毎週更新する、『キン肉マンU世』の感想です
究極の超人タッグ編D(準決勝第一試合終了〜3大奥義特訓前夜)

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2009年11月9日 悪対悪?、開戦!! 
【今週のあらすじ】

 3時間後に禁断の最凶最悪決定戦を行うことを宣言する委員長。両チームに控え室で待機するように指示します。それに従って控え室に戻ろうとする両チームには、会場からブーイングの嵐。そんな中、会場で顛末を観戦していた弱小悪行超人が5名いました。どうやら今後、時間と完璧のどちらの派閥につくべきか懸案中といった感じです。そして悪行AとBは完璧超人へ、悪行CとDは時間超人へとつくことを決めます。悪行Eのみ優柔不断で決めかねている様子。

 時間超人へつくことを決めた悪行CとDは「ライトニング、サンダー、オレたちを仲間入りさせてくれーっ!」と直談判にいきます。それをみたライトニングが「兄弟!」とサンダーに一声かけると、「ヌワァ〜ッ」と両手を広げ、歓迎のポーズをみせるサンダー。「やったーっ、オレたちは今日から時間超人の一員だーっ!」と、喜んでサンダーの胸に飛び込む悪行CとD。

 するとトーナメントマウンテンから第一試合を終えたヌーボーとマシンガンズが下山してきます。ビビンバとマリに「すまんかったのう…負けてしまって」と謝罪するスグル。「いいえ、私もマリさんもスグルさまがご無事であれば」と喜ぶビビンバとマリ。テリーはキッドのもとへ行き、「超人の息子ってやつはえてして血気盛んな父親の全盛期を知らないものだ…しかしミーはおまえにバリバリ戦う姿を見せられて幸せだ…ヌーボーと精根尽き果てるまで戦えて悔いはない!しかしたったひとつ後悔の念があるとすれば…ミーもおまえと精も魂も尽きるまで戦いたかった!」と告げます。それに対して「ウン!」と答えるキッド。

 そしてヌーボーサイドは凛子、ジャクリーン、イケメンが「やったわねーっ!」と駆け寄ってきます。「ありがとう凛子ちゃーん」と迎え入れようとするマンタを素通りし、カオスに抱きつく凛子。「これはどうなってんだ〜っ、凛子ちゃんの浮気もの〜っ!」とふくれるマンタ。それを「やめなさーい、カオスのこの試合での発奮材料は凛子ちゃんの愛が大きいんだから〜っ」「人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ、ですわよ」と止めるイケメンとジャクリーン。

 すると突然横から悲鳴とボキ、バキという異質音が。サンダーの胸に飛び込んだ悪行C、Dが苦しんでいるのを見ると、「あれはあの悪行超人ふたりの背骨が折れる音だ」とカオス。「ほら、どうした〜っ、おまえらが時間超人に入りたいっていうから同志の証として抱擁してやってんのによ〜っ」とサンダーが容赦なく締める力を強めると、悪行C、Dの体は真っ二つに。「あーあ、潰れちまったあ〜っ」とサンダーがいうと、「おいおいサンダー、せっかくの弟子入り志願者を…もっと丁寧にあつかえ!」とライトニング。ケビンのクリアベッドを担いで控え室へ戻ります。それを見ると、鬼の形相であとを追うカオス。ただならぬカオスの行動に心配して凛子がついていきます。

 一方、悪行A、Bはネプに仲間入りを懇願。「オレらを次の試合のセコンドに使ってくれねえか〜?しかしなんだな、最大のライバルであるマシンガンズが消えてくれて、あんたたちにとっても良かったんじゃねえのか〜?親子愛がどうの、正義超人の志がどうのって…まったくキン肉マンってやつはクサくてオレたち悪行超人には見ていられなかったですね…ああいうのを茶番劇っていうんでしょ?」とネプに話しかけると、ネプはとたんに怒りの形相になり「おまえらごときに何がわかる〜っ!」と威圧します。ただならぬ雰囲気を察した悪行A、Bが気圧されて逃げ出すと、ネプは左手を高々と掲げ「おまえにキン肉マンの何がわかるーっ!」と、悪行Aにクォーラルボンバーを叩き込みます。吹っ飛んだ悪行Aが、先に背を向けて逃げた悪行Bに矢のように突き刺さり二人とも絶命。「いくぜマンモス」と、ネプは控え室に引き上げていきます。のこったイカ風味の悪行Eは「ウワァヒャアア〜ッ」と命拾いです。

 場面は時間の控え室。ダンベルやサンドバッグが無造作に置いてあります。それを目にしたライトニングが「20世紀の超人の控え室ってやつは、オレたち未来からやってきた超人にはあまりにも粗末に見えるぜ…」とこぼすと、「フッ、おまえたちみてえな性根の腐ったやつらにはそんな汚い場所がちょうどお似合いだぜ!」と、入り口の影から声がします。「なにいーっ」と振り返る時間超人。そこには腕組みをしたカオスが立っていました。「なんでえ、カオスじゃねえか〜」とサンダーがいうと、「そう、オレはマッスルブラザーズ・ヌーボーのキン肉万太郎のパートナーカオスであり…そして父さん母さんをおまえたち二人に虫ケラのように殺された…カオス・アヴェニールでもある!」と猛るカオス。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 今週は幸薄げな超人がわんさかでてきました(笑)。せっかく応募した超人が採用されても、こんな扱われ方だと複雑な気分だよな…。読んでいる方としてはその哀れ加減が笑えるので、いいっちゃあいいんですが(苦笑)。

 そんな中、ネプの苛立ちはどうなんでしょうかね。ここ最近急速に心理変化が起きている雰囲気なんで。ヌーボーVSマシンガンズの戦いに心打たれるものがあったのか、悪っぽくなくなってきていますよね〜。これって我々が当初期待していた、『キン肉マン』という作品では初の試みとなる悪VS悪のコンセプトが、かなりずれてきているような…ネプのブレ加減によっては、純粋な悪VS悪が見られなくなる展開になりそうです。

悪VS悪→悪VS悪?→悪VS悪・正義(葛藤)→悪VS正義(敗北)

みたいな流れになりそうで。あ、当然後者がイクスパンションズね。この心理ドラマが物語的に劇的かつ納得のいくものであればいいんですが、中途半端だと非常に危険ですね〜。読者は純粋な悪VS悪を見たいと思っているでしょうから、その期待を大きく裏切らなければいいんですが…。

 そしてカオス×凛子のからみ。これって恋愛発展なんでしょうか。時空を超えた(笑)。でもマンタの言うとおり、凛子は浮気者だなあ。ジェイドの件もあるし。

 最後に控え室での時間VSカオス。これがどういった発展をするのか。ここで一戦あるのか、ないのか。それによっても動きが大きく変わりそうです。ただここがもたつくと、いつまでたっても試合が始まらないんだよな…。

 

 

 

 

 
ポチっとね。 キン肉マンだけじゃもったいない! 他にも笑えるコンテンツ満載です!
 ここから『オレ流ホームページ』の全貌を知ろう!
 
2009年11月16日 アヴェニール一族 
【今週のあらすじ】

 すみません、時間がないのでかいつまんで。

・時間超人の控え室に押し入ったカオス。自分の両親を殺したと詰め寄る。
・そんなことは記憶にないと言い張る時間。
・時間超人はおまえら二人だけだと思ったら大間違いだというカオス。
・自らヘッドギアをとり、魔時角の跡を見せるカオス。そして時間超人の過去を語り始める。
・もともと時間超人は、残虐超人の突然変種だった。
・時間超人のご先祖は正義の心を持っており、魔時角の悪用を厳格に戒めた。
・それでも悪用を恐れた先祖は、一族ごと最果ての惑星へ移住し開墾した。
・そして250年が平穏に過ぎた。
・しかし魔時角を己の野望に使うべきだと、サンダー&ライトニングが村を強襲。
・それに立ち向かった国王(カオスの父)だったが、返り討ちにあってしまう。
・ここでやっと過去を思い出し、「そうか〜、あのときの小僧か〜」と時間。

 そして次週に続く、です。

【今週の感想】

 今回はカオスが時間超人であることの告白と、時間超人出生の秘密でした。もともと残虐超人の一派だったんですね、時間超人。これは意外な事実です。

 正義化した時間超人は回想シーンを見る限り人間型なんですが、その秩序を崩したサンダー&ライトニングは、フォルムからして異質ですよね〜。同じ一族とはとても思えないんですが…事を起こすまでは、どこかの部族に属してひっそりと生きていたんですかね〜。いや〜、あれは目立つと思うんだけど(苦笑)。なんか彼ら二人だけ突然変異というか、ポっと出のキャラに見えるんですよね。内部からの反逆者という設定よりは、外部からの侵略者の設定の方が、個人的にはしっくりくるんですけどね。

 さて、この控え室での揉め事は長引くんでしょうか?こりゃ年内に試合は始まらないかな…?

 

2009年11月21日 復讐のタイムワープ!! 
【今週のあらすじ】

「あのミニッツ・アヴェニール王の息子だったのか?」と、カオスの父の殺害を思い出す時間コンビ。「少し思い出したようだな…ならばその後母さんを殺したのを覚えているだろう」とさらに過去の話を続けるカオス。場面はまた回想シーンに。

 倒れる王を見て、カオスを抱きかかえながら絶叫する王妃。そこにサンダー&ライトニングが「本来時間超人は悪行。それを正義超人のフリして生きるには無理があるんだ…だから善人面して生きるやつらと正義を押し付けるアヴェニール一族を殲滅しようとしているわけだが…本来の属性である悪行超人としてオレたちに協力するなら生かしてやってもいいぜ」と詰め寄ります。

「王同様、私も悪に心は売りません!」と王妃が拒否すると、「ならば死んでもらうしかないな」と腕から刃物をだすライトニング。「妻と子には手をだすな〜」と虫の息のミニッツ王の叫びもむなしく、王妃を切りつけます。「母さん、父さん!」と叫ぶカオス。「小僧、あとはおまえ一人だ。覚悟しろ」と二人が詰め寄ろうとすると、瀕死の両親が足を捕まえ「逃げろカオスーッ!ご先祖様の『正義超人として生きよ』というご遺志を受け継ぐためにも、おまえは生き延びるんだーっ」と、すべてを子供に託します。「手を離さないとこうなるぜーっ!」と、容赦なくサンダー&ライトニングは王と王妃に踏みつけ攻撃で止めをさします。そんな忌まわしい状況の中、カオスは涙ながらに逃走。

