オメガ・ケンタウリの六鎗客編A(男たちの理由〜

  

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2018年6月4日(月) 偽りの強力!?
 見事初戦をものにしたマリポーサ。しかしウルフマンはロビンすら大苦戦したマリポーサがここまで追い詰められた現実に、あらためてオメガ・ケンタウリの六鎗客の実力を甘く見るべきではなく、フンドシを締めてかかるべきだと警鐘を鳴らします。

 するとノックアウトしたヘイルマンが「このまま倒れたままじゃ…いけねぇんだ……命令なんだ。オレはアリステラの下へ…必ず生きて戻らないと…」と、虫の息ながら起き上がろうとします。しかしダメージは深く、「クソ…こんなところで…オレたちには使命が…オメガの…未来が…チ、チキショウ、オレもそっちかよルナイト…」と涙ながらに絶命。その使命がいかに彼らにとって重要なものかを知らしめる形となりました。しかしその思いをくみ取りながらもマリポーサは「お前たちにも同情すべき点はある。それはわかっている。だがそれでも消えてもらわねばならんのだ。この世に明日が来るためにはな」と、4王子側にも確固たる使命があることをあらためて意思表示。

 ヘイルマン敗北の報は他のリングにも届き、ソ連のスワローズ・ネスト城でキン肉マンと対峙するパイレートマンは「ヘイルマンは調子に乗りやすく軽口も多かったが、決して悪いヤツではなかったーっ!」と、怒りにまかせてスグルを投げ飛ばします。このあたり、六鎗客の仲間意識もなかなか強そうであることを示しています。

 安土城でフェニックスと闘う六鎗客の大将・アリステラは「生きて返れという命令違反を犯しはしたが、ヘイルマンはよくやった。道半ばではあるが使命という途(みち)の上で殉じた。神を騙(かた)る邪(よこしま)どもに言われるままガキの使いとなり果てているお前らよりよほど立派だ」とヘイルマンの戦死を称え、かつ4王子の行動姿勢を皮肉をもって揶揄します。それに対してフェニックスが「いけないなァ、神のことを悪く言っては」と、例の名言(笑)でいなすと、アリステラは「空々しい。とっくに邪悪神どもに愛想を尽かしたはずのお前らが」とチクリ。すると「ああそうとも、ヤツらにもはや義理はない。それだけに我々も大人の判断でここに来ているということだ! お前たちのその“使命”ごと潰しになぁーっ!」と、フェニックスが手四つ状態からアリステラの背後に回りアームロックを狙うと、アリステラは「やれるものならやってみろーっ!」とスピンエルボーで切り返すという、お互い譲らない展開を繰り広げます。

 中国の紫禁城ではギヤマスターがビッグボディに対して首相撲からの膝蹴りの連打。「ヘイルマンの仇はオレがとってやるぜーっ、このデカブツを巨大ギヤでコナゴナにしてなぁーっ!」と、その勢いで自身のジェノサイドギヤに巻き込もうとします。しかし「ビッグボディさまの強力をナメるなーっ!」と、ギヤマスターの回転するギヤを両手で押さえつけるビッグボディ。ギヤとの摩擦で手が流血するも、そこを支点にしてのドロップキックでジェノサイドギヤから脱出。

 「往生際の悪いこのニセモノめーっ」とギヤマスターが叫ぶと、“ニセモノ”というフレーズに「おい…誰がニセモノだと?」とビッグボディが反応。「お前に決まってるだろ! 先のキン肉星王位争奪編の顛末はよく知っている。お前が何もできないまま無残にやられた最弱候補だったこともな! それでよくキン肉星の王子を名乗ろうと思ったもんだ〜〜っ」と、ギヤマスターは読者すら言うことをはばかるタブー(笑)を、スコーンと直球でビッグボディにぶつけます。さらに「ここ紫禁城は真の王たる者が代々住んだ特別な地。そこでお前のニセモノっぷり、改めて暴いてやるのも一興…」と、ビッグボディの名誉を傷つける言動をとると、「なぁ…誰がニセモノだ? 確かにオレはキン肉星王子としてはニセモノだったかもしれない。だけどもなぁ…この強力だけはホンモノだぁーっ!!」とビッグボディは発奮。襲いかかるジェノサイドギヤをヒップアタックで迎撃し、「オレの強力殺法はこれからだーっ!!」と、巨体のギヤマスターを軽々とリフトアップ、次回に続く、です。

 ヘイルマン、けっこう悲愴でしたね。軽い感じのキャラでしたが、己に課された使命についてはかなり重く受け止めていたようです。彼らには彼らなりの、筋の通った目的があることを感じさせましたね。ここまで使命感を持っているということは、この闘いに勝たないとオメガの民に多大な不利益を与える、と思ってよいでしょう。それこそ勝たないと滅亡、くらいのレベルなのかもしれません。

 そんなことをうっすらと予想させる最期をみても、マリポーサは感情に流されず、六鎗客の目的達成は4王子側の立場では「この世に明日が来ない」と切り捨てます。このあたり、どちらの言い分が正しいかまだ判然としませんが、わかっていることは前シリーズ同様、どちらの立場にも理があるという、イデオロギーの闘争となりそうだ、ということです。ひょっとしたら六鎗客の方を応援したくなるような、そんな展開も可能性としてはあるでしょう。このあたり、最近のゆで先生の特徴というか、勧善懲悪、二元論では括りきれない人間ドラマが展開されそうです。

 アリステラの言動も注目ですね。仲間の最期を叱責するのではなく、誇りに満ちた賞賛を与えています。さらに4王子を“邪悪神のガキの使い”と波田陽区なみに斬り捨て(笑)、精神的優位を揺らがせることがありません。なかなかにリーダーとしての強さが強調されつつあり、キャラが育ってきている印象をヒシヒシと感じますね。

 それに対するフェニックスの台詞選択がものすごいファンサービスとなりました(笑)。まさかここで「いけないなァ、神のことを悪く言っては」がでるとは予想だにしませんでしたよ。今回はこの台詞だけでご飯3杯いけます(笑)。ま、冗談はさておき、アリステラに蔑みをうけても、それを上回る“大人の判断”という理由で行動を起こしていることを宣言するあたり、より大局から物事を見ているようで、どっしりと落ち着いた印象を受けます。いわゆる“ブレない”ってやつですかね。

 次の試合はどうやらビッグボディVSギヤマスターになりそうです。「いけないなァ、神のことを悪く言っては」発言が前フリだったのですね。今回は日本中の読者が全員感じていた“ビッグボディ=ヘタレ方程式”が白日の下に晒されるという、ある種伝説のディスり回となりました(笑)。ここまでド直球で切り込んだのは、カナディアンマンに対して同様のことをしたパイレートマン以来です。六鎗客って、なにげに言ってはいけないタブーを簡単に口にする方たちですよね。でも「そこにシビれる、あこがれるぅ!」です(笑)。

 こういったタブーによる蔑みって、言った本人が痛い目にあうというのが相場です。これだけでビッグボディの勝ちフラグが立ったともいえますが、カナディアンマンは負けたからな…油断はできません。ただビッグボディがゲームでしか披露していない『メイプルリーフ・クラッチ』で勝利したとしたら、お祭りになることは間違いがないでしょう(笑)。ここはぜひ恥を雪いでいただき、日本中を元気にしてもらいたいもんです(笑)。ビッグボディ、日本中がキミの味方だよ!

