『コキネリツイスター』でカレクックを捕えて絞り上げます。それによって左の横腹がどんどん裂けるというピンチにも、「友情パワーを使わない」という初志を貫徹しようとし耐えるカレクック。

 そんなカレクックを「本当に愚か者だな。素直にお前たちの闘い方をすれば生き残れる可能性もあるものを〜っ!」とマリキータマンがさらに締めあげると、「そうだカレクック! 友情パワーは無限大じゃーっ、そんな哀しい闘いはやめてやつらに目にもの見せてやればいい〜っ!」と友情パワーの解禁を指示するスグル。それでもカレクックは意地を張り、「もっと怒りを憤怒の心を〜っ」と、あくまで残虐超人のスタイルを押し通そうとします。そんな崇高な行動を取るカレクックに対し、「お前の憤怒などただの見せかけ。真の心の底は哀しみの涙で溢れている。いくら人の役に立とうとしても、決して正しくその位置には立てない。不器用な己を呪うしかない哀しみの涙。そして今のお前もまさに・・・その哀しみの連鎖から抜け出せないままでいるーっ!」と、マリキータマンはカレクックの深層心理をえぐりだすような心ない言葉を浴びせると、完全に横腹を割いてカレクックを上空に放り投げます。

 「涙まで見せてなお残虐超人として闘おうというのならもういい! アリステラの命令に背くことになるが、武人としてその気持ち、抱いてそのまま死なせてやろう!」と、己の羽根をカッターにして切り裂く『天道羽根抜刀』にてカレクックの腹部を完全に破壊して次回に続く、です。

 やはりといいますか、カレクックの敗北が濃厚になってきました。ただカレクックの男を上げているのが、「友情パワーの秘密が狙われているのなら、絶対にその手の内はみせない」という意地ですかね。本心では残虐超人に戻りたくはないんだろうけど、大切なものを守るためならばそれも辞さず、という生き様がカッコイイです。でもって最後は己の不甲斐なさからなのか、泣いているんですよ、カレクック。この辺がねえ、切なくてねえ。

 また、オメガマンとスグルの初遭遇もなかなか見ごたえがありました。スグルは完全に「倒したはずのオメガマンがなぜ?」といった表情でしたね。それだけオメガマンという超人に思うところがあるということでしょうかね。ま、結果別人なんですけど(笑)。

 さて、このままカレクック敗北だとすると、予想されていたヘッポコ正義超人軍の全滅も現実のものとなってきました(泣)。最後の砦・ウルフマンが意地を見せるのか。せっかくスグルが来たのに全滅というストーリーは止められないのか。とても心配です、ボク(苦笑)。

 その他気になった点は
・惨殺された3超人の亡骸連写は涙ぐましいな。
・如実に減っているカレクックのカレー。
・マリキータマンもやはりあの辺りが目なのか。なんとも判然としないからな…(笑)。
・マリキータマンは精神鑑定が得意。ロールシャッハつながりなのか。

 こんなところです。

 

2018年1月22日(月) 土俵際の男!!
 マリキータマンの鋭利な羽根によってわき腹を裂かれたカレクック。そのままダウンすると頭のカレー容器が落下して真っ二つに。その瞬間カレクックの敗北が決まりました。正義超人軍団はこれで4連敗。痛すぎる結果です。いてもたってもいられないスグルはカレクックの元に駆けつけようとしますが、「この試合はノーセコンドマッチであり、片方のみセコンドがつくと公平性がなくなる」という理由で委員長に阻止されます。

 そんな忸怩たる思いのスグルに対し、カレクックは虫の息で語りかけます。「来てくれただけで嬉しい。お前には不思議な力と魅力がある…私になかったその力…この世のためになると信じ…祈っている…あとは頼んだ…」といって事切れました。

 アリステラの元に戻ったマリキータマンは「悪かったな、お前の指令は無視した」と戦況の報告。しかしアリステラは「構わん。あいつも現れたことだしな。総大将のお出ましだ」とスグルを注視すると、「お前ら全員覚悟しておけよーっ!」とスグルは勇壮に宣戦布告。さらに「弟の復讐戦に来たとでもいうつもりか!?」と問うと、「オレはそこまで弟思いではない。もっと怒れ! お前が真剣になればなるほど…オレは震えを抑えきれなくなる! 期待に満ちた歓喜の振るえでなあーっ!」と猛るアリステラ。

 そんな中「ごちゃごちゃうるせーんだよ!」と発言したのは最後に残ったウルフマン。ルナイトをがっぷり四つの状態から豪快に右上手投げで投げると、「そういうくだらねーおしゃべりはなぁ! オレが勝ってからにしやがれ!」とリング上で仁王立ち。さらに起き上がったルナイトの足をとって「ここが丸い土俵と考えればオレの優位は動かねぇーっ!」と、居反り投げを食らわして次回に続く、です。

 う〜ん、やはり負けちゃったか、カレクック。彼のアイデンティティであるカレー容器が割れたからな(笑)。前みたいにセロテープで補修したり、違う何かをのせる気力もなく撃沈です。これでヘッポコ正義超人軍は傷だらけの4連敗。やはりそういうことなのか。ただ今回、カレクックが意地でも友情パワーを使わなかったというのが溜飲を下げた唯一の行動でした。結果マリキータマンは任務遂行を放棄したわけですからね。爪跡の一つでも残してやった、ってやつですよ。友情パワーの発動の仕方が最後までわからなかった、ともいえますが(苦笑)。

 残るはウルフマンのみ。キャラのランク的には他の4人よりは上位だけに、最後の最後で何かしらやってくれることを期待します。ラストワンになって発奮したのか、今回はイケイケでしたしね。ただ彼、シングルマッチはスプリングマン戦以来だと思うので、そこら辺の実戦不足が懸念されます。ルナイトのオーバーなリアクションに「き、効いた…!!」な〜んてことにならなければいいのですが(苦笑)。

 その他気になった点は
・カレクック、平凡超人宣言。
・フォ〜フォフォ言いまくるアリステラ
・ルナイトの下あごは不自然だな…

 こんなところでしょうか。

 