「小僧が逃げた!」とサンダーが焦るも、「放っておけ…飢え死にするのが関の山だ」とライトニング。「それよりも魔時角をつかって正義超人の黄金期といわれる1980年代にタイムスリップし、やつらを殲滅させるミッションを急ぐのだ!」と己の野望に着手し始めます。「兄弟、このオーバースーツを着よう。オレたちはアヴェニール一族を殺戮した大犯罪者だ。これからのタイムワープを邪魔されたくない」と、まずは容姿を変えます。「ニュージェネレーションたちに“レジェンド狩り”の宣言に行こうぜ」と、宣戦布告のために飛び立つ二人。ここで回想シーンは終了。

「完全に思い出したぜーっ、あの時逃がしてやった小僧だーっ」と時間がいうと、「そう、最後に生き残ったアヴェニール一族の末裔…カオス・アヴェニールだ!」とカオスが叫びます。それを控え室の外から聞き耳を立てて聞くマンタと凛子。カオスの正体を知って驚きます。「よく飢え死にもせずここまで成長しやがったなーっ」と問い詰めるサンダーに対し、ここまでのいきさつをカオスは語ります。魔時角を折ってタイムワープをしたこと、予定の時代より7年前の過去に降り立ってしまったっこと、そこで記憶を失ったこと、超人格闘技にたいして異常な興味を持ったこと、花山神社で超人格闘技の真似事を始めたこと、そこでマンタと出会ったこと、ひょんなことからグレートVとしてタッグトーナメントに出場したこと、その途中で記憶がよみがえったこと。

「オレはいきなりこの時代にワープしなくてよかった…あの小さな力ではとてもおまえたちを倒せはしなかったろう…しかし7年間という期間があったからこそ肉体的にも技術的にも育つことができたし、何よりもこの世に絶対“正義”が必要ということをより深く理解できたーっ!今こそ討ってやる!父さん・母さんの仇ーっ!」と、時簡に立ち向かっていくカオス。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 なんか今までの物語の整理みたいな感じでしたね。あとアヴェニール一族を襲ったときの細かい描写ですか。

 気になったのは、オーバーボディをつける理由がいまいち説得力がないことですかね。「追われる身だから変装しよう」とのことなんですが、これからタイムワープする(=現在犯した罪からは確実に逃げられる)のに必要なのかと。タイムワープだって魔時角をポキって折ればいいくらいの手軽さでしょ…。

 あと、アヴェニール一族を襲ったことを思い出すのにえらく時間がかかっているのも、なんかピンときません。時間的には

アヴェニール一族強襲→地球へ移動→ニュージェネに宣戦布告→タイムワープ→タッグトーナメント開催・戦闘

という感じなんだけど、これが寄り道のない連続性のある行動だとしたらば、記憶が薄れるほどの時間は経過していないような気がするんですが…考えられるのはアヴェニール星から地球への移動時間がえらくかかるとか…?たとえば数年とか。それだったら記憶が薄れるのもわかるし、オーバーボディを着て変装するのも辻褄があいます。

 で、このままだと控え室でひと悶着起きそうなので、盗み聞きしていたマンタが止めに入ることを願いたいです。というか、早く試合を開始して欲しいんで…

 

2009年11月30日 カオス、“正義”の遺志を継ぐ!! 
【今週のあらすじ】

 すみません、時間があまりないので箇条書きで。

・時間コンビに一人立ち向かうカオス。
・その騒動に気づき、確認をしにいくハラボテ委員長
・このままではリング外乱闘の違法行為で決勝進出の権利を剥奪されると焦るマンタ。
・「この狼藉は所詮、オレたちと同じ悪行超人」とののしるサンダー。
・「オレは正義・時間超人だ」と、サンダーにキングジャーマンを仕掛けるカオス。
・「おまえの父ちゃんと同じように“死時計の刻印”の餌食にしてやる」とライトニング。
・「そこまでだーっ!」と止めに入るマンタ。
・「おまえら二人して控え室乱入とはいい度胸だ」とサンダー。
・「マンタはトイレと間違えてここに入ってしまった」と苦しい言い訳をする凛子。
・しかしそれにあわせて「本当にウンチがしたくてしたくて」とおならを連発するマンタ。
・「トイレは向こうだーっ」と突っ込むライトニング。両者鼻を抑える時間コンビ。
・「“正義”を貫くなら正式なリングで堂々とやれ」とカオスを諭すマンタ。
・騒動を聞きつけハラボテが控え室にやってくるも、「こいつらが便所と間違えて入ってきた」と話すライトニング。すっかり騙されるハラボテ。
・「助けたんじゃねーぜ。ここで失格になったらリング上でブチ殺す楽しみがなくなる」とカオスに言い放つライトニング。
・控え室の外で、がんちょハウスの子供たちと戯れるカオス。その光景をみて「この若者はもう大丈夫だ…それは自分を心から愛してくれる存在を見つけたことが大きい」とラーメンマンの霊。ここでもカオス×凛子のクローズアップ。
・と、安心したのもつかの間、突然膝をつき苦しみだすカオス。その背中からモヤモヤと形をなしてきたものは…死神。驚くラーメンマン。
・一方、突然試合前インタビュー会見を開く時間コンビ。「いくらネプ&マンモが凶悪でもオレたちの比じゃねえ」と、いきまくサンダー。
・病院では順調に回復をみせたアリサ。「あんな重篤な状態から回復するなんて…私に血液を提供してくれた方になんてお礼を言っていいか…」と感謝。
・病院のテレビには、時間コンビのインタビュー中継が。
・それによって、未来の息子、ケビンが血液を提供したと知るアリサ。
・その失血のせいでいまだ死にかけているケビン。ショックを受けるアリサ。

以上です。

【今週の感想】

 なんか一つ、大きな伏線が張られましたね。カオス悪行化の可能性です。そもそも時間超人の原点が残虐超人という設定なので、アヴェニール一族というのは本来の生態を抑え、理性で正義化しているということになります。その理性のタガが外れたときに、暴走して悪行化するという可能性があるのでしょう。それが“死神”という表現でラーメンマンの前に現れたんだと思います。

 つまり、試合中にカオスが悪に流されるイベントが発生する可能性があります。それを周りの友情パワーによって打破するといった展開でしょうか。ここで同じような境遇の超人がいることに気づきます。そうです。ヒカルドです。彼は悪行出身ながら、正義超人として育てられてきましたが、彼を見る目は「所詮悪行」という差別されたものでした。

 彼が周囲の正義超人のフォローを得られなかったことを考えると、もしカオスが多数の正義超人のフォローを得られたとしたら、この待遇の差はなんなのかと。ちょっと腑に落ちない気持ちになりますね。ヒカルドが哀れで。

 そしてケビンですが、アリサが峠を越して回復したというのに、いまだ消えかかっているのはいかがなんでしょうか。「歴史の変化による消失」というピンチから、「輸血による失血で死にかけている」というピンチに入れ替わってしまいました。死にそうなのはしょうがないとして、消滅がしかけた五体が回復してもいいのでは…?さらにアリサの描写が挿入されそうなので、やはりこれは…年内は無理そうですな。

 その他気になった点は
・「おまえの父ちゃん」というライトニング。せめて「親父」にしておいて…
・臭気には弱い時間コンビ。ここが攻めどころか(笑)?

 こんなところでしょうか。

 

2009年12月7日 蘇る時間超人の恐怖!! 
【今週のあらすじ】

 すみません、今週も時間がありません。かいつまんで。

・失血で弱るケビンをみて、アリサの容態が悪化。
・それによりケビンの消失も進行。すでに首のみに。
・心停止状態になるアリサ。
・ゲンタが手に入れたウォーズマンのチップが鳴り出す。
・そこには『SEND THIS TO ALISA(これをアリサのもとに)』と文字が。
・それを見て、これでアリサが助かるかもしれないと直感するロビン。

 以上です。

【今週の感想】

 今週はなしとさせてください。

 

2009年12月14日 メッセージ・フロム・ウォーズマン!! 
【今週のあらすじ】

 心停止状態のアリサ。緊急手術の開始。神に祈るアリサの父・マッキントッシュ。ここにきてケビンが自分の孫であることを完全に認めます。「祈ろう。娘と孫のために。今のワシらにできることはそれしかない」

 一方、トーナメント会場では、ウォーズマンチップをロビンが手にしています。「私はこの中で一番ウォーズマンとは古い付き合いだ。ウォーズマンという男はたとえ負け戦となる試合においても、決してただでは死なない…虎が死んで皮を残すように…やつはあらゆる戦いにおいて意義を残していく…イクスパンションズ戦での意義がこのマイクロチップに違いない…」と語ります。

 すると今度はミートがウォーズマンについて語り始めます。「ウォーズマンはロボ超人!だから21世紀のウォーズマンはまったく年齢を感じさせなかったし、むしろ20世紀ウォーズマンよりそのフィジカルやテクニックも勝り強くもあった!」バックにはコースマス戦、イクスパンションズ戦で活躍するウォーズマンの姿が。ここからはミートの想像するウォーズマンのトレーニング施設が描写されます。

 コンピュータールームにリングがおいてあるようなレイアウトで、天井からは付け替え用の腕が6本、吊り下げられています。ウォーズマンは腕や脚をを取り外して新しいパーツに付け替えたり、ベッドに横たわり、自ら胸を開いて例のチップを埋め込んだりしています。

「ウォーズマンはロボ超人であったため、日々進歩しているテクノロジーを自らの肉体に受容し…最強となるためのメンテナンスを怠ることなく常に行っていた…だから21世紀ウォーズマンは20世紀ウォーズマンより強かった!」と、結論付けるミート。

「ということは、こいつは今の20世紀にない21世紀の最新技術駆使した、高度医療にも採用できるスペックなのかも…ウォーズ…おまえってやつは…わたしにとって優秀な弟子であり…大切な友だ!」と、ロビンは涙を流し、アリサのもとに駆けて行きました。

 場面はイクスパンションズの控室に。力を持て余すマンモスマンが、ノーズフェンシングで壁に穴を開けまくっています。その横でギターを弾きながら、先ほどの親子対決を思い出すネプ。親子愛を見せつけられ、ちょっといいなあと思っている感じです。マスクの下からは喧嘩マンの眼が透けています。