 その他気になった点は
・実際にフンドシを締めてかかっているのはウルフマンのみ。率先垂範、素晴らしい(笑)。
・ヘイルマンの眼は複眼なのかな? いろいろなところから涙でとる…。
・「オレもそっちかよ、ルナイト…」という表現はなかなか切ない。
・本日、またも“威厳ポイント”をアップさせたマリポーサさん。
・今週の検索ワード第1位は“ニセモノ”かな(笑)?
・前も書いたけど、なぜギヤマスターの眼は正面を向いたままなんだ?
・ボクの嫌いな言葉は“ニセモノ”です(ビッグボディくん談)。
・1億パワーをフルマックスで使えそうなのはたしかにビッグボディ。
・筋肉モリモリした直後にヒップアタックを選択するセンス、脱帽です(笑)。
・リフトアップする際に頭を掴んだ右手は回転しないの?
・マリキータマンはヘイルマンに一言もなし。仲悪いのか。

 こんなところでーす。

 

 

 

 

 
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2018年3月26日(月) 男たちの理由
 サグラダ・ファミリアに集結したキン肉マンスーパー・フェニックス、キン肉マンゼブラ、キン肉マンマリポーサ、キン肉マンビッグボディの4王子。意外な集団の突然の登場にスグルをはじめ、その場にいた者たちが唖然とします。そんな中、彼らを敵と感知し、「こんな時に!」とすぐさま臨戦態勢に入ったのは、試合を終えたばかりのウルフマン。しかしそのウルフマンをフェニックスが片手を伸ばして制します。

 そして4王子の視線はサグラダ・ファミリア頂上に陣取るオメガ・ケンタウリの六鎗客に向かいます。「お前たちがオメガ・ケンタウリの六鎗客とかいう連中か?」と問いかけるフェニックス。それに対し「いかにもそうだが、なんだお前らは?」と返すアリステラ。すると「サタンなんぞにそそのかされた哀れな連中がいると聞いてな。どんなバカどもが暴れているのかと、その面を拝みに来てやった」とフェニックスが挑発。そしてゼブラが「ああ、そうとも我らは神の使い」と続き、4人全員で「光栄に思え!」と、完璧超人並みの上から目線で六鎗客に対峙しました。

 ここで4王子が六鎗客に対して明らかに敵意を持っているとわかると、アリステラも負けじと相対します。「何が神の使いだ。お前たちのことは知っているぞ。とくにキン肉マンスーパー・フェニックス。弟がかつて世話になったと聞いている」と、フェニックスとディクシアの因縁を口にしました。「まさかヤツに貴様のような兄がいたとはな」とフェニックスが返すと、そこから正義超人、六鎗客、4王子の間で問答が繰り広げられます。

【アリス】お前たちの言う神とは、天界の中枢から追われた邪悪神の使いだろう。お呼びでない。とっとと消えうせろ。
【フェニ】お前たちに用はなくてもこっちには用がある。正確にはお前たちの“ボス”に用がある。
【アリス】オレたちにボスなどいない。
【フェニ】とぼけるな。サタンの示唆を受けて、お前たちはここに来たのではないか。
【アリス】アレはボスではない。ただの情報源だ。オメガの民は誰にも縛られない。
【フェニ】お前たちがどう思おうが知ったことではない。ただサタンの思惑で動いているのは不都合だ。
【アリス】知るか。文句ならサタンに直接言え。オレは今からキン肉マンと闘うのだ。邪魔をするな。
【スグル】フェニックス、今までどこにおったのじゃ? あの闘いのあと、行政の中枢をお願いするポストに誘ったのに固辞して姿をくらませた…それが今となって姿を現すとは…しかもゼブラたちも揃って一緒だとは、一体どういうことなのか説明してくれ!
【フェニ】それは言えない。
【ゼブラ】悪いが言えない。
【スグル】私だけノケもんにせんでも。
【マリポ】話せる範囲だけでも伝えてやるべきだろう。あの上にいる連中だが…おそらく今のお前が想像しているより遥かに大きな厄介事を抱え込んでヤツらはここに来ている。しかもヤツらの計画は我々が死闘を繰り広げた、あの王位争奪戦が勃発する前から始まっているという。
【フェニ】かつてオレが率いたチームにヤツの弟が潜り込んでいたのも、今になって思えばどうやらその一連の計画の一部だったようだ。思い起こしてみれば腑に落ちることが多々ある。そんなオレたちの当面の目的は…
【ビッグ】ヤツらの行動を早々に鎮圧すること。
【4王子】そう、ヤツら全員を殺してでも…な。

という展開で次号に続く、です。

 いや〜、各軍団ベラベラしゃべってくれるんで、話が大きく動いて楽しい反面、あらすじを書くのがしんどかった(苦笑)。とりあえず現状の各軍団の立ち位置が判明しました。4王子の敵は六鎗客です。正義超人軍、命拾いしました(苦笑)。4王子と六鎗客のパトロンである邪悪神とサタンとは、反目する間柄であることも判明。読者や正義超人にとってはどちらも悪なのですが、悪は悪で交わらず、といったところでしょうか。構図的には前シリーズと近しいです。正義超人にとっての悪である完璧超人と悪魔超人がバチバチの闘いをした流れですね。

 やはりサタンと邪悪神の因縁がポイントなんでしょうね。知性の神は「私の古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めた。そこで再びお前の力を借りたい」という理由でフェニックス復活をアプローチしましたが、この「古い友人=サタン」と仮定すると、昔は友人関係であったが、何かのきっかけで反目しあう間柄となり、その反目しあう相手(サタン)が、邪悪神の立場を悪くする暗躍をはじめた、よってそれを阻止しなければならない、という構図なのかな? その暗躍の内容が道義的に看過できないと4王子が同意したため、使命感を持ってサグラダ・ファミリアに現れた、みたいな。

 おそらく改心しているであろうフェニックスマン、パワフルマン、ストロングマン、盗人ジョージが使命感を持って再び立ち上がるくらいの厄介事なので、邪悪神の既得権益を脅かすような厄介事ではなく、全宇宙にとって深刻な厄介事なのでしょう。そうなると邪悪神も少しは改心したということなのかな? 少しは元神としての使命感が甦ったのか。でもあいつらがエゴイストじゃなくなるとは考えられないんだよなあ。おそらくサタンの野望が達成されると、根本的な宇宙の危機が訪れてしまい、そうなると自分たちのエゴも守りきれないという構図なのかもしれません。極端な話、サタンがすべてを破壊する“無の世界”を目指しているとすると、自分たちの存在がなくなる=贅沢できない、じゃあサタンを止めろ、と(笑)。4王子は邪悪神の「自分たちの存在がなくなる=贅沢できない」という目的はどうでもいいが、“無の世界”は止めなければならない、という精神状態とか。

 また、サタンと六鎗客の主従関係もひじょうにもろいことが確認できました。当初からサタンに対する言葉遣いの悪さで、その主従関係は緩いとわかってはいましたが、今回はっきりとアリステラが「あいつはただの情報源」と言い切り、利用しあっているだけの関係であることを告白。このあたり、4王子と近しい主従関係でしょうかね。今回の4王子もおそらく邪悪神には染まっていないだろうし、どちらかというと「やれやれ、仕方ないな」というスタンスで協力していると思われます(笑)。