2018年1月29日(月) ゼイ肉マンとフンドシ野郎!!
 居反り投げで激しくルナイトを投げたウルフマン。しかしルナイトにダメージはなく、すぐに起き上がります。そして再度鋼鉄のアゴを使った噛みつき攻撃。それを避けたウルフマンは組みついてもろ差しの状態に。ここでウルフマンはキン肉マンに長らくたまっていた不満をぶちまけます。「なぜオレを王位争奪編で助っ人に呼ばなかった」「テメーは昔からオレのことをなめてやがる」「うちの親方から左足のケガを聞いて気を遣ったというがいらぬお世話だ」と、水くさいスグルの行動を非難。そのままルナイトを張り手攻撃。

 さらにウルフマンからの不満は続きます。「困った時はどんな状態でも構わず呼べよ! オレはオメーのダチじゃねぇのか? オレなんかじゃ戦力にならねぇってのか? たかが一回オレに勝ったくらいで調子に乗るな!」とまくし立て、その苛立ちをぶつけるようにルナイトに頭突きと、一方的に攻め立てます。

 それに対してスグルは「私に負けたクセに偉そうに! そこまで言うんなら絶対に勝てよなぁ、この万年フンドシ野郎がぁーっ!」と言い返します。「当たり前だ! わかってきたじゃねぇか、それでこそこのオレと堂々タメ張ってきた…日本代表ライバル同士ってもんだぜーっ!」とウルフマンが言うと、その隙をついてルナイトが左上手投げ。しかし「オレを投げようなんて100年早い!」とそれをかわしてバックフィリップのような『撞木(しゅもく)反り』でルナイトを逆に投げつけます。

 「これが相撲の勝負ならオレの圧勝続きだぜーっ!」と啖呵を切ると、ルナイトはベアクローのような爪を出してウルフマンを切りつけ、「テメーは勝手に相撲のルールで闘ってな! こっちはオレ様のルールでいかせてもらうぜ!」と、雄叫びをあげながら髪を振り乱し野生化します。足の爪も伸ばし、その足でキック攻撃。ウルフマンを切り裂きます。しかしウルフマンは2撃目をかわし、またもやがっぷり四つの相撲勝負にもっていくと、ルナイトは組み合ったままなんと巨大化していき次回に続く、です。

 今回はスグルとウルフマンの本音のキャッチボールがメインでしたね。とくにウルフマンの方がこだわりが大きかったようで、戦力外通告を受けた過去に対する不満をぶちまけています(笑)。ただ「なめてやがる」「戦力にならねぇのか?」という彼の不満は、そのまま読者の気持ちの代弁ですよね。これってカナディアンマンの試合のときも同じようなくだりがあって、ウルフマンに対する世論を本人が口にしてしまった状態です。ストーリー上はスグルが責め立てられていますが、本当は読者のみんなに対する不満と捉えていいと思います。というか、ゆで先生に対する不満ですかね。だってウルフマンを一番「なめている」のはゆで先生…だもんね(苦笑)?

 ただウルフマンの名誉回復のため、王位争奪編では一応スグルがスカウトに来たという後づけ設定が追加されました。左足のケガを心配して泣く泣くスグルはウルフマン招集を断念したんだよ、という理由です。これにより「ウルフマン=戦力外」という、30年間キン肉マンの教科書に書き込まれていた公式が削除されることになりました(笑)。カナディアンマンもそうですが、今回の対抗戦のテーマは不遇超人に対するゆで先生からの謝罪、もしくはみそぎがメインなのではないかと思えてしまいます。彼らのステイタスアップを手土産に不遇キャラに許しを請うという。もしくは不遇キャラの待遇改善施策ですかね? 社長(作者)と労働者(キャラ)の労使交渉の結果、労働者側が待遇改善を勝ち取ったとか(笑)。もしこんなのがあったらすげえ労働組合だなあ(笑)。

 まあこんな感じでウルフマンのステイタスも少しアップしたとは思うんですが、個人的には左足のケガだけではちょっと弱いかな、と思ってます。なぜならキング・ザ・100トンに体中の骨をバラバラにされたテキサスのヤンキー超人や、マリポーサに大やけどさせられた英国紳士超人は、気遣いを受けることなく普通に招集されていますからね(笑)。それ以上に、ボロボロ状態の子どもまで招集されていますので、左足のケガだけじゃあちょっと…やっぱりこれって戦力外通…いや、やめておきましょう。もう終わったことです(笑)。

 今回のやりとりを見ていると、ウルフマンはスグルとの関係性を超人オリンピック時代まで戻したいんだろうな、と思いましたね。日本代表のライバル同士でバチバチやっていた頃ですね。あの頃のウルフマンの新鮮さ、期待感を復活させたいというか。そのためにはやはりここはルナイトに勝つしかないでしょう。スグルの「絶対に勝てよなぁ」発言が勝ちフラグだといいんですけどね。

 ちなみに相手のルナイトは、今回一方的に攻撃を受けていながらまったくのノーダメージ。もう少し苦しんでもらいたいんですけど、ウルフマンはすぐに「効いた」と勘違いしちゃう人(笑)なので、これはこれで結果的にはよかったのかな。ウルフマンが油断しなくて。そして隠していた特技が巨大化のようです。巨大化…連載初期ではよくあったこの表現技法ですが、超人プロレスの試合では封印していた特技ですよね。それをこの段階であえて出してきたことにどういった意図があるのか。ひとつ間違えるとしらけてしまう特技なので、ここは慎重な表現を期待したいところです。

 その他気になった点は
・ウルフマンのブリッジ越しに見えるベンキマンの亡骸。シュールすぎてカワイソス。
・コヨーテ部屋の看板は「鼓世手部屋」(笑)。
・相撲に付き合ってくれるルナイト。
・個人的にベアクローのまがい物はこれ以上増やして欲しくない…。

 こんなところでしょうか。

 