「フフ…オレ様ともあろうものがお涙頂戴対決を見せつけられ少しばかり動揺しちまった…親子愛・・・けったくそ悪いったらねーぜ…完璧な強さを求めるには家族など邪魔だ!子供など足かせにしかならぬ!そう信じて今までひとりで生きてきたんだ!オレの生きざまの正しさを証明するためにも、世界五大厄との最凶最悪決戦を制し…必ず決勝のリングで万太郎とカオスをあの世に送ってやるーっ!」と、壁に向かって喧嘩ボンバーを炸裂。すると控室の半分が粉々に。両手を広げて呆れたポーズをとるマンモスマン。ネプは迷いを吹っ切れたのか、ニヤリと一笑。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 今週の注目はやはりウォーズマンのトレーニングルームですかね。あくまでミートの想像なんですが、やはり興味深かったです。腕や脚といった肉体も、彼にかかればパーツの一部なんですね。耐用年数が過ぎたり、技術更新があれば取り換えると。う〜ん、ロボ超人。このあたり、一見ストイックに見えるんですが、よくよく考えるとズルい(苦笑)。肉体の鍛錬なしにパーツの付け替えで強くなれるのは、他の超人からすれば“反則”って感じでしょう(笑)。

 そしてブレまくりのネプ。完全に親子愛に魅せられてます。最後に打ち消しましたが、今後の展開でまたこういった感情がでてくるでしょう。イコール、彼はもう悪行ではないということです。また、「完璧の強さを求めるために一人で生きてきた、家族も子供も足枷、試合でそれが正しいと証明する」といった、戦いへの目的が自分自身の名誉欲、またエゴイズムに狭く絞られている点が、大義のために戦ったウォーズマンと比べて、人間的に小さく感じます。いいとこなしですねえ。

 その他気になった点は
・やたら医療関連の描写が細かい昨今の嶋田先生。やりたいのか?医療ものを(笑)
・21世紀ウォーズマン>20世紀ウォーズマンという理由がサラリと説明されている

 こんなところでしょうか。

 

2009年12月24日 有害指定の最凶最悪決定戦!! 
【今週のあらすじ】

 3時間の休憩がおわり、とうとう準決勝第2試合開始のアナウンスが会場に響きます。それによって会場の観客もヒートアップ。ヘルイクを応援するヤクザと、時間を応援するツッパリ高校生がお気に入りの超人のフィギュアを手に持ち、ガンの飛ばしあいをします。いつもよりも血の気の多いファンが多いようです。

 そんな中、この試合が非常に残酷で血なまぐさい展開が予想されると、委員会からは視聴制限がかけられます。15歳未満の子供、高齢のお年寄りは入場禁止に。テレビの視聴も控えるようにアナウンスされます。それでも試合が観たいゲンタたちは、シスターのコスプレをした凛子やジャクリーンのスカートの中に隠れて会場入りに成功。

 リングサイドではすでに決勝進出が決まったヌーボーが、偵察のために陣取っています。ヌーボーだけではなく、マシンガンズもリングサイドからこの対決に熱視線を送っています。牛丼をパクつくスグル。

 すると、両チーム入場というタイミングで、空模様がにわかにかき曇ります。サンダー&ライトニングが姿を現すと、空からは稲光が。そんな中を威風堂々とリングに向かって歩いていく時間超人。あまりの迫力にさっきまでヒートアップしていた観客が静まり返ってしまいます。

「歓声はどうした?ブーイングは?残虐超人に悪魔超人と、さんざん悪行超人を見てきたくせによ〜、なんでえその黙りっぷりはよぉ〜?ハハァ〜ン、おまえたち本物の悪行超人を見るのが初めてとみえるな〜っ」とライトニング。「人ってやつは、本物の恐怖を目の当たりにすると、ただうろたえ声も出ないっていうからなあ」とサンダー。

 そんな余裕の表情で花道を歩いていると、カオスが睨みつけていることに気付きます。「おっと、ひとりだけオレたちのことを睨んでやがる。恐怖よりもオレたちのことが憎くてたまらねえようだ」とライトニングが挑発すると、「てめえ〜っ!」と激高するカオス。しかしそれをマンタが「約束だろう、ご先祖様、そしてご両親のためにも、時間超人は正義として生きる、決着は必ずリング上でつける、と」と、カオスをたしなめ、事なきをえます。

 そして今度は新星・ヘル・イクスパンションズの入場がアナウンスされますが、控室は静まり返り、二人が出てきません。すると突然上空から「おまえらこそ本物の恐怖というものを知らないようだーっ!」という叫び声が。天に目をやると、空からネプとマンモが舞い降りてきます。「地上における最凶最悪タッグは、この“ノヴァ・ヘル・イクスパンションズだあ〜〜っ!」と稲光を背にして時間コンビに脳天エルボーの先制攻撃。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 年内開戦ギリセーフ?いや、ゴングなってないからダメかな(苦笑)。まあとりあえず一歩進んだってことで。今週はヘルイクVS時間が、どれくらい殺伐としてヤバい雰囲気なのか、という演出が主でした。観客層のガラが悪かったり、老人子供は視聴禁止だったり。入場時には突然雷が鳴り出すし。でも老婆であるシスターがあっさりと入場できるのはなあ…いきなり矛盾してるし。それとも入場チェックのスタッフにはピチピチギャルに見えたのかな(笑)?

 そして天高く、稲光とともに登場してきたヘルイク。ド派手な登場には間違いないんですが、いつあの高さまで上昇したんでしょうか。ヘリかセスナでも雇ったかな(笑)?意外と自己演出に抜け目がないな、ネプ。控室の半分が破壊されていることに、誰一人として気付かない委員会・観客もたいしたもんですがね。

 でもって、ゴング前の強烈なエルボーで先制攻撃。う…これは今までのパターンからすると、負けフラグの確率が高いんだよなあ。個人的にはヘルイクに時間を叩きのめして欲しいんだけど、ストーリーの展開上その可能性は薄いわけで。それに加えてこの先制攻撃。余計に可能性が薄まってしまった感があります。でもネプとマンモがノックアウトされるイメージがわかないんだよなあ。というより、見たくないというか。この辺、やはり初代キャラびいきなんですな(笑)。

 

2010年1月8日 進化する完璧超人、ネプチューンマン!! 
【今週のあらすじ】

 すみません、時間がとれないので簡潔に。

・時間コンビの入場時に不意打ちを仕掛けたイクスパンションズ。
・そのまま太鼓の乱れ打ち。「最凶最悪決定戦に、相手を敬うわけないだろ」
・ライトニングがそこから逃れ、左フックを仕掛けるも、ネプはそれを避けライトニングをワンハンドスラムの態勢へ。
・そのままトーナメントマウンテンのウォーキューブめがけて投げつけると、ガラスをぶち破りライトニング強制リングイン。
・「何が知性だーっ!」と、マンモスマンにフライング・ボディプレスを仕掛けるサンダー。
・「脳みそ足りねえのはお前のほうだーっ」とマンモスマン、イヤーガスト。吹っ飛ぶサンダー。
・やはりガラスをぶち破り強制リングイン。
・「2週間前の若さにまかせただけの粗野で乱暴な超人でしかなかったネプとは違う」とスグル。
・さらに「この落ち着き払った様はどうだ。ネプチューンマンは年を取ることでより完璧超人に近づいていっているのかもしれない」とスグル。
・空高くジャンプするイクス。マンモの頭を踏みつけ2段階ロケットでネプリングイン。マンモはダンボ状態でリングイン。
・いつものように、天井にマスク狩りマントをはりつけるネプ。「狩りとってやるぜーっお前たちの極悪面もなー」
・リングに施されたギミックは、なんと無数の剣山。久々のソードデスマッチ!

 以上、次号に続くです。

【今週の感想】

 今週はネプ&マンモ大暴れの回でしたね。特にネプはライバルのスグルにより、箔付けがなされたというか、読者に対して彼の格の高さを再認識させるのを目的とした表現が多かったです。確かにネプの一枚絵はカッコよかったです。

 でもねえ〜、私にはこれが敗北時の衝撃を増すための演出に見えてしまうんですよ。「より完璧超人に近づき、超人力を増したネプでも勝てない」時間超人の演出というか。すごい嫌なんですけど(苦笑)。基本、このマンガは序盤に飛ばしたチームが不利というパターンが多いので、さらに心配です。

 しかし時間コンビの情けない姿は痛快ですな。このまま恐怖におののいてほしいんだけど(笑)。もうさあ、この試合は時間コンビを罵倒して罵倒して超上から目線で対応してくださいな。あいつらに何を言われようが「うるさい下等超人が!同じ目線で言葉を交わせると思うな!」みたいな(笑)。

 個人的には7:3で時間の勝ちだと思っているんです。カオスの敵討、ネプの吐血というフラグを考えると。でもね、そこは覆してほしいです。正直カオスの敵討にはあまり胸が躍らないし…だったら新世代の敵討をマンタにやらせた方が盛り上がるし。

 で、試合形式がソードデスマッチと。これも前作の引用ですね。たしかネプキンが開発したデスマッチで、その弟子のネプも闘い方を熟知しているとのことでしたが…これも比較論法かな…?相手の得意スタイルで闘い、それに打ち勝つというギャップ。だとすると、やっぱり時間の勝ちなのかな?