 もう一つの注目点が、フェニックスとアリステラの会話です。アリステラの弟であるディクシアがフェニックスチームの一員であったという因縁が、どのような展開をもたらすのか注目でした。これに対してはアリステラが「弟が世話になったと聞いている」と切り出し、フェニックスは「お前のような兄貴がいたとはな」という返しで終了。オールドファンにとってはこのキャッチボールだけでもご飯が3杯くらいいけそうです(笑)。やりとりは少なかったですが、その後フェニックスが「オメガマンはスパイだったかもしれない」との発言で、今回の厄介事が王位争奪戦と関連性をもっていたという疑惑が生じました。マリポーサいわく、この厄介事は王位争奪戦の前から始まっていた、との情報もあり、壮大なスケールの計画であることが見えてきました。

 しかしオメガマン・ディクシアが本当にスパイだったとすると、あいつ何人の主人を持っていたんだよ、ってことになります(笑)。まずは潜入先のボスであるフェニックス(知性の神)。そしてネプチューンマンの殺害を依頼した超人閻魔ことザ・マン。そして最後に今回のサタンですか。ちょっと節操がないよな(笑)。でもそのボスすべてが大物であるという事実は、それに取り入るディクシアの能力の高さ、ということなのでしょうか。もし彼が政治家だったら、荒波の政界をうまく泳いでいけそうです。一般企業だったらトップ営業マンの素質が大いにありそうですね。でも条件がいい 会社にすぐ転職しそう(笑)。

 スグルと4王子のやりとりもよかったです。キャラの立ち位置的にイジられ役を買って出ていますが、それがスグルらしくて実にいい。情報弱者で右往左往する様子とか、仲間はずれにされる様子とかたまらん(笑)。ゼブラのドライさにずっこけたり、マリポーサの情報に「うんうん」とうなづくところとかすごく魅力的です。そしてそんな扱いながらも、4王子が誰一人としてスグルをバカにしていないどころか、一角の人物として認めており、きちんと応対をしている点が素晴らしい。彼らをしてそうさせるスグルの徳というか、懐の広さがこのやりとりだけで表現できているマンガの空気感が素晴らしい。決してセリフにも出ていない、象徴的なアクションもない、でも紙面からスグルへのリスペクトをにおわすことができている。こんな高度な演出、そうそうできないですよ。今までの長年の積み重ねがあって初めてできる演出です。これ、何気にすごいなあ。

 そんな感じで強力な援軍を加えたスグル。これにて全員が“キン肉マン”を冠する『リアル・キン肉マンチーム』と六鎗客との対戦が始まりそうです。これ…5王子が全勝するんじゃないのかな…? しかし4王子といい、六鎗客といい、尖った者同士のやりとりはヒリヒリしていいですね。どちらも引かない感じで。だからこそスグルの臆病さが個性的で魅力的なんだけど(笑)。

 その他気になった点は
・臨戦態勢に入るウルフマン、心強い。こう思えるのもキャラ株上昇の証明か。
・ゼブラかっこいいんだけど、少しスイカに見えてきた(笑)。
・「光栄に思え!」と、立ち位置が高い! プライドも高い!
・フェニックスとアリステラが言い争いをする構図は新鮮。絵的にはフェニックスVSディクシアに近いから特に。
・たしかにフェニックスが政治の中枢にいてくれたら強力。適材適所。
・それを薦める回想シーンのスグルの腰の低さたるや(笑)。
・大臣を熱望していたパルテノンもどこかの片隅で使ってやってくれ(笑)。
・ゼブラのドライっぷりは今回の裏名場面ナンバーワン(笑)。
・マリポーサはやさしいな。さらに威厳もあってカッコいいな。
・回想で王位争奪戦メンバー全員描き起こし集合という贅沢な展開。中井画伯、気張ったな。
・4王子の目的の、最後のセリフを担ったビッグボディ。出世したなあ、お前(涙)! カッコいいぞ!
・ダメだ、4王子全員カッコよく感じ始めてる、ボク(笑)。
・あれだけ嫌いだったフェニックスすらカッコよく感じてる(苦笑)。

 こんなところでしょうかね。いや〜、今回はテンション上がったなあ(笑)。

 

2018年4月2日(月) 運命の死地!!
 オメガ・ケンタウリの六鎗客に宣戦布告をした4王子。しかしアリステラは「邪悪神の手先ごときと闘う理由もなければヒマもない!」と、彼らをシカトする方向でピシャリ。それに対してフェニックスが「招かれざる客なのはお互いさまだろう。せっかくお前たちにふさわしい対戦場所も、既に見繕って用意してきたんだ」と指をスナップさせると、モニターには5つの世界各地の城と思しき風景が映し出されます。

 「お前たちがなぜそれらの場所を知っている…?」と動揺を隠せないアリステラ。「我々は全てを聞いたのだ。お前たちの屈辱の過去、今の悲願とやら、さらにはその行動に秘められた問題点まで…こちらは全部お見通しの上でここに来ているということだ」とフェニックスが一喝すると、アリステラは態度を変化させます。「邪悪神どもめ、余計な吹き込みを。だが筋は通っている。所詮アイツらもある意味、我ら一族の仇敵と同じ穴のムジナだからな。そこまで知られているというのなら捨て置くわけにはいかない。いいだろう、望みどおり闘ってやろう」と対抗戦を受諾。

 そして部下である六鎗客のメンバーに「命令だ。いったんこの地は放棄する。そしてヤツらを蹴散らし再びここに戻ってくるまでこれ以上誰ひとり欠けることは許さん!」と、次の行動指針を指示。するとメンバーは一致団結し臨戦態勢に入ります。さらに「その5つの場所はこちらとしては勝手に荒らされたくない土地だ。ゆえに先行して待っていてやる!」とアリステラが言うと、にわかに暗雲がたちこめ、その中めがけて六鎗客は突入しました。六鎗客が消えた暗雲からは5本のロープが垂れ下がり、それを各々がつかんで戦場まで来るように誘います。「オレの所には邪悪神ではなく、キン肉マンが来ることを期待している」とアリステラはここでもスグル戦を熱望。

 4王子はお互いアイコンタクトをしたあと、マリポーサ、ビッグボディ、ゼブラの3人が迷わずジャンプしてロープをつかみます。「残るロープは2本。1本は当然オレが行く。もう1本はお前たちの好きにするがいい。だがキン肉マン。できればお前にはアイツと闘ってもらいたくはないのだがな」と、フェニックスは意味深な発言を残してロープに向かってジャンプ。残ったロープは1本、「どうしますか王子!」というミートの問いかけにスグルが躊躇していると、横からウルフマンが「オレに任せやがれーっ、オレだってまだやれるーっ!」と連戦志願のジャンプ。しかし「いや、もう十分よくやってくれた」とスグルがウルフマンに体当たりし、「満身創痍のお前にこれ以上闘わせられんわい。ここは万全の私が!!」と最後のロープをつかんで次回に続く、です。