2018年2月5日(月) 大横綱の意地!!
 組み合った状態で突如巨大化をはじめたルナイト。ヘイルマンやパイレートマンの話によると、もともと地球の寒冷地に祖先をもつルナイトの遺伝子が急速に目を覚まし、もともとのサイズに戻ったということ。“ベルクマンの法則”で「同系の恒温動物間では寒冷地に育つ種族ほど巨大化する傾向がある」というものがあり、それが関係している様子。それについてアリステラは「ルナイトの変化が早々に起こったということは、地球はもはや“住みよい星”ではなくなっているということかもしれんな。なんとも哀しい皮肉だ」と否定的な意見を口にします。

 巨大化したルナイトはよりパワフルになり、ウルフマンの下手投げ、掬(すく)い投げをともに残します。逆にウルフマンを吊り上げ、豪快に投げると、ウルフマンはロープをつかんでリング内に踏みとどまりますが、すぐにルナイトは追撃のラリアット。ウルフマンはそれを食らいながらも回転して着地。見合った両者は豪快に真っ向勝負のぶちかまし。超人相撲横綱としてこのぶちかまし勝負で負けるわけにはいきませんが、巨大化したルナイトのパワーに押されてはじき飛ばされるウルフマン。これには「パワーを売りのウルフマンがパワー負けしておる」と驚愕。

 攻勢に立ったルナイトは長い尻尾で相手に打撃を与える『狼尾鉄鞭(ろうびてつべん)』でウルフマンを攻め立てます。劣勢に立ったウルフマンの隙をついて組みつき、「そろそろわかったろ、ここが丸い土俵ではなく四角いジャングルであることがーっ!」と、ルナイトはウルフマンをショルダースルーで放り上げ、空中でウルフマンの両足と首をクラッチして落下する『ルナイトボム』を強烈に食らわします。これには今まですべての技に耐えていたウルフマンもとうとうダウン。大相撲としては敗北の形に。さらにルナイトは「大横綱さんよ、四股ってのはこうやって踏むのかよーっ!?」と、ウルフマンの顔面にダメ押しの踏みつけを加えます。

 それを見た委員長は「相撲勝負でこんなに綺麗に投げられたのは、超人オリンピックでのキン肉マンとの対戦以来だろう。ショックは大きいはずだ」と、ウルフマンのプライドが深く傷つけられたと推察。そんなこともお構いなしに、ルナイトは二発目の四股を踏むと、その足裏をつかんだウルフマン。「このウルフマンをナメてもらっちゃ…困るぜーっ!」と起死回生のドラゴンスクリューを仕掛けます。しかしルナイトはその足をうまく外し、逆に『狼尾鉄鞭(ろうびてつべん)』を渦巻き状にしてウルフマンに絡ませると…なんとその姿はウルフマンにとっては忌まわしき必殺技である『デビルトムボーイ』と酷似した状態に。それを見たスグルが「い…いかん、これはーっ!」と叫んで次回に続く、です。

 巨大化という試合をしらけさせる危険性のある特技を披露したルナイトでしたが、サンシャイン程度で止まってよかったです(笑)。これが10メートルくらいになっちゃったらどうしようかと思ってました。これならまだ許容範囲です。ただここからは得意の相撲競技でもルナイトがウルフマンを凌駕しはじめ、ウルフマンはジワジワと追い詰められてきました。渾身の投げを残され、逆に吊り上げられ振り回される、立会いの勝負に負ける、そして豪快に投げられる…試合展開では完全に黄色信号です。

 そしてなんといっても今回は最後のヒキでしょう。もうね、こういった演出をしてくるのが素晴らしいですよ、ゆで先生。ルナイトの尻尾がらせん状を描いた瞬間に「まさか…」と思いましたけど、やはりそのまさかで(笑)。ページめくったらなんか興奮しちゃいましたよ。ウルフマン一番のトラウマ、イコール読者のトラウマなんですけど、それを持ってくるかあって。

 でも個人的にはこれを見てウルフマン勝利のチャンスもあるかな、と思いました。というのも、このトラウマ演出はどう考えてもウルフマンへの試練であり、過去の失態を清算するチャンスを与えてくれた演出ですよ。つまりこれを乗り越えて成長したウルフマンが描かれることになるわけで、その勢いでルナイト撃破もありかと。ですのでかなり楽観的に見ています(笑)。

 その他気になった点は
・ルナイトの人工的なアゴは遺伝のようです。
・ルナイトは黒目がなくなってから精悍さが少し増したかな?
・『狼尾鉄鞭(ろうびてつべん)』でウルフマンを巻いたのはいいけど、ルナイトはそのまま空中浮遊するのかな?

 こんなところですかね。

 

2018年2月19日(月) 屈辱の選手交代!?
 過去に辛酸をなめた『デビル・トムボーイ』に酷似した技である『ウォルフガングスパイラル』を決められ、絶体絶命のウルフマン。当時の悪夢を思い出し、スグルはウルフマンが肉体的にも精神的にも危険であると焦ります。しかし委員長は「ヤツなら大丈夫じゃ!」と落ち着いた表情。その理由を以下のように述べます。

・ウルフマンの最大の強さは心技体の“心”の強さである。
・超人相撲でも順風満帆ではなく、敗戦のたびに強くなった。
・その秘訣は競技に対する“謙虚さ”である。
・謙虚な姿勢で敗戦を見つめ直し、大横綱となった。
・あの敗戦はたしかに屈辱だった。だから大横綱への原動力となった心技体の“心の領域”の神髄を信じよう。

というもの。それでも締めつけられるウルフマンを不安げにスグルが見ていると、ウルフマンは「なんてしけた面しやがる。オレの昔の失態を思い出しているような不安まる出しでよぉ…」と忸怩たる表情。そんな中ルナイトは「お前みたいなロートルには興味はない。今からでもキン肉マンと選手交代する気はないか? オレはあいつと闘いたい。キン肉マンとやらの実力がどれほどのものなのか!」と、ウルフマンを侮辱する提案をしてきます。