 その他気になった点は
・マンモとサンダーの「バカ」「お前の方がバカ」やりとり。これを人は五十歩百歩といいます。
・イヤーガスト、ソルジャー戦でも使えば、インスタント団扇なんていらなかったのに…
・ネプは若いころも落ち着いていたと思うけどな…
・ネプには頭を蹴られてもOKなマンモ。
・アシスタントから非難轟々と思われるソードデスマッチ。「先生、めんどくさいっす」みたいな(笑)。

 こんなところでしょうか。

 

2010年1月18日 剣山デスマッチ、再び!!
【今週のあらすじ】

・ソードデスマッチを提案する時間コンビ。
・ソードデスマッチは完璧超人のネプとネプキングの得意ルールと言っている観客は、時間の提案に「酔狂な連中だぜ」とヤンヤの罵倒と歓声。
・「しかし13日前のマシンガンズ戦で、その得意のデスマッチルールでネプは敗れている。逆に嫌な思い出のある試合方法でもある」とカオス。
・「そのトラウマのせいで、この試合は時間コンビに有利に働く場合もある」とマンタ。
・「受けて当然、受けなければネプ&マンモは弱虫チームのレッテルを貼られてしまう」とミート。
・「全部が時間の狙い通り!どこまでうす汚れたやつらなんだ!」とカオス。
・「オレの答えはこれだーっ!」と、ライトニングにクォーラルボンバーをくらわせるネプ。
・吹っ飛ぶライトニング。ロープに足をかけて、なんとか剣山落下は阻止。
・「これが最凶最悪を目指す超人の姿だ!来るものは拒まぬ!これから悪行超人を目指す超人たちよ、完璧超人再興の旗のもとに集うのだ!」と指を高く突き上げるネプ。
・さらに追い打ちのクォーラルボンバーを放つネプ。それを避け、ネプに蹴りを放つライトニング。ここで委員長が試合開始のゴング。
・グラつくネプめがけて突進するサンダー。「おっさん、新星イクスパンションズは助け合うことではなく、個々の超人の力をあくまで示すことだったな!これはあんたを助けるんじゃねえ!」とマンモがリングインしてサンダーにタックル。揺れるウォーキューブ。
・巨漢2名の衝突に勝ったのは…サンダー。グラつくマンモ。すかさず片足タックルにいき、マンモを剣山に落そうとするサンダー。
・ロープ際こらえてサンダーにパンチを連打するマンモ。サンダーの仮面が凹む。
・「正義超人のいう“1+1が10にも20にもなるのが友情パワー”などは幻想だ。パートナーへの甘えを生むだけ。パートナーひとりひとりが100の力を持ち200の力で敵を圧倒するのが完璧超人なのだ!」とネプ。
・「ただのオツムの足りねえケダモノ野郎と思っていたが、やるじゃねえか〜」とサンダー。肩口のリオンフィンガーを発動し、マンモを支えているトップロープを切断。剣山落下の態勢に紙一重のマンモ。
・しかしブランチタスクでサンダーの脇腹を刺すマンモ。悶絶するサンダー。「言っているだろう、オレたちは個自体が卓越した強さを持つ完璧な者同士の結託であると!」と叫び、サンダーを串刺したまま、フロントスープレックスへ。場外に放られたサンダーの行く先は…リング下の剣山地獄!なんと最初の犠牲者はサンダー!そして次号に続く! 

【今週の感想】

 今週はなかなかテンポがよかったですね。ソードデスマッチを了解させる時間超人の策士ぶり、それを真正面から受けるネプ、マンモVSサンダーのド迫力衝突、タスクブランチ。落ち着いたネプはなかなかに頼もしいですね。

 とくにマンモ×サンダーの体当たりは気持が高揚しましたね。ネプ×スカーの衝突もド迫力で興奮した覚えがありますが、その上をいってます。マンモが力負けしたのはややショックですが、その後の対応力などはなかなかスマートでいい感じでした。ロビン戦での敗因であるタスクブランチがさっそく登場したのはやや不安ですが(苦笑)、絵的にはよかったです。

 あとは時間の小細工を、イクスがどうはねのけるかですね。ここで変に焦って対処すると下等超人と同じなので、貫録たっぷりにはじき返してほしいものですな。

 その他気になった点は
・久々に登場した若いころのネプキン
・「来るものは拒まぬ」と仲間を募集するネプ。たしか完璧超人って選ばれた集団だったよね…レオ様でも入れるの(笑)?つーかあんた、試合前にセコンド志願超人をあっさり殺してなかった?
・ネプを「おっさん」と呼ぶマンモ。個人的にひじょうにしっくりきて笑えたので、ぜひそのまま呼び続けてください。

 こんなところですかね。

 

2010年1月25日 悪行超人の意地再び!!
【今週のあらすじ】

・剣山が刺さったまま立ち上がるサンダー。急所は外して落下したとのこと。
・そこにマンモがノーズフェンシング。寸前で掴むサンダー。
・そこからマンモ、タスクブランチ。サンダー、たてがみを回転させてそれを切断。
・そのごマンモ×サンダーのド迫力ど突き合い合戦。観客席まで飛ぶ血飛沫。
・サンダー、モンゴリアンチョップ、ひるむマンモ。
・そのままマンモにボディプレス。サンダーから突き出た剣山がマンモに刺さる。
・サンダーの背中にライトニングがヒップアタック。サンダーの体を突き抜けて、剣山がマンモに移行する荒業。
・それを筋肉で弾き飛ばすマンモ。
・ネプ、ライトニングにお互いスイッチ。
・リング中央で審判のロックアップ。次号に続く。 

【今週の感想】

 マンモとサンダーのド突き合い、いいですねえ。迫力があります。ただ先週の体当たり勝負といい、マンモの方がひるむという結果がいまいち気に入りませんが(苦笑)。ビッグタスクを切断されて焦りの表情をみせたりするのもちょっとなあ。まだ早いよね、焦るの(笑)。

 しかもテリーが「マンモスマンの最大の武器であるビッグタスクは弱点部分でもあったんだ」と、サラリとマンモの致命的弱点を指摘しているのも気になります。もっとビッグタスク、活躍させてほしいんだけどな。まあ最後に剣山を吹っ飛ばして不死身ぶりをアピールしたけど。若干気にかかります。

 そして最後はネプの審判のロックアップ。これがどういう結果になるのか。個人的には

ネプ「クククククク」
ライト「な、なにがおかしい!」
ネプ「クククク、これが五大災厄といわれる時間超人の実力か…」
ライト「………!?」
ネプ「決勝の出場権はおまえにくれてやるぜ、ライトニング」
ライト「し、試合はどうするんだ!?」
ネプ「試合は終わったんだよ。おまえはオレに負けた!」
ライト「なにを言う!」
ネプ「組み合った瞬間に見えたんだよ!おまえが血反吐をはいて倒れる姿がな!!」
ライト「ガ―――ン」

みたいな展開を希望します(笑)。つーかこれで試合終了!?これならネプもマンモも株を落とさず敗北できる!なんつって。

 

2010年2月1日 異質なる“悪”!!
【今週のあらすじ】

・リング中央でネプとライトニングがロックアップ。
・ネプ得意の実力査定法にどよめく観衆。
・興奮してリングサイドでドスドス足踏みするマンモ。
・「ライトニングの実力を量ってやるぜ〜っ」とネプ。
・しかし「そこいらにいる並みの超人、いや、それ以下のパワーしか持ち合わせていねえじゃねえか〜っ、バカにするのもいい加減にしろ〜っ!」と予想外の結果に。怒りにまかせてライトニングを押し込むネプ。
・今にも組み敷かれようとしているのに不敵に笑うライトニング。ここでネプに異変が。
・「なんだ、一度ロックアップで下した審判は絶対だったはずなのに…こやつの体内から立ち上ってくるヌメヌメとしたとらえどころのない感覚はなんなんだ〜っ、これではまったく相手の実力の審判もできない」と、実力査定ができない状態に。そこからネプを押し返すライトニング。
・「今までみたいに超人強度がどうとか、超人硬度がどうとかいう数値は、オレたちのように時間を自由自在に操れる者にとってはまったく意味をなさないーっ」とライトニング。「オレの方はおまえの実力が見えてきたぜ〜っ」と、押し返したロックアップからスルリとネプのバックに回る。
・「こいつがさっきオレにクォーラルボンバーをお見舞いしてくれた左腕だな〜、ヘシ折ってやる!」と、ネプの両手を背後で逆手に極め、そのままスープレックスで投げるライトニング。すかさず倒れたネプの左腕めがけて、サンダーがトップロープから落下。左腕に大きな傷をつくるネプ。
・「わかったぞ、こいつら時間超人を支えているものとは“強さ”ではない、こいつらを支えているのは純然たる“殺意”だ」とネプ。
・「そう、オレたちは同じ悪でももっと高みに位置する悪だ」とサンダー。
・「完璧超人界再興だと?笑わせるな!おまえは老害を撒き散らしているだけ。オッサンがリーダーになるような超人界に未来はねえ〜っ、明るい未来があるのはこの時間超人だけよ〜っ!」と、傷ついたネプの左腕を踏みつけツイストするライトニング。
・「老兵消えゆくのみだ」と左腕に延髄斬りをするライトニング。
・「人生の酸いも甘いも噛み分けた今こそがネプチューンマンの全盛期よ〜っ!」とひるまないネプ。
・ここで光ファイバー発動。宙に浮くライトニング。「今すぐ顔の皮を剥いでやる〜」とクロスボンバーの態勢になり次号に続く。 

【今週の感想】

 今週気になった点。

・超人強度絶対論の崩壊の予感
・どんどん追加されるヘルイクの負けフラグ
・早すぎるクロスボンバー

 こんなところですかね。すみません、時間がなくて。

 

2010年2月8日 光ファイバーVSアクセレイション!!
【今週のあらすじ】

・光ファイバーが貫通し、身動きできないライトニング。
・「因果応報だ…」とカオス。「これは報いだ」と厳しい表情。
・しかし余裕顔のサンダー。
・例のマウスピースを口にするライトニング。ボンバー炸裂直前で時空脱出。
・アクセレイションで消えたライトニングを探すイクス。
・ウォーキューブの窓に忍者のように垂直に立ってあらわれるライトニング。上空からダブルラリアット。
・「オレにははっきり見えた…おまえのアクセレイションの打開策が――っ!」と、一度の失敗にめげることなく、再度クロスボンバーの態勢へ。
・またもやアクセレイションでに逃げるライトニング。それを光ファイバーで追跡するネプ。
・ライトニングが逃げた地点を予測して光ファイバーを照射。浮かび上がるライトニング。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 案の定、クロスボンバーはアクセレイションでかわしましたね。相変わらず腹の立つアイテムです。伝説破壊鐘をテガタナーズが壊したように、まずはこのマウスピースを攻略しないと、ヘルイクに勝ち目はまずありませんな。だって…技よけ放題だし。ネプは打倒策が見えたといっていますが、それはあくまでライトニングの移動場所を消去法で予測しただけであり、根本的な解決に至っていないところが不安ですね。まだまだヘルイクの不利は続きそうです。

 その他気になった点は
・マウスピースを入れるライトニングの口
・相変わらず説得力満点のゆで式化学式(笑)。
・ライトニングはスパイダーマン意識なのかな…?