 今回もアリステラとフェニックスの問答が繰り広げられました。ポイントとしては、4王子は謎となっている六鎗客の目的というか使命を、邪悪神から聞いてすべて知っているということですかね。邪悪神の事情通ぶりもなかなかのものであることが伺えます(笑)。すべての背景を知った上で出した結論が六鎗客の鎮圧もしくは抹殺なので、彼ら4王子を止めることはかなり難しい状態だといえます。そんな情報漏えいがあろうとは露知らず、一度は4王子を見事にスルーしようとしたアリステラも、なかなかの合理主義者ですけどね(笑)。

 しかしそれに対するフェニックスの返しもたいしたもので、「招かれざる客はお互いさま」「お前らもこちらの都合に歩み寄れ」と、正義超人軍にとっての六鎗客の立場を逆手に取る論法を展開。「お前らだってやっていることは同じだろ。人のこと言えんのか」という論理的観点からのディベート術は、さすがは知性をウリにしているフェニックスの面目躍如たるシーンです。

 ここで気になるのが、アリステラのいう「邪悪神も我ら一族の仇敵と同じ穴のムジナだから闘ってやろう」という表現です。同じ穴のムジナ、ということは、邪悪神の所属するカテゴリーがオメガの民の仇敵という風にもとれます。邪悪神の所属は一応超人界の神ということなので、オメガの民の仇敵は超人の神々ということになるのかもしれません。ザ・マンも昔は超人の神だったことを考えると、彼もまた同じ穴のムジナということになり、オメガの民の因縁の相手である可能性があります。もしそうならばここでオメガの民と完璧超人始祖との関わりあいも出てきそうですね。

 そんな情報を得て考えうる今回の闘いの背景は、先住民族と侵略者との闘いなのではないかと思いました。ここでいう先住民族とはオメガの民のことで、侵略者が超人の神々、ということです。時系列的にいうと

@先住民族であるオメガの民の繁栄
Aそれを外部から侵略した超人の神々(含む邪悪神、サタン、ザ・マン)
Bオメガの民への虐殺、迫害、排斥
Cオメガの民の地球脱出
D新時代の超人の繁栄
E超人の堕落
Fザ・マンの降下。完璧超人始祖の選抜
Gカピラリア大災害、ほとんどの超人の死滅
H生き残り超人の発展(下等超人)
Iゴールドマン、シルバーマンの離脱
J正義・悪魔・完璧超人軍のカテゴライズ
Kサタンの堕落、超人の神からの追放
L邪悪5神の堕落

こんな感じで。サタンはもともと超人の神だったが、堕落して追放されたと。それゆえ超人の神々への恨みつらみが激しいという設定予想です。でもって侵略・排斥されたオメガの民の復讐相手は当然超人の神々ということで、サタンと六鎗客ともに闘うべき相手が一致したので今回は共闘戦線を張っている、といった感じです。邪悪神はサタンとは旧知の仲だったが、神の立場から追放されるほどの悪さはしていなく、カテゴリー上はまだ超人の神にとどまっている立ち位置というか。邪悪神がクラスの不良軍団だとすると、サタンは実刑を食らって退学処分になった不良、というニュアンスです(笑)。知性の神が「古い友人」と話していたのは、退学処分になる前に悪仲間としてサタンとつるんでいた、という関係性を予想してみました。まあ全部妄想なんで当たらないと思うのですが(苦笑)。

 そして問答の結果、4王子+キン肉マンと六鎗客との対抗戦が、4王子が用意した舞台で繰り広げられることになりました。会場がどこの城なのかは判然としませんが、ゆで先生の名勝・景勝好きはぶれませんね(笑)。六鎗客にとっては大事な土地らしいので、サグラダ・ファミリア同様に何かの力が封印されている地なのかもしれません。もしくは地球の先住民らしきオメガの民の、昔の主要都市だったという可能性もあります。

 そして各会場へワープする穴に飛び込む、というお約束の展開(笑)。今回は天からのびてきたロープです。本当に先端を向こう側に結びつけてあるんだろうな、と疑念をもってしまうような危うさをもつロープ(笑)に、迷いなく勇壮に飛びつく4王子たち。アリステラはスグル戦を熱望していますが、反対にフェニックスはそれは避けてもらいたい、と口にします。これも少し気になるところですね。スグルVSアリステラは、4王子の行動目的にとってはプラスに働かない、ということなのか。それともスグルとアリステラの間に何か当人が知らない因縁があるのか。それによってスグルは棘の道を歩かざるを得なくなるため、老婆心で警告してあげたのか。彼が闘いの背景を全て知っているだけに、そこから導き出された意見には重みがありますね。でもちょっとこれ以上予想がつきません。個人的にはスグルVSアリステラになると思うのですが…ただここでアリステラが敗北すると、六鎗客は空中分解なんだよな…つまり六鎗客以外の新キャラが襲来しないと物語が終わってしまう。その辺もどうなのかな?

 その他気になった点は
・地上から六鎗客をにらみつけるビッグボディ。カッコいいんだけど。
・5箇所の会場にはいったい誰がカメラを設置したのか(笑)。
・ホッケーマスクに自在に表情をつけることができる天才・中井画伯。
・自分らの使命の難しさを航海になぞらえるパイレートマン。さすがは海賊船長(笑)。
・何気に部下思いなアリステラ。また、人望とカリスマ性もある様子。
・地上から一気にサグラダ・ファミリア頂上までジャンプできる、超人たちのジャンプ力。
・今回も勇敢パラメーターが上昇したウルフマン(笑)。
・ミートは必須。

 こんなところですかね。

 

2018年4月9日(月) 綱の導く先!!
 連戦を志願した手負いのウルフマンを気遣い、綱をつかんだスグル。4王子の後を追います。その4王子の方はそれぞれ綱に導かれ、それぞれの相手が待つリングへ。まずはマリポーサがフィーチャーされ、たどり着いた先はヘイルマンの待つリング。「ようこそかつての我らが居城へ。ここはルーマニアのブラン城。“ドラキュラ城”のモデルとして名高い。この地がお前の死に場所だーっ」と叫び、対戦開始。

 ビッグボディがたどり着いた先は中国の紫禁城。綱の先の相手はギヤマスター。「デカブツめ。たぐり寄せるのがひと苦労だぜ」とボヤきながら(苦笑)も「なかなか潰し甲斐のありそうなヤツがきたものだ〜っ」と相手にとって不足はない模様。

 ゼブラがたどり着いたのは八角形のイタリアはデルモンテ城。相手はマリキータマン。「お前がオレの次の獲物か」という発言に対し、「獲物となるのは貴様の方だ、虫ケラめ!」とゼブラも引くことなく開戦。

 スグルがたどり着いたのはソ連(当時)のクリミア半島にある“スワローズ・ネスト”と呼ばれる城。呼び込んだ相手はパイレートマン。「我ら一族がかつて地球に住んでいたというのは既に聞いての通りだが、ここを含め邪悪神の手先どもが提示した場所はいずれも…太古に我らの祖先が住まい、そして滅ぼされた街の跡地ばかりだ!」と、試合会場とオメガの民の因縁を話すパイレートマン。その話に驚くスグル。