 それを聞いたウルフマンは「ナメてんじゃねぇぞ〜っ、どいつもこいつもキン肉マンキン肉マン…だけどオレは昔っからなぁ…アイツと比較されることが一番腹立つんだ! 同じ日本のライバルなんだ。なのにいつの間にかアイツだけが遠いところに行っちまったみてぇにもてはやされて…アイツもアイツであんな心配ヅラしやがって…ああ〜っ気に入らねぇ!」とイライラ度MAX。両腕を螺旋の中にねじ込み、「オレは心配されるほどヤワでもなけりゃ老けこんでもいねーんだよ!」と、内側からルナイトの尻尾をこじあけ「ドスコーイ!!」という掛け声とともに鋼鉄の尻尾を引きちぎって脱出し、強烈なぶちかましを敵の顎に炸裂。スプリングマン戦の同じ轍は踏みません。

 しかしルナイトはすぐさまウルフマンの痛めた左足首に噛みつき、引きちぎります。弱点を攻撃されたウルフマンはダウン。すると「もう見ておれん! 選手交代じゃーっ」とスグルは絶叫。しかしこれがウルフマンの癇に障り、「ナメんなって言ってんのがわかんねぇのか、このボケナスがーっ! オレはお前と交代しねぇ。この一番永世横綱の意地にかけても必ず勝ってやる…オレに勝たせてくれ」と起き上がって立合いの構えをとりスグルに一喝。これにはスグルも気圧されます。

 ただそのためには友情パワーを放出しなければ勝てないこと、その行動が相手に分析され、その後の闘いで正義超人にとって不利に働くかもしれないことをウルフマンは懸念しますが、それでも六鎗客がいくらパワーアップしようとも「お前がいりゃ勝てるよな、キン肉マン?」と、スグルに後を託します。「当たり前じゃい! 私を誰だと思っとるんじゃ〜っ」と快諾したスグルに対し、「決まってんだろ。オメーはオレにとって最高のダチ公ってことだーっ!」と、一気呵成に『ルービックキューブ張り手』を繰り出し次回に続く、です。

 いや〜衝撃的な前回の引きからの続きでしたが、これウルフマン勝てますね。勝てないにしても、ルナイトを最悪道連れにすると思いますよ。何個か勝ちフラグ的会話がなされていると感じますもんね。

 まず委員長のウルフマン評。これかなり評価が高いです。過去の屈辱を謙虚に受け止め、それを乗り越える心の強さがあると評していますから、今回は汚名返上の闘いであることが示唆されているわけです。となると、負けはないだろうと。屈辱技に対するトラウマは今回払拭しましたので、次は勝敗における汚名を返上することになるわけで。さらにスグルとの会話でダメ押しですよ。「意地にかけても」「必ず勝つ」「勝たせてくれ」と、3つのフレーズから成り立つ勝利への元本保証。もう間違いない…といいつつ、ブロッケンJr.VSサイコマンの元本保証が覆された例もあるからな〜。ゆで先生はあなどれないんだよなあ(苦笑)。でも…一人くらい勝たせてあげてよ、へっぽこ正義超人軍からさあ(笑)。

 しかし今回はウルフマンとスグルの会話が熱い。超人オリンピックでバチバチやりあっていた頃に戻ったみたいでワクワクしてきましたよ。今回だけでもウルフマン株が急激に戻ってきた感があって嬉しくなります。個人的には「お前がいりゃ勝てるよな?」という信頼関係がすごく男気があって好きですね。このまま『ルービックキューブ張り手』からの『合掌ひねり』で勝ってもらいたいです。

 その他気になった点は
・超人相撲は服を着て相撲をとってもいいのね。
・髷を結う前のウルフマン。ロン毛。
・今回はウルフマンの見せコマが満載です。立合いポーズでの啖呵、カッコイイ。

 こんなところでしょうかね。

 

2018年2月26日(月) 起死回生の檄!!
 スグルとの会話のやりとりで気力が増大し、怒涛の張り手ラッシュをルナイトに浴びせるウルフマン。これにはルナイトの鋼鉄の仮面も歪んでいきます。ウルフマンは勢いに乗じてロープ際まで追い詰め、とどめの一撃をくらわそうとするも、痛めた左足に激痛が走り不発。逆に『メタルバイト』で右腕の肉を噛みちぎられてしまいます。「一気に形勢逆転だな。唯一のチャンスをふいにするとは、よくよくツイてないやつめーっ!」とルナイトは逆転の喉輪落とし。

 ダウンを喫したウルフマン。しかしここでスグルの激が飛びます。

「お前絶対に勝つって言っただろうが!」
「名横綱とまで言われた日本男児が男の約束を破るつもりか!」
「このヘナチョコリキシマンがーっ!」
「私の交代をお前は拒否したんだ。なのにそれで負けたりしたら…私は一生お前のことを死ぬまで笑いものにしてやるわーい!」
「それが悔しかったら約束どおり絶対勝てよ! お前ならできると思ったから任せたんだ!」
「それなのに何が永世横綱じゃ、聞いてあきれるわ、このエセ横綱めーっ!」

と、怒涛の愛あるディスり。当然の如くウルフマンはこれに反応し、「あのブタ鼻野郎…!」とロープに手をかけ、「アイツにああまで言われりゃ…これ以上…絶対に恥は晒したくねぇーっ!!」と起き上がって立合いのポーズに。その体からは友情パワー発動を示す発光現象が起こります。待ってましたと反応するアリステラ。

 「おかげで気合十分だぜ」とあらためて張り手を繰り出すウルフマン。再度噛みつきを狙ったルナイトの下顎を意に介さず破壊。今度はパワーが違います。「さあ再開といくぜーっ!」と怒涛の『ルービックキューブ張り手』。ルナイトがダウン寸前でふらつくと、「よっしゃ、ここだーっ!」とフェイバリットの『合掌ひねり』へ。しかしここで今度はオメガ軍団のアリステラからルナイトに対し激が飛びます。「このままの敗北は許されんぞルナイトーッ! ようやくその力を引き出したんだ。お前にも六鎗客としての意地があるなら、そこを粘りぬき目の前の力をモノにしてみせろ! それとも我々の使命を忘れたかーっ!」と叫ぶと、ルナイトは『合掌ひねり』の円運動を、足の爪をリングに食い込ませることで防御。そして「オレたちには使命がある!!」と雄たけびをあげると、ウルフマンのパワーが乗り移ったかのようにその肉体が…発光していき、次回に続く、です。