 こんなところでしょうかね。

 

2010年2月15日 
 今週は作者取材のため休載です。

 

2010年2月22日 
【今週のあらすじ】

 すみません、時間がまったくとれません。要点だけ。

 アクセレイションで移動したライトニングを見つけ、クロスボンバーを発射するヘルイク。しかしその光ファイバーのラインは直線ではなく、大きく湾曲していたため、本来のスピード・パワーを十二分に発揮できないという弱点があり、ライトニングに両足で阻止されます。

 そのまま両者脇固めにとらえられ、リングに落されると、ヘルイクの腕がひどいことに。そしてリング外のソードに投げ落とされサクサク地獄。ヘルイク秒殺負け?の大ピンチ。で、次週に続くです。

【今週の感想】

 ヘルイク早くもフェイバリットを破られ、大ピンチ。でも序盤調子良すぎるよりも、ピンチの方が今後の展開的には希望がもてるかな?以上です。

 

2010年3月1日 覚醒!“眠れる暴獣”マンモスマン!! 
【今週のあらすじ】

 すみません、今回も時間がまったくとれません。要点だけ。

 場外のソードの餌食になったヘルイク。咄嗟に急所を避けたマンモスマンは復活、ネプはかすかにソードが心臓をかすってしまっているよう。しかしネプはなんとか起き上がり、時間を攻撃。スグルの超人絞殺刑をライトニングに決めるなど、なりふり構わぬ姿勢。しかしやはりアクセレイションでライトニングはかわし、逆にネプをロープに絡ませ、サンダーとともに蹴りの嵐。そこでマンモがタッチ、ネプの窮地を救ってリングイン。「見切ったぜ、アクセレイション」と、あわせもつ知性をこれから発揮する模様。ノーズフェンシングをアクセレイションでかわそうとする時間に対し、「ノーズフリージング」と、鼻を回転させブリザードを発生、次号に続く、です。

【今週の感想】

 今週はなしとさせてください。すみません。

 

2010年3月8日 加速能力を打ち破れ!! 
【今週のあらすじ】

 鼻を振り回し、吹雪を発生させるマンモ。それによってアクセレイションの触媒であるエキゾチック物質が凍りつき、時間はアクセレイションが不可能に。「加速能力のねえ時間超人など、そこらのヘボ超人と変わらねえ」と、素敵過ぎるセリフをいったあと、マンモはビッグタスクで時間を貫く。その衝撃で口からマウスピースをはきだす時間。マンモは串刺しの時間を空中に放り投げ、二人重ねてアルゼンチンバックブリーカー→体を横転させ脳天からキャンバスに叩きつける“マッキンリー雪崩れ落とし”という豪快すぎる技を敢行。獣性と知性の二律背反する個性を融合した“超人破壊者(デストロイヤー)”としての真価を発揮し、それを誇示します。

 その圧倒的な力にさすがのライトニングも「強い…」と脱帽。「未来からきたオレたちには十分わかる!この先お前が超人歴史のキーパーソンとなることを…」とボソリと漏らすと、マンモはそれに反応。わずかなスキを見せます。それに気づいたネプが「前を気にしろ!」と注意するも、マンモの背後から「違うぞ、後ろだ」と謎の声が。その謎の声に従ったマンモ、背後から突撃してくるサンダーに気づき、咄嗟にそれを避けて逆にここでアイス・ロック・ジャイロを敢行。氷の塊と化すサンダー。「砕けろーっ、最凶最悪超人の称号の夢とともにーっ!」と、ライトニングに向けて投げつけられ、次号に続く、です。

【今週の感想】

 マンモスマン大活躍ですね!今までいまいち活躍できてなかったので、ヤキモキしていてファンにとっては溜飲が下がる思いでしょうか。とくに時間超人に吐き捨てたセリフにイカしたものが多くて、非常に痛快でした。あの不評だったアクセレイションを無傷で攻略したという点も特筆ものでしょう。アクセレイション攻略=戦線離脱というパターンが予想されていただけに、なんか一安心です。“マッキンリー雪崩れ落とし”も、彼らしい豪快すぎる技でいいですしね。まあ来週にはそんなダメージ、時間にはなかったことになってそうですが(苦笑)。アイス・ロック・ジャイロも飛び出して絶好調ですが、この段階で奥の手といわれるこの技を出すのが少し気になりますね。たぶんサンダーは砕けないだろうな。それ以上の必殺技を温存していればいいんだけど。

 で、今週の大きな伏線は…謎の声ですよねえ。考えられるのは

1.フェニックス
2.サタン
3.マンモの心の声(獣性本能)

なんですが、私の予想としては3かなあ。フェニックスもおもしろいんだけど、この段階ではまだ存在していないし、ここで出てきても話が余計わけわからん方向に進むし。2もなくはないな。時間に裏切られた復讐の駒としてマンモを選んだとか。

 ここの表現の重要な点は、おそらく「ネプの指示があてにならない」=「師と呼べない」=「いつ捨ててもいい」ということだと思うんですよ。だから3の心の声ならば、マンモ自身が自分で考え、判断し、行動するという、独立志向への伏線のような気がするんですよね。つまり…マンモは最後にネプを捨てるんですよ。それが時間につくのか、途中で試合放棄をして氷に還るのかわかりませんが。「まだオレは覚醒する時期ではなかった」なんていって。

 そう考えると、ネプは惨めなパターンで敗北していく可能性が高くなってきたなあ。

 

2010年3月15日 壮絶!血みどろの剣山殺法!! 
【今週のあらすじ】

 すみません、時間がないので今回はなしで。

【今週の感想】

 気になった点だけ書きます。

・ネプはもうダメだろう。残念だけど。勝ち上がる要素がない
・謎の声は第三者と判明。ってことは…やはりフェニックス?
・でもフェニックスはまだこの時点では存在しないので…知性の神?
・もしラーメンマンだったらゆで先生は神(笑)。いや、ちょっと救世主(メシア)っぽかったので
・マンモスマンはもうネプの指示には従えないから、やはりネプは捨てられることに…
・フード男がラスボスになる可能性があるのか?まあ時間には退場してもらいたいけど、これまで培ってきた話が崩壊しそう。

 こんなところでしょうか。

 

2010年3月23日 潰されたジャンボ・ノーズ!! 
【今週のあらすじ】

 剣山レッグラリアートで、ジャンボノーズに多大なダメージを負ったマンモスマン。それでも痛めた鼻で、時間をふっ飛ばします。そこでネプがブリザードを指示。それにマンモスマンが従おうとすると、またもや謎の声。「違うぞ、ジャンボ・ノーズは傷つきすぎた。ここは世界五大厄に攻めさせカウンターで一気に叩け」と指示します。「誰なんだ…」と声の主をさがすマンモ。「オレか?何も考えるな。今は戦いに集中しろ!」とフードの男。

 そこに突っ込んでくる時間。「マンモスマン、ブリザードだ〜っ!」とリングサイドからネプが再度指示を出すと、マンモはそれに従いノーズ・フリージング。時間二人を吹き飛ばすも、やはりダメージが威力が今一つ。時間がロープ際で踏みとどまります。そしてサンダーが吹雪の中を逆らうようにエルボー。それをジャンボ・ノーズで捕獲し、宙高く投げると…再びアイスロックジャイロに。氷詰めになったサンダーをライトニングめがけて投げつけようとすると、氷詰めのサンダーが動きません。

「オレたちの潰したジャンボ・ノーズでは不完全な吹雪しか作れず、このサンダーを完全にフリージングするには氷が薄すぎるーっ!」と、リオンフィンガーを伸ばしてサンダーが氷から脱出。そのまま『獅子のひと撫ぜ』でマンモスマンの鼻を引っ掻きます。悶絶するマンモを捉え、時間は二人がかりでマンモスマンを『ディザスターズドライバー』という脳天逆落としに。モロに頭から落ちたマンモは事切れたかのごとくダウン。

「ノーズ・フリージングさえ封じてしまえば…オレたちのアクセレイションも復活…」と、再度マウスピースを装着する時間。鍵穴からエキゾチック物質が大量噴出。「今から面白いものを披露してやるぜ〜っ」といって次号に続く、です。マンモスマン大ピンチ!

【今週の感想】

 いや〜つい最近まで強いマンモスマンだったのに…一気に劣勢に。破ったはずのアクセレイションも復活しちゃうし、ネプの指示はことごとくズレてるし、切り札のアイスロックジャイロは効かないし、これはまずい展開ですよ…。つーか、またアクセレイションかよ〜。もううんざりだよ(苦笑)。

 こうなると、謎の声の主による手助けしか希望はないですね…正体がだれだかいまだわかりませんが…この声に従って試合の空気を変えるしかないでしょう。まあそれはイコール、ネプを見限るということになるんですが…。

 しかしこの試合のネプはいいところがないなあ〜。クロスボンバーを破られる、左腕を破壊される、血を吐く、マンモを操作できないと、ちーともパーフェクトじゃないっすよ〜。ここ最近の表情は焦燥顔しかないもんね。なんかこう、ネプの威厳というか、品格といったものがなく、ただはじっこで慌てふためいているだけなんで、かなりガッカリです。試合前にはカッコイイ描写もあったんだけどな(苦笑)。なんとかもう一度、挽回するチャンスが欲しいですね。

 その他気になった点は
・マンモのお鼻って、ジャンボ・ノーズいうんだったっけ?
・ネプ冷や汗かきすぎ

 こんなところですかね。いやな展開だな、しかし。

 

2010年3月30日 襲いくる“第6の災厄”!! 
【今週の感想】

 すみません、簡潔に気になったところだけでも。

・ず〜っと焦りっぱなしのネプ。ホント、いいところなし。
・胸が痛みだすカオス。持病フラグか? 死神フラグか? 悪行化フラグか?
・マンモにとって、完璧超人中興って、そんなに魅力的なことなのかな?
・ロビン、病院に着くの遅すぎ。
・富士山の噴火を武器にするのは、稲妻を武器にしたネプと近い
・どのみちあまりにも反則的な技で興ざめ。
・マンモのダメージが酷くなってきた。ひきかえ時間はもう回復している。
・さすがのフード男も、天変地異にはアドバイスなし(苦笑)

 こんなところでしょうか。しかし相変わらず時間、汚いな。

 

2010年4月5日 
 今週は予告なしの休載でしたね。プレボ買っちゃったよ…(苦笑)。急病じゃなきゃいいんですがね。

 

2010年4月12日 エキゾチック物質、本当の脅威!! 
【今週のあらすじ】

 富士山噴火により、体中に溶岩、岩盤、剣山を受けまくるイクス。カオスの解説によれば、時間のエキゾチック物質により、富士山が活動期であった過去に戻したとのこと。このダメージでネプはうつ伏せにダウン。マンモも片膝をつく。

「まだまだ休ませるわけにはいかねえ」と時間は攻撃の手を緩めず、噴火の第二弾。イクスに迫りくる溶岩、岩盤を、手負いのジャンボノーズを回転させ、必死にたたき落とすマンモ。その姿は後ろに倒れるリーダー・ネプを守るかのよう。なんとも健気なチーム愛を感じさせます。