 最後はフェニックス。もちろん相手は消去法でアリステラ。場所は滋賀県の安土城。「キン肉マンではなくお前がこのオレの対戦相手とはな」と綱を引っ張るアリステラが言うと、「ここは太古にお前たちが地球上最後の砦を築いた要害の地だそうだな。だがもはや何も残っていない。お前たちをひっそりと葬り去るにはおあつらえ向きだが、いささか殺風景過ぎたかな?」と返すフェニックス。するとアリステラは「殺風景なものか。舞台としては上々だ。建物もしっかり残っているからなぁ。これ以上ないほど豪華絢爛な城がな」と動じず、ちょっとしたアクションをすると同時に地面が揺れて、下から城がせりあがってきました。「待っていたのだよ。現存すれば天下随一と今なおうたわれる幻の名城安土城、そこに住まうべき主の帰りをなーっ!!」と叫んで次回に続く、です。

 え〜、5大シングル戦がすべて決定しました。改めて記しますね。ちなみに以前私が予想した対戦相手も併記します。さあ、何試合予想が当たったのか楽しみですね。

@マリポーサVSヘイルマン(予想:マリキータマン)
AビッグボディVSギヤマスター(予想:パイレートマン)
BゼブラVSマリキータマン(予想:ギヤマスター)
CスグルVSパイレートマン(予想:アリステラ)
DフェニックスVSアリステラ(予想:ヘイルマン)

…こんなに予想が当たらない人っているのかな(苦笑)? 全敗ですよ、全敗。見事なくらい全はずれ。いやあ、このコンテンツを続ける自信がなくなるなあ。ゆで先生がわかってて意地悪をしているのではないかと勘繰りたくなりますよ(笑)。まあ気を取り直してお約束の勝敗予想といきましょうか。

○マリポーサVSヘイルマン●
○ビッグボディVSギヤマスター●
○ゼブラVSマリキータマン●
○スグルVSパイレートマン●
○フェニックスVSアリステラ●

全勝です(笑)。ぶっちゃけ1億パワーの方々が、連戦の一超人風情に負けるかな? と。オメガの民が全滅してしまうと、今回の話が終わってしまうのですが(笑)、正直負ける要素がない。不安なのはビッグボディとフェニックスですかね。ビッグボディはファイトスタイルがさっぱりわからない(笑)のが不安点ですが、読者の浮かれ具合をゆで先生が感じ取ってくれればここは汚名返上試合なのでは、と思います。フェニックスは相手がアリステラなので、油断ができない不安です。つまりアリステラさえ生き残ればオメガの民はなんとかなる、という後ストーリーへのつながり重視でフェニックスの敗北。

 でもスグル、フェニックス、ゼブラはキン肉王家三大奥義を習得しているので有利なんじゃないかな? この観点からいくと危ないのはマリポーサか。エセ奥義だからね(笑)。逆に『偽マッスルリベンジャー』で勝利したら盛り上がることこの上なし(笑)。でもヘイルマンの氷に対抗するアノアロの杖がもう手元にないことも不利な点かもしれませんね。まあ予想は全勝でいきます。オメガの民が全滅しても…何かあるんでしょ? ゆで先生(苦笑)。ボクにはもうようわからんです、はい。

 試合会場についてですが、世界の名城をチョイスしたのは、やはり運命の王子が闘うからなんですかね。王位争奪編では日本の名城を舞台に闘いが繰り広げられたから、今回は世界の名城を舞台にしよう、みたいな。“運命の王子=城”、みたいな公式ができているのかもしれませんね(笑)。

 気になるのはパイレートマンが言っていた、「各地の城は、太古にオメガの祖先が住まい、滅ぼされた跡地ばかり」というセリフです。これを見る限り、やはり先住民族と侵略者という構図が伺えます。この“太古”という時間軸がはたしてどの位置なのか、という点がわかりませんが、ザ・マンの降下より前なら数億年単位の昔となり、超人の神々が彼らを侵略したのかもしれませんし、その後ならば完璧超人始祖に滅ぼされた可能性もあります。

 その侵略と防衛の最終決戦地が、アリステラいわく安土城だそうです。しかし日本の地にはいろいろな縁があるな。国立競技場に超人をカピラリア大災害から救った“許されざる世界樹”があったり、金閣、銀閣が正悪超人の発祥の地だったり、安土城がオメガの民の最終決戦場であったり。この狭い土地になんと重要な地が多いことか。日本史では習わないことが多すぎて、いつも真なる歴史を目の当たりにする驚きに包まれてしまいます(笑)。

 その他気になった点は
・六鎗客は一生懸命綱引きをしてくれたんですね。ご苦労様です(笑)。
・逆に「こいつと闘うのやだ〜」と思ったら、手をパッと離せばいいわけか(笑)。
・アリステラは手を離せばよかったのに(笑)。
・ビッグボディは黒目がイケメンになっている。
・六鎗客が姿を現すのは、必ず頁をめくった後になっている。秀逸な演出。
・ビジュアル的にはかつての従者に見えるアリステラが、フェニックスを“お前”呼ばわりするのはまだ違和感があるなあ。

 こんなところです。

 

2018年4月16日(月) 五大城決戦、開幕!!
 幻の安土城出現にも大きな動揺をしないフェニックス。それを見て「その態度、一時的とはいえわが弟(ディクシア)がかしずく気になっただけのことはある。キン肉マンが現れなかったときには落胆したが取り消そう。相手にとって不足はないようだ。それに…ディクシアのこともあるしな」とフェニックスを称えつつ戦闘態勢に入るアリステラ。「あふれる知性で返り討ちにしてやろう」と一歩も引かないフェニックス。

 そしてサグラダ・ファミリアではここを基地局として宇宙超人委員会がレフェリングを行うとハラボテが宣言。それに両軍が同意するや、一斉に5大決戦のゴングが打ち鳴らされました。真っ先に動いたのはルーマニアはブラン城のヘイルマン。ブリザードハンドでマリポーサに襲いかかるも、華麗な跳躍でマリポーサはかわし、ドロップキック、三角飛びラ・ケブラーダの連続攻撃。しかしヘイルマンもそれをはねのけブリザード・ラリアット。マリポーサは飛ばされた勢いをロープに預け、そのリバウンドを利用したフライングクロスチョップ。まったく譲りません。

 「おまえの蝶々(マリポーサ)殺法の命はその足だな。その足使えないようにしてやるぜーっ!」と、ヘイルマンは相手の長所を消そうと、ブリザードハンドをリングに突き刺し氷リング化を狙います。しかしそれを読んだマリポーサはマットすれすれの低空キックでブリザードハンドを蹴り上げると、「その腕簡単には使わせぬわーっ!」と両足でヘイルマンの首を挟んで回転するコルバタからの脇固めに移行し、「貴様のその右腕、いただいたーっ!!」と勇壮に宣言して次回に続く、です。

 一気に5シングルが開戦しました。その中でもオメガ兄弟とフェニックスとの関係性がクローズアップされましたね。精神的に動じないリアリストのフェニックスに対し、「弟がかしずく気になっただけのことはある」とアリステラの評価ポイントが上昇。一気に「相手にとって不足なし」というステイタスまで上り詰めました。

 対抗戦初戦に選ばれたのはマリポーサVSヘイルマン。一進一退の攻防が繰り広げられますが、すべてにおいてマリポーサが上回っている感じです。だだ技が軽く感じられるのが難点といったところでしょうか。まあ軽やかなファイトスタイルが売りのマリポーサなので、そこはいっても仕方ないのですが。