 信頼しあう二人がお互いの悪口を言い合って力を高めていく、といういい構図でウルフマンが復活。しかもスグルがウルフマンへのハードルをどんどん上げていくようなディスりをすることで、彼の勝ちフラグもどんどん不動のものに…と思ったんですけど。思ったんですけどね。アリステラの激によってちょっといやな空気になってきてしまいました(苦笑)。ウルフマン勝利への激の上からさらに蓋をする激、とでもいうんですかね。後から蓋をしたほうが有利という法則が発動してしまいそうで。

 六鎗客が友情パワーの秘密を探っていることはオープンになっていますが、こんなに早くその能力まで取り込むメンツが出てくるとは…これで試合展開は五分五分に持っていかれてしまいました。というか、四分六分かな? ベンキマンとか友情パワーを発動させても勝てなかったから、その補正を計算に入れると三分七分? ああ、いやだ、やはりヘッポコ正義超人軍は惨殺全敗なのか(泣)。

 ま、それは今後の展開を見守るとして、今回よかったのはやはりスグルとウルフマンのかけあいですよ。仲間に罵詈雑言を浴びせて奮起させ、眠れる力を解放するというこの構図…まさに70〜80年代の名ドラマ『噂の刑事トミーとマツ』を髣髴とさせるシーンです。あれ? ちょっと古いかな? え? ちょっとどころじゃない? まあいいよ、わかんない人はググってよ(笑)。でもそんな展開なんだよ、ホントに(笑)。

 だからここまでケチョンケチョンに言われたウルフマンが負けるって考えたくないんですよ。だってかなりしつこく罵倒していますよ、スグルは。ウルフマンを発光させるには、上にあげたセリフのうち半分くらいでも十分だと思うんだけど、それを大きく上回る悪口ですからね。これで負けたら言われ損ですよウルフマン(泣)。それこそ本当にエセ横綱の烙印を押された上に、一生笑いものにされる危険性があります。あ、ひょっとして試合後に即死亡するから笑われるのは一瞬ってことですか? それならいいだろうってことですか? そうなんですか? ゆで先生!

 その他気になった点は
・「鋼鉄の仮面」って…ルナイトのそれはマスクなの? たしかにビスで止めてるなあ。
・「ヘナチョコリキシマン」と、思わずアニメバージョンの名前がオーバーラップ。
・陰影のついたアリステラの表情はなかなか迫力がある。
・『合掌ひねり』で37年ぶりに勝たせてあげたかった…。

 こんなところでーす。

 

2018年3月6日(月) 影なき土俵!!
 ウルフマンの友情パワーによる発光現象が、己の体にも乗り移ったルナイト。それを見たアリステラは「でかしたぞ。その力オメガの民が真に使えるものなのかどうか、存分に暴れてこのオレに見せてみろーっ!」とルナイトに指令を出します。するとルナイトはウルフマンの両手を外し「オレたちの“使命”は絶対!」と、逆に掟破りの『合掌ひねり』を敢行。自身のフェイバリットをくらってダウンするウルフマン。その発光現象も消え始めてしまいます。

 非情なダウンカウントが唱えられる中、ハラボテ委員長はピンチのウルフマンを見てあることに気づきます。「よく見ろ! 弱まってはいるが、ウルフマンの発光現象はまだわずかに残っておる! まだ望みはある! それに賭けるんじゃ。ヤツの頑張りに!」と、まだ終わってはいないとポジティブな意見を出します。しかし正義超人軍の専売特許であるあの力が、あっさりと吸収されたことについてはミートも大きな疑問を持っているようで、スグルも「私もそこが一向に解せん。ヤツらのいう“使命”とは一体なんなんだ!?」といぶかしみます。

 ダウンしたウルフマンは「情けねぇ…これが体力の限界ってヤツなのか…? そうなるとこの試合…」と、あきらめ思考が先行し始めます。するとそこに現れたのは散ったはずの同士4超人。「だからってあきらめんのかよ?」「オレたちの捲土重来の闘いはまだ続いているんだぜ?」「お前がギブアップしない限りな」「全員が生き残れるなんてハナから思っちゃいなかった。それでも我々は行動を起こした! そこに意味があることを信じて。お前が…勝ってその意味を証明してくれ。あきらめるな!」と、ティーパックマン、カナディアンマン、ベンキマン、カレクックが次々とウルフマンを奮い起こす言葉をかけます。そしてその4人が消えかかると「逝くんじゃねぇ、お前ら!」と叫ぶウルフマン。それに答えたカレクックが発した言葉は「お前はまだこっちに来てはいけない。残ってキン肉マンのそばに…いてやってくれ」というもの。

 それを境に意識を回復したウルフマン。「ホントそうだぜ。アイツのそばにゃまだオレ様がいてやらねぇと…残ったオレがひとりにさせちまうようじゃあ、友情パワーもクソもねぇもんなーっ!!」と復活。と同時に友情パワーの発光現象も復活します。「何度立ち上がってこようが結果は同じだーっ!」とルナイトが突撃すると、リング中央で強烈なぶつかり合いが発生。これはややルナイトに分があり、そのままもろ差しの状態に。「この新しく手に入れたパワーをとっくり味わえーっ!」とがぶり寄ると、それに耐えるウルフマン。「そんな攻めは山ほどくらってきたんだよ! 土俵際の競り合いこそ超人相撲の真骨頂! そこで生まれた新たな力がどう作用していくか…それを骨の髄まで知っているから人はオレたちを力士と呼ぶ! その力士の頂点に君臨する横綱の技、エセなんかじゃねぇことを目にもの見せてやるーっ!」と大絶叫。