「マンモスが1万年前、なぜ絶滅したかを知っているか?それは人間の乱獲による説が有力だーっ」とライトニング。なんとか溶岩を振り払っていたマンモでしたが、両足に溶岩が直撃。態勢がくずれます。「マンモスマンよ、お前は知性を売りにしているようだが甘い甘い〜」と、ライトニングは飛んできた溶岩を両手・両足でキャッチし、「所詮は人間どもに狩られまくっていたバカで哀しい存在にすぎねえ!」と、そのままそれをマンモにぶつける『ホット・ロック・ジャイロ』を敢行。悲鳴を上げるマンモ。溶岩の熱で胸の鎖が融け、リングに落ちます。

 時間は追撃の手を緩めず、ツープラトンでマンモを脳天から落とす『巨獣火葬落とし』をとどめにくらわせると、とうとうマンモは大の字でダウン。刀折れ、矢尽きたかといった感じ。これにはフードの男も「・・・・」と無言。数えられるダウンカウント。

 もはや時間の勝利かと思われたが…そこではある異変が。倒れたネプの左腕が輝き、リングに落ちたマンモの鎖が引き寄せられくっつきます。マスクの下からのぞくネプの眼。これは…あの力が復活したのか…?次号に続く、です。

【今週の感想】

 いや〜、やっと来週からネプのターンが始まりそうですね。長かったなあ…。マンモは途中爆発したけど、正直ネプは試合開始直後以降、いいとこなしでしたからね。個人技なんて何一つ出しちゃいませんから。喧嘩スペシャルにダブルレッグスープレックス。そして…マグネットパワーを利用する特殊技の数々。

 ただ溶岩を浴びまくる二人の、回復し難そうな満身創痍ぶりはまだまだ負けフラグを引きずっていますね。ダメージ表現だと、時間と比べて雲泥の差があるので。というか時間超人、すでにノーダメージっぽくなってるし。

 そしてチームリーダーを溶岩の雨から必死で守るマンモの姿、グッときますね。この短期間でネプになぜそこまで心酔したのかが疑問ですが(笑)、体を張ったその姿はまさに友情。完璧超人のタッグはあくまで個の集合といっていたネプでしたけど、これには感じるところあったんじゃないでしょうかね。

 でもって…例のパワーの復活ですよ。これは富士山麓一帯を過去に戻した時間の、大きなミスですね。これによってロックされていたアポロンウィンドウが解除されたわけですから。そりゃマグネットパワーも復活するよな。問題は相方のマンモスマンがどうやってマグネットパワーを修得するか、ですね。それができないと、クロスボンバー発動できないですし。

 しかしここまで時間にわけわからん技を使われると、ネプだってサンダーサーベル等のトンデモ技をバリバリ使ってほしいですね。マグネットパワーが復活すれば奥の手はまだまだあるし、時間にひと泡吹かせてほしいです。

 その他気になった点は
・相変わらずのテリー一族の博識ぶり
・なんで溶岩はネプマンモにしか当たらないのだろう
・ホット・ロック・ジャイロか…たしかにホットだが…なんか腹立つネーミング
・溶岩つかんで火傷しないの?ライトニング

 こんなところでしょうかね。

 

2010年4月19日 揺るぎなき完璧超人の誓い!! 
【今週のあらすじ】

 完全にダウン状態のマンモスマンに対し、ダウンカウントが告げられます。すると例のフード男からマンモスマンに激が。「立て、マンモスマンよ! ここは立てるはず、いや立たねばならない〜っ!」という声が聞こえると、またも立ち上がってくるマンモスマン。驚愕する時間。

「オレはネプチューンマンに約束した…わが完璧超人が超人界を束ねて頂点に立つことを〜っ」というと、「おまえ…オレとの約束をそこまで…」と感激するネプ。ともに訓練した日々を思い出します。

 マンモはライトニングを捕まえようと手を伸ばすも、軽いフットワークでするするとよけられてしまいます。逆にロープを弓のように使い、自分を矢にしてマンモに激突。サンダーも同様に挟み撃ちです。さらなるダメージに脚が踊るマンモスマン。しかし耐えます。

「ネプチューンマンに教わった…正義だの悪だのとちっぽけな枠にとらわれてちゃ真理は見えない…強さこそすべて…完璧なる強さの前ではいかなる崇高な理念も、邪悪な野望も意味をなさない」と、あくまでネプの教えを守るつもりのマンモ。それに対して「そんな違う理念や思想をもつ超人界を束ねたところでまた考えがぶつかり合い争いが起きるにきまっている。オレたち時間超人はそんな行く末はどうでもいい。自分たちが球根を食べてコンプリートになれればな」と、ライトニングは自分さえよければいい宣言。「オレたちが優勝すれば人間ども、オメーらも時間超人の奴隷よーっ」とサンダー。

 そしてふらつくマンモにダブルの延髄斬り。両ひざからキャンバスに崩れ落ちそうになるも、マンモは踏ん張ります。「ネプチューンマン…約束…」と、うわごとのようにいいながらパンチを放つも、空を切ります。それを見て「マンモスマン…」と、ともに過ごした日々を回想するネプ。マスクの下からは、涙がにじんだ眼が見えます。そのとき、自分の左腕にマンモのチェーンが吸いついていることに気づきます。「そうか〜、そういうことかあ〜」と、自分の体の変化を理解し、立ち上がるネプ。マンモが再度『巨獣火葬落とし』をくらいそうになると、すんでのところでタッチ。

「確かにタッチを受けたぜマンモスマン!」と勇壮にリングイン。「マグネット・パワー!」と、あの力で剣山ボードを吸いつけます。「策士策におぼれるとはこのこと〜。お前たちはこの富士山ろくを江戸時代に戻し、富士山を噴火させて優位になったつもりらしいが…それはオレのマグネットパワーも復活ってことよーっ!」と、反撃の狼煙をあげて次号に続く、です。

【今週の感想】

 マグネットパワー復活に気づくのが、意外に遅かったですね、ネプ(笑)。今週は新星ヘルイクの絆がどれだけ深いかを描写したような回でした。新チーム発足からそれほど日がなかったと思うんですが、中身が濃かったんですかね。マンモのネプ心酔ぶりにはびっくりさせられます。というか、袖にされたウォーズマンに、そこまでの魅力がなかったということなんでしょうかね。ちょっと立場がないウォーズマンに涙。

 しかしマンモってのはいつの時代も忠犬キャラなんですな。たまに噛みつくけど(苦笑)。素直っていうか、変なところ純粋っていうか、マルチ商法にすぐ騙されそうで心配です。と思いつつも、二人の絆をみると応援したくなりますねえ。やっぱりこころに響くし。

 これはさすがに再度の裏切りはないかな…でもフード男とネプの二択状態は変わってないんだよなあ。でもこんな人情話聞かされたあとにマンモが裏切ったら、もうボクは何を信じればいいかわからない(笑)。

 さて、来週はいよいよマグネットパワー爆発ですね。ここ数週間分の溜飲を下げさせてもらいましょう。ただ…個人的にはまだ勝つのは時間だと思っています。6:4で。すごくイヤなんだけど。結局まだアクセレイション破れてないしね。

 その他気になった点は
・今週のネプ眼透過率が急上昇。
・過去の回想シーンをみればみるほどマンモはペットにみえてくる…
・ギターをつま弾くネプの横でネンネするマンモ。寝かしつけまでやったからこその絆…?
・時間のロープを使った魚雷は、はぐれ悪魔のアシュラマンの技に酷似。
・ネプのセイウチンの扱いってぞんざいだったなあ…マンモに比べると
・勇壮にリングインするネプ、かっこいい。

 こんなところでしょうか。

 

2010年4月26日 逆襲のマグネット・パワー!! 
【今週のあらすじ】

 復活したマグネットパワーで左腕に剣山を装着し、時間のツープラトン阻止にかかるネプ。「オレの大切なパートナーマンモスマンを易々とおまえたちの毒牙にかけさせるか―っ!クォーラル・ソードボンバーッ!」と、ライトニングにボンバー一閃。ツープラトンは阻止され、食らったライトニングは「ジョワガ―ッ!」と悶絶。

 返す刀で今度はサンダーをねらうネプ。「そんなものアクセレイションで返してやるわーっ!」と、マウスピースを噛むサンダーでしたが、なぜかエキゾチック物質がでずに焦燥。加速できないサンダーはそのままネプのボンバーの餌食に。「どうなってやがるんだ〜?」というサンダーに対し、「簡単なこと、富士山一帯を江戸時代にさかのぼらせるという荒業にパワーを使い過ぎたのよ〜っ」とネプ。ダウンしたサンダーを見下すかのように天高く人差し指をかかげ、「ナンバーワーン!」と雄たけび。

「噂には聞いていたけど…生で見るマグネットパワーは迫力が違う!」とマンタ。その他ジェイド、スカーもその能力に驚愕します。そしてグロッキーだったマンモスマンもゆっくりと立ち上がると同時に、時間も立ち上がります。

「正義・残虐・悪魔・時間とあまたいる超人属性の中で、完璧超人こそナンバーワンの優秀性を持つことを証明するためにこのリングにあがり、優勝する近道としてあえて凶悪ファイトを選んだ!しかしおまえたち時間超人は違う!オレたちは優勝するための手段、おまえたちはもともと備わった無頼の血のなすものだーっ!オレたい完璧超人の考える悪と、おまえたち時間超人の考える悪とは、絶対に相容れないものだ!」と、同じ悪でも中身が違うと強調するネプ。

「ネプチューンマン…なんでオレにタッチした…」とマンモスマン。「マンモスマン…よく無事であってくれた…」とマスク越しに涙するネプ。それを見てもらい泣きするカオス。「われら完璧超人は他の属性のタッグ様な、1+1が10にも20にもなるという概念はない…最初からひとりひとりが100の強さをもち、100+100=200でタッチワークなど必要ない…と!そういっていたではないかネプチューンマン…」と、ネプの行動にマンモスマンは疑問の表情です。そのマンモスマンのネプを見る目がいつもと違うことにきづいた凛子。そしてフード男も「……」と無言で何かを感じた様子。

 すると突然サンダーがマンモスマンめがけて突進。「マンモス!」とネプが叫ぶと、マンモスマンはそれを片足タックルで阻止。しかしサンダーを倒しきれません。「タイミングばっちりなんだが何かがたりねえな…そう、マンモスマンおまえ本来のケモノとしての迫力ってやつがーっ」とサンダー。するとそのままマンモスマンを抱え上げ、後方にブリッジ。例の『デスウォッチ・ブランディング』の態勢に。「ジョワジョワ、20世紀の悪行超人史の五指に入るマンモスマンも、この体勢なってしまったらどうすることもできない…」と仕上げにとりかかるライトニング。