 でもヘイルマンもティーパックマンの次の相手がマリポーサって、振り幅広すぎって思っているのかな(苦笑)? あ、いや、ティーパックマンを悪くいうつもりはないんですけどね。あれだけインパクトある闘いをしたのだから株は上昇したんですけど、作品の歴史的な格ではかなり差があることは否めないので。それだけにマリポーサを食うことがあったら、ヘイルマンのステイタスは一気にジャンプアップですね…ないとは思うんですけどね。

 その他気になったは
・自分で“あふれる知性”といってしまうフェニックス。うぬぼれ屋さん(笑)。
・まだヘリ内からアナウンスと解説をする吉貝・タザハマコンビ。

 こんなところです。

 

2018年4月23日(月) 羽根をもがれた蝶々!!
 ヘイルマンの氷の右腕を脇固めで締め上げるマリポーサ。しかしヘイルマンは空いた左腕も氷化させ、「オレのブリザードハンドは右腕だけじゃねぇーっ!」とマリポーサの左顔面を攻撃。その隙をついて脇固めから脱出したヘイルマンは「お待ちかねのアイスショーの始まりだーっ」とブリザードハンドをリングマットに突き刺し、リングの氷化を達成。己に有利なリング、そしてマリポーサにとっては手足をもがれた不利なリングを形成します。

 それでもマリポーサは跳躍からの打点の高いドロップキック。それを口から雹を吹く『ヘイルブレス』で対応し、マリポーサの両足の氷化に成功するヘイルマン。マリポーサは両足の重みで失速し、ヘイルマンはそれを捕えてファイヤーマンズキャリーに。そして抱え上げたマリポーサの脳天を落下とともに自身の右膝に叩きつける『グレイシャークラッシュ』が炸裂。ヘイルマンは両足をスケートブレード化させ、スピードアップ。水を得た魚のような素早い動きで失速したマリポーサにブリザードブレードで切りつける怒涛の連続攻撃を加えます。

 不利なリングで闘うことを強いられたマリポーサは、すべるリングで立ち上がることもままならない状態。「カキカキ、惨めなもんだな。この氷のリングではお前は羽根をもがれた蝶々も同然だからな。処刑法もよりどりみどり…」と、余裕の状態で次の攻撃に移ろうとするヘイルマン。今度は『ヘイルブレス』で氷の螺旋ロードを作成し、その道をすべりながら加速し、勢いをつけたエルボードロップをマリポーサに食らわせます。

 「一度こうなったらこのリングの全てがオレの味方だ。お前の敗北は決まったも同然なんだよ」という余裕のヘイルマンに対し、「この私を空中戦だけが武器の男と思うなーっつ!」とヘイルマンの肘を押し上げ、跳ね除けるマリポーサ。その勢いで延髄斬りを食らわせ攻守逆転。今度はフライングクロスチョップを仕掛けるも、ヘイルマンに避けられコーナーポストに誤爆。しかしその誤爆はマリポーサの計算だったようで、鉄柱にクロスチョップを入れたまま錐揉回転。その手元からは摩擦熱で徐々に煙が発生し、発火。「見せてやろう、これが私のもうひとつの武器…モクテスマ・ディフェンスだーっ!!!」と全身に炎を移して次回に続く、です。

 今回はヘイルマンの攻撃回でしたね。マリポーサが颯爽と極めた脇固めがいとも簡単に脱出されたのは、運命の王子としての格を少し下げたように感じます。結局アイスバーンリングとなってしまい、マリポーサは羽根をもがれた格好に。しかもヘイルマンのフェイバリットも決められ、不利な試合展開です。でもまあ序盤なんでね、これくらいは別に問題ないと思います。ようはこの不利な状況を脱出するのに何をするのか、という点が注目されましたが、結果的には全身に炎を纏う『モクテスマ・ディフェンス』をもってきました。

 ヘイルマンの氷殺法に対抗するのは、単純に考えれば『モクテスマ・ディフェンス』以外ありえません。しかし以前も少し書いたのですが、『モクテスマ・ディフェンス』の発動条件を“アノアロの杖”と紐づけていたので、“アノアロの杖”がロビンマスクに返却された時点でマリポーサのこの能力はなくなったものだと思っていました。そうしたらあっさりと摩擦熱という代替発火方法で対処(笑)。そうなのか、火種は何でもいいのか。「炎を全身にまとえる」という能力が『モクテスマ・ディフェンス』なんですね。なんか納得してしまいました(苦笑)。

 ティーパックマンも沸騰したお湯で氷に対抗しましたが、残念ながら攻略にはいたりませんでした。でも今回は炎ですからね。ティーパックマンには失礼ながら、温度が違いすぎる(苦笑)。そうなるとヘイルマンの能力の無効化は待ったなし。ここからまたマリポーサの反撃が始まることを願いましょう。

 その他気になった点は
・「マリポーサ…」とつぶやくウルフマン…そんなに面識ないよね?
・ヘイルマンの足は、ブレードを出す必要ないんじゃ…もともとブレードっぽい足してるし…。

 こんなところですかね。

 

2018年5月1日(火) 
 最新刊を発刊しました。

 amazonで1巻〜2巻まで出版されている『今週のキン肉マン−キン肉マンを読み終えた人が読む本− 完璧超人始祖編』の第3弾が4月30日に発売されました。目印は…ファイティング・コンピューターのアイツです!

 新刊ではザ・ニンジャVSカラスマン戦、アシュラマンVSジャスティスマン戦、および主要メンバー国立競技場大集合までが収録されています。また、恒例の特別付録として書き下ろしの「オレ流超人批評」も収録。対象超人は…完璧肆式・アビスマン! 完璧超人始祖二人目の超人批評登場です。

 本書は可能な限り濃密にマンガを再現したあらすじと、それに対する私の雑感や感想、ツッコミという2部構成の読み物となっております。連載作品発表時点でほぼタイムラグなく文章を起こしているので、間違ったストーリー予想や当たらない勝敗予想も満載です(笑)。そんなリアルタイム性も楽しみにして読んでいただけると幸いです。よかったらぜひご一読を。

 

2018年5月7日(月) 華麗なる火炎殺法! 
 『モクテスマ・ディフェンス』により、全身に炎の鎧を纏ったマリポーサ。ローリングソバットでヘイルマンを攻撃すると、ヘイルマンは両腕をクロスさせてそれをブロック。しかしブロックしたブリザードハンドを溶かし、マリポーサは強引にドロップキックを食らわせます。自身の特性を封じられる展開に「バカな…お前の炎を操る術は知っているが、それは“アノアロの杖”で起こしていた特別な現象。今はその杖を失っているはずだ。それがなぜ!?」と動揺を隠せないヘイルマン。「お前の指摘どおりかつて私は炎を使い闘う術を身につけていた。そして今ではそのキーアイテムは本来の持ち主に返し、私からその術は奪われた。だが今でもな、火種さえ起こせばその術は忘れちゃいない!」と、空中からヘイルマンめがけて落下。ヘイルマンは『ヘイルブレス』を吹きつけて抵抗するも、マリポーサの全身の炎の勢いで雹がまったくあたりません。