 するとウルフマンの背後には他のヘッポコ正義超人軍の4人が。死してなおウルフマンに力を貸します。その力を得たウルフマンはルナイトのもろ差しを切り、ルナイトを持ち上げ上空に放り投げると、うつぶせに落下するルナイトの上に乗り、その両手を手綱のように捉える落下技『不知火・雲竜投げ』の体勢に。「ドスコーィィイーッ!!」と強烈にルナイトをリングに打ちすえて次回に続く、です。

 お? お? おお〜〜〜っ!? この展開、ウルフマンきたんじゃないですか? 37年ぶりの公式戦勝利が見えてきたんじゃないですか? ルナイトの友情パワー吸収で一時はあきらめかけたのですが、そこはやはり「あきらめたらそこで試合終了だよ」ですよ(笑)。って安西監督じゃなくて、その言葉をウルフマンに投げかけたのが、先に逝ったへっぽこ4人衆ときた。

 この死んだ超人が精神世界から助力するという正義超人軍のお家芸。「肉体は滅んでも精神は不滅じゃ〜っ!」ってやつですよ。これが発動したらもう大丈夫ですよ。リーチ。勝利へのリーチ確定(笑)。へっぽこ正義超人軍の大将が一矢報いる意地の一勝、まったなし。

 でも前回の展開から絶望で迎えた今回でしたが、けっこう早い段階で持ち直しましたね、ウルフマン。掟破りの『合掌ひねり』をくらった直後の委員長の一言「あの発光現象はわずかに残っておる」で「繋がった!」と思いましたから。まさにワラをもつかむ勝利への細い糸。もしくはテリーマンのリングシューズの切れそうで切れない紐。もう委員長ったらグッジョブ(笑)! そして精神世界からの激励と展開されたから「きたきたきた〜っ!」って感じでしたよ。まさに三途の川の手前でおばあちゃんが「お前はここを渡ってはいけないよ」という夢を見て蘇生するというこの構図(笑)。

 そして最後はウルフマン史上もっとも勇壮でかっこいいセリフをはきながらの新技『不知火・雲竜投げ』での引き。これは決まったでしょう、さすがに。もしこれで次回ルナイトが復活して逆転したら、マジ石投げるからね、ゆで先生(笑)。あと最新巻62巻が発売中です。へっぽこ正義超人軍の闘いを復習だ!

 その他気になった点は
・ルナイトの瞳に映るウルフマン。
・今回は両者発光しっぱなしで、トーン処理が大変そうだな…。
・六鎗客はマグネットパワーと友情パワー、どちらの秘密を優先して知りたいんだろう?

 こんなところです。

 

2018年3月12日(月) 土俵際の友情!!
 新技『不知火・雲竜投げ』をルナイトに決めたウルフマン。強烈にマットにたたきつけれたルナイトはリング下まで転がってダウン。起き上がるそぶりが見えないことを確認し、ここで委員長が試合終了を宣言。ウルフマンの勝利が確定しました。これにてへっぽこ正義超人軍は一矢報いる勝利をもぎ取る結果に。

 試合終了後になんとか立ち上がったルナイトでしたが、足元がよろめきサグラダ・ファミリアから落下しそうになります。しかしそれをすんでで救ったのはウルフマンでした。なんとか右手でルナイトの左手をつかみ落下を阻止。「いくらお前たちが血も涙もない侵略者だとしても、リングの外で死ぬのを見過ごすわけにはいかねぇんだよ。それがオレたちのルールだ。さあ上がってこい!」とルナイトを引っ張りあげようとします。それに対し「フザけるな! この偽善者どもめ! お前らごときに命を助けられるくらいなら…オレはオメガの誇りを胸に…自ら…死を選ぶ!」と、空いた右手の爪で命綱であるウルフマンの右手を攻撃。するとウルフマンの手が外れ、ルナイトは高層部から落下することに。「だが…不思議とお前との勝負は楽しかった。さらばだ横綱さんよ」と、闘い自体には充実したことを告白してルナイトは地表に激突して息絶えてしまいました。

 場面は変わって日本。夜更けの国立超人博物館内。超人オリンピックのチャンピオンベルトを始め、テリーマンのシューズやロビンの鎧といった、これまでの歴史にゆかりあるアイテムが並ぶ中、運命の5王子のマスク展示の前に集合する4超人の姿が。「そうか、貴様たちのところにも現れたか」「うむ、二度と関わるまいと思っていたが…」「ああ、仕方あるまい」「あのような話を聞かされてはさすがに見過ごすわけにはいかぬ」と、何やら話し込むメンバーの一人はフェニックスマン。そうなると残りはゼブラ(パワフルマン)、ビッグボディ(ストロングマン)、マリポーサ(盗人ジョージ)であることをにおわせ次回に続く、です。

 勝ちました! ウルフマン! いや〜ほっとした(笑)。ゆで先生、最後までわかんないから(苦笑)。しかし感慨深い勝利だね。20世紀に株価を大暴落させていたウルフマンのV字回復勝利。今回は文句なしだもんなあ。スピンオフ作品を除けば、初めてまともに勝ったんじゃないかな? キューブマン戦はねえ、あれだし(苦笑)。

 ぶっちゃけ今回の対抗戦はどの正義超人が勝っても歴史的勝利だった中、ゆで先生の徹底した、まさに鬼ともいえる非情さでの惨殺連敗ストーリーテリングに、われわれ読者は約8ヶ月ほど落胆を繰り返してきました。「やはり全滅なのか、あいつらは…」なんて最悪の予想が脳内を支配しつつある状態での、意地の勝利だからこそ価値が高い。ゆで先生のハンパないじらし作戦には頭が下がりますよ。つーか、長い! じらしが長すぎる! ドSだな、ゆで先生は(笑)。

 でも8ヶ月前の文章を見ると、「ウルフマンの死亡フラグが止まらない」「ウルフマンの勝利? ないない」なんて書いている自分がいます。いや、本当に申し訳ない(笑)。これからウルフマンの前で額を地面にこすりつけて謝りたいと思います(笑)。でも嬉しいよぉ〜、ホントに。