 危険を察知したネプは、マグネットパワーを前回。鉄柱を2本ぶち抜き、自分の左腕に装着。そして高くジャンプし、旋回しながら落下。「マンモスマンはこのオレが絶対に殺させん!アイアンバット・スクイーズ!」と時間めがけて突入し、次号に続く、です。

【今週の感想】

 やっとネプの反撃が始まりました。長かったなあ(苦笑)。ソードボンバーをくらい声をあげて悶絶するライトニングの姿は、思わずニヤリと口元がゆるんでしまうほどの爽快感を覚えてしまいました。もっとこんな目にあわせてほしいです。

 しかもアクセレイションがガス欠。このときのサンダーの慌てぶりも痛快。結局キミたち、アクセレイションがなければ強気じゃいられないのね、ってな感じで。これによってヘルイクは新パワー獲得、時間は既存パワー喪失と、プラスマイナスの差が大きく開き、ヘルイク大逆転の環境がそろったと気持も高揚しかけたんですが…それでも勝てない気がするのはなぜだろう(苦笑)。

 まずはマンモスマンの気持ちの動きが怪しい。この表情は2通りの心理状態を予想できます。

1.ネプのパートナーを思う心に、完璧超人イデオロギーを超えた感動や友情が芽生えている
2.師自らイデオロギーと矛盾行動をとり、話が違うと尊敬の念が薄れて師離れを起こしている。気持が高揚しているネプとは逆に、しらけるマンモといったパターン

という状態です。もしくは1、2の融合パターンも考えられます。2の心情なんだけれども、1の心情が湧きあがり、自分の中の矛盾した感情の整理に戸惑っている、みたいな。どちらにせよ、先行きがあまりかんばしくありません。というのも、

1.の場合→悪対決のアングルが、悪VS正にシフトしている。決勝ならば正の勝ちだが、準決勝では断然に悪が勝つ確率が高い。特に正が主人公以外の場合は。
2.の場合→マンモスマンのネプ離れにより、ヘルイク空中分解。フード男がフェニックスだとすれば、そちらになびく可能性大。つまりネプが捨てられる。
1.2融合の場合→サンダーに挑発されたように、野性と友情の矛盾に対処できず、ネプに反発、2の結果と同じ末路。

こんな予想しか立たないんですよね。マンモスマンが素直に「ネプ、感動した!オレもネプのためにもっと暴れるぜ!」という反応をしてくれた方が、それこそ1+1=20の法則でまだ芽はあったんですけど。ま、これでも悪VS正=悪有利の法則から勝利は難しいと思われますが。

 逆にここでヘルイクを勝たせたら、ゆで先生は半端なくすごいですよ。この悪悪対決が決まった時も予想外だったので「えらい!」と思いましたから、その感動をもう一度、ですね(笑)。

 その他気になった点は
・アクセレイションはガス欠なので、次回があれば復活するんだろうな
・鉄柱をネプがマグネットパワーで引き抜いたときは、サンダーサーベル発動かと思った
・下からのアングルのナンバーワーン!はカッコイイ。溜飲が下がります
・ブレイクダンスで起きるな、時間

 こんなところですかね。合併号だから、来週はお預けですな。

 

2010年5月10日 “死時計の刻印”を止めろ!! 
【今週のあらすじ】

 時間の“死時計の刻印”につかまり、絶体絶命のマンモ。「おまえがこの先疾風迅雷の活躍をするのを知っているだけに実に惜しい…チックタック」とライトニング。マンモはこの時点でもネプの「おまえはどんな窮地に落ちても100の力で逃げろ!オレは助けない」という完璧超人の教えを回想し、抵抗を始めます。攻撃をする時間、自力脱出を試みるマンモ、上空から錐揉みでマンモ救出に向かうネプ。この3つのベクトルが交錯した結果…時間の攻撃を見事ネプが阻止する結果に。しかし腕に引き寄せた鉄柱は粉々に砕け、ネプの傷ついた左腕にさらなるダメージが。崩れ落ちる時間。

 しかし完璧超人の教えをまたも破り、己を助けたことに疑問をもつマンモ。「オレはまだ余力があった…このジャンボノーズで時間の攻撃を防ぐこともできた…」とネプに詰め寄ります。それに対して自身の行動の説明がつかず、何も答えられないネプ。

「ようやくわかったようだな、マンモスマン。そのネプチューンマンというやつは自分を完璧などというわりには、実のところいつも心が揺らいでいる。その男はおまえを手足のように動かす頭としての器ではない〜っ!」と、フード男の声がマンモに響きます。その声を振り払うマンモ。このヘルイクの思考停止のスキをついて、サンダーがマンモめがけてジャンピングニー。「マンモス!」というネプの忠告にマンモはとっさに耳を広げ、サンダーをサンド。それに向かってネプがドロップキックのツープラトン。サンダー片膝をつきます。

 そのときリングにちらばる火山弾に何かを気づくネプ。「マンモスマンよ、その火山弾を食うのだ!何も考えるな、リーダーであるこのオレのいうことを聞けーっ!」と命令。何やらわからず言われた通り火山弾を食うマンモ。「富士山一帯の溶岩には磁鉄鉱が大量に含まれている…つまりはマンモスマン、おまえは磁力を食らっているのと同じことになる」と、ネプが左腕をかかげると、マンモの左腕が反応。

「復活!クロスボンバー!!」と、サンダーに襲いかかり次回に続く、です。

【今週の感想】

 時間があまりとれないので、気になった点をいくつか。

・マグネット・パワー復活で勇壮になったのもつかの間、マンモ救出でさらに左腕が悪化でトーンダウンのネプ。
・ネプとフードに対する振り子が依然続くマンモ。不安定なマイナス状況
・フードは…やはりマンモのご主人系?とするとやはり…不死鳥?
・火山弾を食うのは盲点。磁鉄鉱が含まれているのか、ゆで先生は博識だなあ。信じていいんですよね(苦笑)?
・とにかく石ころを食わされるマンモ(笑)
・このクロスボンバーをしくったら…あとがない…

 なんかヘルイクの負けフラグばっか。せっかく盛り上がったのになあ。以上です。

 

2010年5月17日 友情が起こした奇跡!! 
【今週のあらすじ】

 マンモからもマグネットパワーが発生し、サンダーに向かった磁力が伸びていきます。「マンモスマンはウォーズマン、ネプチューンマンというふたりの天才超人に見込まれた。その逸材超人にしてみれば、磁力を含む火山弾を食っただけでマグネットパワーをマスターすることなど造作もないこと…」と、マンモの突然のマグネットパワー発生に納得するカオス。

 場面はアリサの病院に移ります。ウォーズマンのチップを機械に入れても、アリサの心拍は戻りません。執刀医もあきらめかけたその時、突然心拍が復活。脳波形も正常に戻り、アリサは自呼吸ができるようになります。「キミの友人の“命のかけら”がアリサさんの生命を救ったんだ…」と執刀医。ウォーズマンの体を賭した友情に涙するロビン。

 試合場では、まさしくマグネットパワーが最高潮に達しようかというところ。「この感触だあ〜!光ファイバーでも十分な破壊力であったが、やはり完璧超人にとっての左腕はクロスボンバーを“打つためにある”の古い言い伝えが実感できるぜ〜っ!」とネプ。エキゾチック物質のきれたサンダーは、アクセレイションを発生することができず棒立ちのまま。そこにあわててライトニングがニールキックでカットに入りますが、磁力パワーに軽くはじき返されてしまいます。そしてネプとマンモの磁力が完全に繋がったその瞬間、カオスには何か得体のしれない衝撃が走り、「な…なんだあのフードの男は!?」と、観客の隅にいるフード男に気づきます。

 リング上ではマグネットパワーによるクロスボンバーがモロにサンダーに炸裂。クロスボンバーを打ち終わったネプとマンモは「ハアハア」「ゼイゼイ」と、息が乱れます。そしてサンダーの顔を覆うマスクにひびが入り…それが全部とれると思いきや、鼻から下の一部分しか剥がれません。予想外の威力の低さに焦りの表情のネプ、そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 気になった点だけ羅列を。

・カオスに“天才超人”と評されたウォーズマンとネプ。ウォーズマンの最近の評価は高いなあ
・アリサ復活により、ケビン消滅は回避?クリアベッドの変化がみたい
「完璧超人にとっての左腕はクロスボンバーを“打つためにある”の古い言い伝え」…そんな言い伝えがあったのか…じゃあスクリューキッドやケンダマンも、やろうと思えばクロスボンバーができたのかな…あ、グレートハリケーンやキャッチマンも…(笑)
・弾き飛ばされるライトニングは痛快
・カオスの体を流れた電撃はいったい?というか、なぜカオスだけに?そしてなぜ唐突にフード男に気づく?
・フード男の近くにいるヤクザ観客のシャツに、鳳凰の柄が…刺青に続き2回目の登場
・クロスボンバーが決まる大ゴマは迫力あるいい絵だなあ
・でも威力がなさそうなことに、読んでいるこっちはストレスが…(苦笑)
・サンダーの素顔は衝撃のネコ人間?Cat'sかよ
・よくよく考えてみれば、クロスボンバーはオプティカルファイバー版でもよかったのでは。時間はもう逃げられないんだし

 というところでしょうか。とにかくネプ組に不利な表現が続きますな。

 

2010年5月24日 裏切りのダブルクロス!! 
【今週のあらすじ】

 完璧に決まったかと思われたクロスボンバーも、サンダーのマスクは一部しか剥がれず失敗。そのかけらはネプのマントに張り付くこともなく、リング上に転がり落ちます。技の失敗に明らかに失望の表情を見せるネプ。これを見て「フフフ…」と不敵な笑みをみせるフード男。

「マンモス…腕が交差した瞬間、微妙だが違和感があったんだ…その直前まではふたりの磁波伝導は完璧だったのに…それこそビッグ・ザ・武道ことネプチューンキングとのコンビを彷彿とさせるほど…いや、それ以上の息の合い方だった!あのままいけば間違いなくサンダーの仮面を狩りとっていたのに…なぜだマンモス?」とマンモスを問い詰めるネプ。「パ…パゴォ〜」と返答しづらそうにするマンモに、「何を躊躇しておる。その男にはっきり言い放ってやれ!」とフード男の声が。明らかに様子がおかしいマンモ。