 マリポーサは空中落下からマットの表面をなぞるように体勢を変化させ、アイスバーン化したリングを一部解凍。轍上に足場をつくることに成功します。そしてその轍をつかってトンボを切ると、ボディプレスをヘイルマンに浴びせます。これによりヘイルマンの体の前面の氷が溶け出し、次に両足で胴を挟むとそこも解凍。その状態から腹筋運動の繰り返しで、ヘッドバットを連発。ヘイルマンはその顔面までも溶け出してしまいます。

 一気に優勢になったマリポーサは「だから最初に言ったであろう? お前に勝機は微塵もないとーっ」とその口上も軽やかに。しかしヘイルマンは「まだまだーっ、その程度でオレを圧倒したと思うなよ!」と、マリポーサをジャイアントスイングにとると、コーナーポストにめがけて放り投げます。しかしマリポーサは回転してコーナーに着地し、ヘイルマンに反撃をさせません。ヘイルマンは息も荒くなり、明らかに追い詰められた様子。「この炎対氷の対決、どうやら私の炎に分があるようだな」とマリポーサに発言されると「チッ! アイツの言うとおりだ。接近戦ではヤツのほうが優位! 少なくともあの炎をなんとかしなくては。ならば…!」と置かれた状況の打破を試みるヘイルマン。両手のブリザードハンドをリングに突き刺し、最大出力で複数の氷柱を作成。それをマリポーサに投げつける『アイスウォールプリズン』で、マリポーサの周囲を取り囲んでいきます。これによりマリポーサは氷室の中に閉じ込められてしまい、次回に続く、です。

 使えないと思っていた『モクテスマ・ディフェンス』で、一気に形勢逆転をしたマリポーサ。「アノアロの杖がないとこの技はできないんじゃ…?」という私を含めた読者の疑問は、まったくもってヘイルマンの疑問と同じだったらしく(笑)、「火種さえ起こせばその術は忘れちゃいない」というマリポーサの解説によりその疑問ははっきりと解消されました。前回少し書かせていただいた考え方と、ほぼほぼ同じ理屈でしたね。

 これによりヘイルマンにとっては相性最悪の相手となってしまいました。炎を身に纏ってヘッドバットを連発するムーブには、対ロビンマスク戦を思い起こさせますね。あのときは鋼鉄のマスクが焼けただれていましたが、今回は解凍です。ヘイルマンは明らかに消耗している感じなので、最後に出した『アイスウォールプリズン』が攻略されると手詰まりかな? 個人的にはマリポーサが氷柱から脱出し、アイスバーンリングにヘイルマンを突き刺して、上空からの『偽マッスルリベンジャー』で勝利してもらうと胸熱ですね(笑)。

 その他気になった点は
・今シリーズから瞳がトーン処理されるようになったマリポーサ。
・ヘイルマンって体中が凍っている設定なのね。
・仮面も氷製なのかな?
・ジャイアントスイングはやはり「ミスミスミス」(笑)。
・ヘイルマンは夏祭りのカキ氷屋にひっぱりだこだな(笑)。
・『アイスウォールプリズン』は『聖闘士星矢』の『フリージングコフィン』を思い起こさせるなあ。

 こんなところでしょうかね。『今週のキン肉マン−キン肉マンを読み終えた人が読む本− 完璧超人始祖編B』が絶賛発売中です。興味のある方はぜひ。

 

2018年5月21日(月) 氷笑の吸血鬼!! 
 ヘイルマンの作り出した氷棺『アイスウォールプリズン』に閉じ込められたマリポーサ。「この程度の氷など…」と『モクテスマ・ディフェンス』の出力をアップさせて氷の溶解を狙いますが、逆に炎の威力は弱まっていきます。「カキカキ、愚かな。お前の得意とする“炎”の発生に不可欠なもの…それは大気中の酸素だ! 密閉された部屋でそんな大きな炎を燃やせば、内部の酸素はあっという間に消費され…やがて完全に鎮火する! これでお前の火種はなくなったーっ」と、自身の目論みが成功したことを誇るヘイルマン。

 炎が消えた段階で『アイスウォールプリズン』は消滅。「クッこれしきのこと」と、マリポーサは再度コーナーポストとの摩擦で火種を得ようとしますが、「また火種を起こそうなんて、おのオレがこれ以上許すワケねぇだろうがよぉーっ」と、ヘイルマンは四方八方に『ヘイルブレス』をまき散らし、リング上の物質すべてを氷結コーティング。氷の層があるため、マリポーサは火種を起こすことができません。そこに上空からヘイルマンが強烈なニードロップをマリポーサの背中に落とすと、間髪入れず両手を氷ハンマーに変形させた『ブリザードブロックハンマー』でフルスイング。マリポーサは顔面を強く殴打されますが、「調子に乗るな」と空中で体勢を入れ替え、ジャンピングニーパットで反撃。

 「そうだ、お前にはまだ蝶々(マリポーサ)殺法があったんだったな」と、ヘイルマンはその膝を受け止めると、強烈なニークラッシャー。マリポーサがダウンすると「もう勝負は決まったも同然だ! だが簡単には殺しはしねえ。オレもさっき散々大ヤケドを負わされたんだ。地獄の責め苦、今度はお前が味わう番だーっ!」と、ブレードの付いた足でマリポーサの胸をグリグリと踏みつけます。「このブラン城には気に入らぬものを串刺しにしまくった、ドラキュラ公なる貴族の伝説があるようだが…そのやんごとなき男もきっと…さぞやこんな爽やかな気持ちだったんだろうなーっ!」と、今度はブリザードハンドを串状にしてマリポーサの右足を貫きます。自分の強みをことごとく奪われたマリポーサですが、「逆転の可能性は…まだ! まだあるーっ!」とヘイルマンの足をすくい、足四の字固めの体勢へ。

 しかしヘイルマンは「こんなもの簡単に切り返せることくらい知っているんだよーっ!」と、あっさりと裏返しになる四の字返しへ。そしてブリッジで後方に体を反らし、マリポーサのアゴを捕えて鎌固めの複合技に。さらに両手両足のクラッチ部分からマリポーサの凍結を狙い、「マリポーサよ、このまま全身をカチカチに凍らせて、お前にはオメガの民の恐怖を伝える氷の標本となってもらうぜーっ!」完全に敵を仕留めるフェーズに移行。マリポーサ絶体絶命と思われる中、当のマリポーサは上空の太陽を見上げ、何かを狙っている模様。すると氷のレンズと化したヘイルマンの体を太陽光が通過し、マリポーサの背中がジリジリとあぶられて次回に続く、です。

 前回優位に立ったマリポーサでしたが、ここにきてまた窮地に。炎、跳躍といった相手の強みを理詰めでひとつひとつ潰していくヘイルマン、なかなかに策士です。『アイスウォールプリズン』では燃焼燃料となる酸素を枯渇させ、摩擦熱をなくすために『ヘイルブレス』でリングをアイスコーティング。最後に跳躍の要因たる脚を串刺し。詰み将棋のような、見事な闘いぶりだと思います。

 個人的には炎を鎮火させた後、あっさりと『アイスウォールプリズン』を解除したのが解せません。あのまま閉じ込めておけば、酸欠KOでヘイルマンの勝利だと思うんですけどね。それともあれですかね、出力アップした『モクテスマ・ディフェンス』は、酸素がなくなり消えてしまったけれども、それと引き換えに『アイスウォールプリズン』を消滅させることはできた、という理屈でしょうか?