 一方、敗れたルナイトですが、敵に命を救われるくらいならば自ら死を選ぶ、という結果に。完璧超人の「負けたら自害」という戒律とは違いますが、結果的には生き恥を晒さず、という展開になりました。ただ最後にウルフマンと交わした会話に、闘いの充実感があらわれていたので、そこは“友情パワー”を一度でも発動したからこそなのかなあと感じました。「闘った相手を取り込んでいく懐の深さ」を持つ友情パワーの、一番の特徴を示した瞬間だともいえますね。

 そして物語は次の起承転結の“起”にシフトしつつあります。そう、以前に少し登場したフェニックスが動き出しました。ここでも衝撃だったのが、ゼブラ、ビッグボディ、マリポーサと思わしき3人も復活しているということ。知性の神がフェニックスマンを勧誘している描写はなされましたが、技巧、強力、飛翔の神についても同様のことがなされたようですね。セリフを読む限り、フェニックス以外の3人も「関わりあいたくない」と隠居姿勢だったようですが、それでも動かざるをえない何かが進行しているようです。「あのような話を聞かされてはさすがに見過ごすわけにはいかぬ」というセリフが一番気になるところであり、ある種の使命感、責任感で動いた節が見受けられます。

 それだけに彼らの行動目的が私利私欲ではなさそうなので、この時点では一方的に敵方との判断ができないですね。現在侵略活動をしているオメガケンタウリの六鎗客の動きと関係があるのか、ないのか。ただ知性の神が「古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めた」ために腰を上げたと、いう描写が以前あったので、この“古い友人”がサタンのことなのであれば、この“運命の4王子”とサタンをパトロンに持つ“オメガケンタウリの六鎗客”の関係性は深いということになります。問題は知性の神を筆頭とする邪悪神たちが、サタンに加勢するつもりなのか、敵対するつもりなのかによってもストーリーが大きく変わるので、現状では予想が難しいです。でも知性の神が改心するとは思えないので、やはり悪さを企てている側なのかなあ、とも思います。

 また“運命の王子”が勢ぞろいのパターンですので、その中のイレギュラーであるソルジャーことアタルの動きが気になるところです。今回真ソルジャーであるソルジャーマンは切り捨てられたようなので(苦笑)、アタルがどういった立ち位置になるのか。シリーズ直前のゆで先生への質問で、「今シリーズはアタルが鍵になる」的なことを答えていたので、“運命の王子”の中でも特にキーパーソンであることは疑いようもありません。もしやむにやまれぬ理由でアタルが敵に回ったら…ちょっと手がつけられませんね、強すぎて。

 団体対抗戦がひと段落着いたサグラダ・ファミリアの動きもどうなるのか。エクストラマッチとしてスグルVSアリステラがすぐに行われるのか。それともレギュラーメンバーと残った六鎗客との第二次対抗戦が始まるのか。楽しみです。

 その他気になった点は
・今回ほど委員長の試合終了を告げる“両手交差ジェスチャー”をほっと感じたときはありません(苦笑)。
・ゴングを打ち鳴らすノックの顔も嬉しそう。
・試合終了後のウルフマンの拍手(かしわで)は勇壮だ。
・ルナイトが落下する3コマの描写は秀逸だと思う。
・別れを告げるルナイトは泣いているようにも見える。
・国立超人博物館の描写が丁寧すぎる。たっぷりと3ページを費やし館内描写。
・テリーマンが止めた新幹線の展示は予想外(笑)。
・「レッグウォーマーの寄贈? いいですよ」というネプチューンマンの妄想で笑える。
・ビッグボディはフェニックスに対して憎悪はないのかな(笑)?

 こんなところでしょうかね。

 

2018年3月19日(月) 運命の四王子!!
 国立超人博物館に集った、フェニックスマンを中心とする4超人。「でははじめるか」というフェニックスマンの掛け声で、4超人は各々が過去身につけていたマスクを手に取ります。しかし運命の5王子のうち、キン肉マンソルジャーのみ不在でよいのかとストロングマンとおぼしき超人が口にしますが、「ヤツは存在そのものが例外だ」「何を考えているかわからぬ」「放っておくのが吉」という他の意見が同調したため、ソルジャー抜きでの行動で一致。「神のお告げだ!」とマスクを高らかに掲げて行動を開始です。

 場面はルナイトが落下死亡した直後のサグラダ・ファミリアへ。「オレとの試合が楽しかっただと? だったらなんで死ぬんだよ。使命があると言っていたのは誰だ? お前じゃねえか…なのに死んじまっちゃあお終いじゃねぇのかよーっ!!」とウルフマンが絶叫。塔の最上階に陣取った六鎗客にもルナイト敗北の衝撃が走っています。「許しがたいな。あの謎の力を我がものとしたまではよかった。なのにそれを活かせず敗北という大失態を晒した上に、情報を持ち帰ることすらままならぬとは…恥の上塗りとはこのことだ、この大バカ者め!」と、アリステラはルナイトに対して容赦のない罵声を浴びせます。「だがオメガの民にもあの力を使える可能性がある、それを体現したのは手柄といっていい。それだけにこの弔いは必ずや我らの悲願の成就をもって果たすことにしようではないか、なあお前たち」と最後にはルナイトを評価し、弔いの意志があることを口にします。まずはマイナスの評価をするも、あとでプラスの評価をする方が、受け手にとっては印象がよくなるという心理作用をきちんと実践しているあたり、アリステラの管理者としての部下指導能力はあなどれません。問題はその部下がもう死んでいることでしょうか(苦笑)。

 そしてウルフマンは地上に降り立ちスグルと合流。「本当によくやったウルフマン! いい勝利だった、ありがとう!」とスグルは抱擁。照れるウルフマン(笑)。「キン肉マン、やつらの言う使命ってのは一体なんだってんだ?」とウルフマンが問うと、「わからん。ただの略奪者連中かと思っていたが…ルナイトの逼迫した最後を見る限り、実はそうではないのかもしれない。ヤツらなりの大きな事情がありそうにも思えるわい」と、六鎗客の行動に少し理解を示そうとする態度でスグルは答えます。「ルナイトは最期、オレたち地球人のことを偽善者だと言い放った。そこにどんな意味があるのやら…」とウルフマンがつぶやくと、「それでもヤツらが地球を侵略していい理由にはならん! それだけは間違っている。そこはしっかり闘ってヤツらにわからせてやらねば!」と決意を新たにするスグル。「フン! オレとお前のふたりでが? 上等だ、やってやろうじゃねぇか!」と勝って兜の緒を締め直したウルフマン、ジャパニーズライバルタッグの構図で勇ましく最上階の六鎗客をにらみつけます。