 まあ結果的には完全にヘイルマンペースになったのですが、最後にマリポーサが罠をはった動きをしたので、やはりこれはマリポーサの逆転勝利でしょう。次回、ヘイルマンをレンズとした、太陽光からの発火現象が起きるのは間違いないので、これで『モクテスマ・ディフェンス』は復活です。ヘイルマンが「燃焼には酸素が必須」という理科知識を発揮すれば、マリポーサも負けじと「太陽光をレンズで集めると発火」という理科知識で対抗。なんかこの試合、「理科対決」という側面がとても濃厚になってきました(笑)。次回で決着かな?

 その他気になった点は
・なぜか空中に浮く氷棺。
・「四の字⇒裏四の字⇒鎌固め」となるマリポーサの読みはすごいが、確率的には冒険か。とくに鎌固めのムーブは。
・足元から凍らせるのは、プラネットマンの技を思い起こさせますな。
・もし本当に氷の標本になったとしたら、維持管理が大変だろうに(笑)。
・最終頁の「ヘイルマン! 背中、背中ーっ!!」というあおり文句が、実は今回一番面白かった(笑)。

 こんなところですかね。

 

2018年5月28日(月) 美しきルチャドールの意地!! 
 マリポーサ絶体絶命のピンチに、今にも終了のゴングを打ち鳴らそうとするノック。しかしハラボテ委員長はマリポーサの真意に気づき、ウルフマンも「全てはヤツの計算づくの行動だ…」と追従。ここでの試合終了に待ったがかかります。

 マリポーサの罠に気づかないヘイルマンは「凍結が進んでもはやギブアップの声も出せまい!」と勝利を確信。しかしここでようやくマリポーサの背中の発火に気づきます。「貴様どうやってーっ!?」と動揺するヘイルマンに対し、「フッ、火種の正体はお前の体そのものだ、ヘイルマン」とマリポーサがヒントを出すと、「カキ〜〜〜ッ、お前まさか…オレのアイスボディをレンズ代わりにして…!?」と、知らぬ間に張り巡らされていた仕組みのすべてを理解します。

 準備が整ったマリポーサは『モクテスマ・ディフェンス』を再起動。燃える体に耐え切れず鎌固めを解くヘイルマン。その隙を逃さずマリポーサはヘイルマンの背部にドロップキックを加え、コーナーポストにひらりと着地。「そもそも最初の足4の字固めが撒き餌だったということか!」と己の軽率さをヘイルマンが口にすると、「私があの場面で足4の字に出れば実力ある超人ならそれを裏返して鎌固めにくることは定石。ここまでの攻防でお前がズブの素人ではないと十分理解できたこその捨て身の作戦だ」と、マリポーサはコーナーポスト上で仁王立ち。

 「チキショオオ〜〜ッ、勝利までもう一歩だったのに〜〜っ」と、素直にくやしがる(笑)ヘイルマン。「貴様は私から一度は炎を奪い、蝶の羽根さえ奪い取った。たいしたものだ。だがかつて盗っ人ジョージとして名を馳せた私が奪われっぱなしではあまりに屈辱的。だから私もお前から最も屈辱的なものを奪い返してやったのだ! それが…お前が一度は心に抱いた勝利への希望だーっ」と、マリポーサはコーナーからトンボを切って飛び降り、上空から垂直に落下してのヘッドバット。その反動でまた上空に舞い上がると、さらに落下してヘッドバットの連続攻撃。

 「あの技はっ! ヤツの得意としていた…『マリポーサ式マッスル・リベンジャー』! だがあの技はロビンマスに破られたはずでは…」とさらりと技解説を交える有能委員長(笑)。「ああ、かつて私はこのような技をキン肉族三大奥義のひとつ『マッスル・リベンジャー』と称して使用し、そして不完全な偽者と否定された。だからこれは体勢は似ているがキン肉族三大奥義ではない〜〜っ、そこから進化した私のオリジナルホールドだーっ!」と、マリポーサはヘッドバッドの連打から、両足でヘイルマンの首を挟み込んでジャンプするムーブに変化。そしてその体勢で上空から何度も回転を繰り返し、錐揉み状態で落下。「くらえーっ、王位争奪という柵(しがらみ)から外れた私の放つ新技アステカ・セメタリーッ!!!」と、ヘイルマンを強烈に頭からリングに叩きつける新技を披露。この衝撃で氷コーティングされたリングは破壊され、ヘイルマンは血を吐いて戦闘不能になり、マリポーサは勝利を確信したポージング。直後にノックがゴングを打ち鳴らし、マリポーサは見事対抗戦の初戦を制することに成功、次回に続く、です。

 ドリフを彷彿とさせる「ヘイルマン、背中、背中〜」からの、『モクテスマ・ディフェンス』再着火。読者全員が分かっていた予定調和展開が無事に進み(笑)、マリポーサは形勢逆転。これだけ読者が安心して見られた逆転ムーブも珍しいです(笑)。コーナーポストで腕組ポーズをしてネタばらしをするマリポーサ、文句なくカッコイイですね! 『王位争奪編』から重厚さを持ち合わせていたキャラでしたが、今回の試合でもそのスタンスは変わっていないし、さらに重厚さが増していてたまらないです。「大人」って感じです。でもいまだに“盗っ人魂”にプライドを持っているのはどうかと思いますけどね(苦笑)。そろそろ過去の過ちは「若気の至りだった」と反省しましょうよ。

 それに対してヘイルマンは少々子どもじみています。「チキショオオ〜〜ッ」と、かなり直球なくやしがり方を披露していますからね(苦笑)。試合中にこんなに全身でくやしがる超人は久々に見た気がします。でもそれが彼には合っていていい感じだと思います。

 フィニッシュもよかったですねえ。個人的にずっとリクエストしていた『偽マッスル・リベンジャー』のムーブを見たときは「きたーっ!」と思いましたから。このままフィニッシュでもよかったんですけど、さすがゆで先生、そこからのアレンジ型新技をきちんと用意してくれていました。ヘッドシザーズで錐揉み状に落下する新技『アステカ・セメタリー』です。ちょっと『ロビン・スペシャル』を彷彿とさせるのが、前回の試合で苦汁をなめた経験から、なんて設定だったらより胸熱ですね(笑)。でもマリポーサは『偽マッスル・リベンジャー』で天罰を受けたことをけっこう気にしているようで(笑)、その汚名も返上したい口上が見え隠れします。いうなれば“王位候補というカテゴリーからの卒業”ですかね。自身の方向性をあらためて探り直し、前に向かって進んでいる感があっていいと思いますよ。

 そんな自分に課したこれからのスタイルが見事に結果を出したからこその、勝利を確信したポージングなんでしょう。1ページをまるまる使っての印象的な決めポーズなんですけどね。カッコイイんだけど、ちょっとナルシスト入っていて笑ってしまうのもご愛敬(笑)。でも結果幸先の良い1勝をもぎ取りました。よかったです。次はビッグボディかな?

 その他気になった点は
・ヘイルマンは肉体も氷なのか…溶けると内蔵でてくるの(笑)?
・ヘイルマンの目のアップはマヌケだ…(笑)。
・ヘイルマンの断末魔は「カギャバーッ」

 こんなところですかね。

  

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