 そんな正義超人軍の決意を受け、アリステラも反応。「待ちかねたぞキン肉マン、いよいよこの時がやってきた! この宇宙に唯一無二! 友情パワー、火事場のクソ力の権化ともいうべきお前とこうして闘えるこの僥倖、オメガの民を代表する者として光栄の至りだ! まずは礼の言葉を述べたい。心より感謝する」と、意外にも頭を下げます。「そんな丁寧なあいさつをくれるくらいなら、礼儀正しいまま星までお帰り願いたいところなんだがな〜っ、でもだめなのだろう?」と返すスグル。「いかないなぁ! 我らが次に星に帰るのは、大事な手土産を手に入れてからでないと意味がない。そのうちのひとつがキン肉マンよ、お前の…」とアリステラが猛々しく言葉を返そうとするも、「待ってもらおうか!」とその勢いを遮る声が。その刹那、天から雷鳴が轟き、煙とともにスグルとウルフマンの眼前に現れたのは…キン肉マンスーパーフェニックス、キン肉マンゼブラ、キン肉マンマリポーサ、キン肉マンビッグボディの4王子! そして次回に続く、です。

 始動しはじめた4王子。やはり足らないのはアタルことキン肉マンソルジャーです。しかし「あいつだけは毛色が違うからほっとけ」との意見一致で(笑)、流れるようなハブ状態に。逆に言えば、アタルには別の役割があるという証明で、特別扱いであることがわかります。それともあれかな? 4王子が言っていたソルジャーはソルジャーマンのことだったりして(笑)。

・存在そのものが例外⇒同じ土俵に立てる人物でない(残虐の神のミスジャッジ)
・何を考えているかわからぬ⇒雪山で合宿するなんてよくわからん or なぜあんな弱いメンバーを集めたのかわからん
・放っておくのが吉⇒戦力にならない or いると足を引っ張りそう

実はこんな意味合いの会話だったのかもしれません(笑)。そうだったらソルジャーマン、ビッグボディ以下の扱いだよな(笑)。そして「神のお告げだ!」という合言葉が彼らの行動スイッチであることを考えると、あれだけ関わりあいを避けていた邪悪神たちの情報が、よほどの行動材料になっていることがわかります。なんなんだろうなあ?

 サグラダ・ファミリアではスグルとウルフマンのツーショットがふんだんに。なんか今のウルフマンだとスグルに格負けしていませんね。並んでいても心強い相棒に見えます。悪魔超人編でスーパーアイドル超人が勢ぞろいした際に、「このメンツにウルフマンが入っていたら、読者に笑われるのではないか」とゆで先生は心配したそうですが(笑)、今回は大丈夫ですよ、はい。二人のタッグ戦も見たいくらい、ウルフマンの存在価値、急上昇です。

 そしてスグルとアリステラの問答では、アリステラの使命にかける必死さが見えるので、スグルが口にしたように六鎗客はただの侵略者ではないのではないか、との雰囲気が出てきました。その使命感についてはまだ情報が少なくよくわかりませんが、彼らがもともとは地球の超人であったこと、そして何かの理由で遠くオメガ・ケンタウリ星まで移住した事実を鑑みるに、

・数億年前にむごい迫害を受けた⇒地球に残った超人に恨みがある
・オメガ・ケンタウリ星が環境汚染等でもやは住めない⇒やむなく地球を侵略
・母星を復活させる必要がある⇒その力として友情パワーなりマグネットパワーなりが必要

こんな妄想も掻き立てられます。

 最後にこの正義超人軍VS六鎗客の対抗戦に待ったをかけた運命の4王子が派手に登場。雷鳴と共に天からガガァァ! シュウウ…ですからね。そして画力が大幅にアップした中井画伯による運命の4王子。すごくかっこよくなってる(笑)。まさにキャラクターのリマスタリング(笑)。これなら当時はマヌケだったビッグボディさんすら、カッコいいファイトを繰り広げてくれそうです(笑)。

 ちなみにこの4王子がどちらに宣戦布告するのか、ですが…人数的にはどう考えても六鎗客なんだよな。ウルフマンは要休憩だから頭数に入れないとすると、スグルを含めて王子が5名。六鎗客も5名。対抗戦のバランスとしてしっくりきます…ってことは、結果的に正義超人軍への加勢となりますね。これはこれで心躍る(笑)。もし正義超人軍へ宣戦布告されたら、2対9で正義超人軍は大変なことになっちゃう。サタンの結界で有力な超人が動けないことを考えると、あと不足の7人調達するのは厳しいもんな。

 ですんでここは5王子軍と六(五)鎗客の対抗戦で対戦カードを予想してみましょうか。

・スグルVSアリステラ(大将同士の対決)
・フェニックスVSヘイルマン(知性で氷を逆利用)
・ゼブラVSギアマスター(マンリキ、モーター、バイクと技巧系はお手の物)
・マリポーサVSマリキータマン(曲芸対決)
・ビッグボディVSパイレートマン(力対決)

どうです。ダメかな(笑)? フェニックスとディクシアの主従関係の因縁で、フェニックスVSアリステラってのも胸熱なんだけどね。彼らの会話もちょっと楽しみです。

 その他気になった点は
・フェニックスマンはマスクを装着する必要があるのか? 顔変わらないじゃん(笑)。
・あんな高い塔から一瞬で降りてくるウルフマン。
・照れるウルフマンはかわいい(笑)。
・4王子の移動速度が速すぎる(日本⇒スペイン)。
・ゼブラがとくにカッコイイです。個人的には。

 こんなところでしょうかね。

  

キン肉マントップにもどる

トップにもどる