 フード男のテレパシーの気配に気づいたカオスは、その悪寒にまたもや苦しみだします。「やはりあのフードの男がマンモスマンに何かを?」しかし体が思うように動きません。それどころかその場にうずくまってしまう始末。カオスが何をいいたいのかわからず、心配するマンタと凛子。リング上ではマンモスマンが語り始めます。

「クロスボンバーの失敗はオレのせいじゃない…おっさん、すべてあんたが悪いんだ。完璧超人はコンビネーションという概念はない、お互い100の力で相手を圧倒する、パートナーが窮地に陥っても決して助けにはいらない、自分の持つ100の力で逃げろ、お互い死んでも恨みっこなしだとあんた言ったよな。オレはその教えを守り、どんなに窮地に追い込まれようが、自分自身の力で敵の攻撃から脱しようとした…しかしおっさんはあの時の誓いを自らが破るかのようにオレにタッチをし…そしてオレの救出にも入った!オレのことを信用していなかったということか〜っ」と、ネプを詰問します。痛いところを突かれて動揺しまくるネプ。

「マンモスマンよ、勘違いしているぞ〜っ、ネプチューンマンはおまえを信じているからこそ、かけがえのない存在だからこそ、自分の信念を曲げてまでおまえのことを救ったんだ…オレにはわかる、ネプチューンマンの気持ちが…」とカオスが嘆くも、この声はマンモスマンには届きません。「なんでお前が悲しむ?」と、カオスの心情を理解できないマンタ。

「きやがったぜこの瞬間、未来から来たオレたちには、歴史を彩った強豪超人たちのすべてを知り尽くしているという自負がある…だからわかるのだ、新星イクスパンションズは確かにいい組み合わせだ〜っ。しかし未来から歴史を見ればこの二人がぶつかり合うことは必然!」と、ヘルイクのいざこざを見たライトニングは勝機を見出します。

「それではマンモスマン、おまえは史上最高のクロスボンバーを…自ら手折ったというのか〜っ」と真相を知り、じくじたる思いのネプ。

「ああ…お互いのマグネットパワーが合致するその刹那…オレはおっさんとのパワーのベクトルをワザとズラした!オレがズラしたことによって捻じれたパワーの作用点がサンダーの顔面ではなくあんたの左腕に集中したんだ〜っ」と、とんでもない裏切り行為をマンモスマンは告白します。するとネプの左腕の皮膚がメリメリと剥げ落ち、その下の筋肉組織があらわに。さらにダメージの積み重なった黄金の左腕は、無残にもあらぬ方向にひん曲がる!

 この様子を病院のテレビで見ていたロビン。ネプのピンチにウォーズマンの形見であるデバイスが反応していることに気づきます。そしてリング上では手負いすぎるネプをゆっくり料理しようと、時間コンビが近づきます。

「サンダー、そいつはもうダメだ。とどめを刺してやれ」と指示をだすライトニング。ネプ絶体絶命で次号に続く、です。

【今週の感想】

 なんか…ネプチューンマン、救いがなくなってきたなあ。罰ゲームというか、リンチじみた展開になってきてしまいました。以前、ネプは捨てられるって書いたことがあったけど、実際その場面になると哀しいというか、痛々しいというか…そりゃネプは悪いことたくさんしてきたんでね、贖罪する身ではあるので自業自得だとは思うんですが、このシリーズはレジェンドが屠られる展開が多いので、旧作ファンとしてはなかなか消化しづらいです。

 しかしマンモ、裏切るかなあ〜。つい最近まで健気にネプのこと守ってたじゃない。あんたこそ完璧超人の教えをとっくに破っていたと思うんだけどなあ。このあたりの辻褄が合わない展開が、マンモの心理変化にいまいち納得がいかない理由なんですよね〜。でもマンモスマンというステイタスを守るためには、負ける前に脱出させるしか方法がないのかもしれませんね。一応悪魔将軍とならんで旧作では最強超人扱いの一人でしたから…

 まあこれでネプの逆転勝利の望みはほぼ潰えたわけですが、このあとマンモがどうするかですよね。パートナーを切ったのでタッグは消滅、かといって時間と合体もない。となるとフード男とのタッグですが、これを準決勝の時点でねじ込ませるのは、悪行超人に寛容すぎる宇宙超人委員会も、さすがに理由付けが難しいかと。となると、フード男にマンモが連れ去られてフェードアウト?フード男がフェニックス(or知性の神)だとすれば、そのままフェニックスのチームメイトとなり、正当な歴史の流れである王位争奪編に再登場して歴史の辻褄が合うという決着でしょうか。でも「裏切り×2」のレッテルを貼られたまま退場って、マンモスマン何しにこのシリーズに出てきたの?って感じですよねえ。

 その他、気になった点をあげてみますね。
・サンダーの素顔がネコちゃんであることは確定っぽいですね。だったら同じようなデザインのマスクいらないじゃん…
・ネプを“おっさん”と呼ぶマンモ。これはとてもいい味をだしてると思う(笑)。
・なぜカオスだけはフード男のテレパシーに気づけるのか?そしてなぜ体調をくずす?
・状況打開の伏線としてはウォーズマンのデバイスのみ。これがどう使われるのか?
・完全にHP復活している時間コンビ。やだなあ、こいつらが決勝の相手なんて。

 こんなところでしょうかね。

 

2010年5月31日 新星・ヘル・イクスパンションズ″崩壊!! 
【今週のあらすじ】

 クロスボンバーの失敗の後遺症により、ズダズダになるネプの黄金の左腕。「マンモスマン、なんてことを!」と度重なる裏切り行為を責めるカオス。

「なにをぬかしやがる、先に裏切ったのはネプチューンマン、あんたじゃないか。あれだけピンチでも助け合わないと約束をしておきながら、二度までもあんたはそれを破った…」と、マンモスマンは己の正当性を主張。

「いくら完璧超人時代の光り輝いていた栄光が忘れられず、21世紀からタイムワープしてきたとしても…やはりおまえの骨の髄には長年染まった正義超人としての心に愛″友情パワー″という魂が染み込んでいるのよーっ! だからマンモスマンを二度までも助けるという愚行をおかしてしまったんだーっ!」と、ライトニングが完璧超人になりきれないネプチューンマンをこき下ろします。それに対して「甘ちゃん野郎め!」と暴言を吐くマンモスマン。

「サンダーいけーっ、おまえの実力、その中途半端なオッサンに見せてやれ!」とライトニングが指示を出すと、サンダーがネプの左アキレス腱に噛みつきます。「ぶ…無様な姿だぜ…こんな完璧超人などいるものか…愛想も尽きたぜ」とマンモスマン。するとまたもやフード男の念波が。カオスもそれに反応。「まただ、またあの男がマンモスマンに念波を使って何かを伝えようとしている!」と頭を抱えるも、マンタと凛子には理解されません。「よーくいったぞマンモスマン! それで良いのだ」と念を送るフード男。

「すまねえマンモス…自らの手で完璧超人の誓いを破ってしまって…オレともあろうものがキン肉親子の対決を見て心に迷いが生じた…心底うらやましくなったんだ…オレの考えは間違ってないか? いいや、これでいいんだと葛藤しながら世界五大厄″との闘いに挑んでいた」と、自分の心情を告白するネプ。

「なんでえ、そんなことくらいで完璧の精神が揺らぐなんて、それこそおっさんのいう下等超人″的考え方じゃねえか」とマンモスマンは厳しい反論。するとカオスが外から叫びます。

「それは違うぞ〜っ、マンモスマーン! オレは幼いころに親の愛情をいっぱい受けていたからわかる! ネプチューンマンがおまえに注ぐ目は単なるタッグパートナーを見る目ではなかった! 親が子供を愛しがる目だったーっ!」とネプの親子愛に似た愛情を主張。

「確かにまだ見ぬ息子を目の当たりにした以上、ミーにもわかる」「私も未来でしか会えない息子と会ってしまったからわかる…妻も娶らず子もつくらずたったひとりの隠遁生活を送っていたネプチューンマンにとっては…シベリアの永久凍土から目覚めたばかりの赤ん坊同然のマンモスマンに自分でも気づかぬうち息子のような思いを持ってしまったのかも…」と、テリー&スグルのマシンガンズもカオスの主張を後押しします。

「グフフフ…みんなの言うとおりかもしれねえ…オレは何事にも熱心にオレに従うおまえに…妙な感情が沸き起こってきたのは確かだ…それはマンモス、おまえのことを自分の子のように思っていたのかもしれねえな…」と、それを否定しないネプ。「……」と何かを考えるマンモスマン。しかしそこに追い打ちのようにフード男の念波が。

「これでわかったろ、ネプチューンマンという男がいかに女々しい奴か…マンモスよ、おまえは完璧超人界などという小さな枠に囚われるような器ではない…アブストラクト・フェニックス(絶対的な知性)に従うべき存在なのだ〜〜っ」と、自分の配下になるよう主張。フードの下からは…例のクマドリがのぞきます。

「アブストラクト・フェニックス…」と、マンモスマンはつぶやき、ネプチューンマンに背を向けます。これで完全に孤立無援になったネプ。そこにサンダーのリオンフィンガーが襲いかかり、背中に大ダメージ。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 いや〜見事なまでにズタボロにされましたね、ネプ。ウォーズマンとともに野獣を御しきれず、結局はフェニックスが使いこなすという流れですかねえ。たしかに「先に裏切ったのはネプの方だ」と主張するマンモスマンにも道理があるように感じるのですが、いかんせん融通が利かないというか、純粋すぎるというか、根本的に友情パワーが心に響かないというか。王位編のロビン戦まで、精神修養の時間が必要なのかな…ただネプの「息子のように思えてきた」と素直に心情を吐露したネプに対し、「……」と少し考えるそぶりを見せているところが0.001%の救いかな(苦笑)。

 で、フード男ですよ。“フェニックス”という単語がでてきた以上、彼はフェニックス関係者なんでしょう。関係者というのは、この時点ではまだ知性の神との融合がされていないので、フェニックスマンなのか、知性の神なのかはわからない、ということです。ひょっとしたら歴史が変わって、融合後のスーパーフェニックスが早めに登場できることになったのかもしれませんがね。まあそこはゆで先生の適当さと感性によるところが大きいんでなんとも(笑)。

 私的には、それほど捻りのない正体だったかなと。一番ブーイングが起きない正体でもありますがね。ただ今後、彼がどう動くかですよね。個人的には彼は試合に参加しないと思います。そのままマンモスマンを連れ去って、このシリーズからは消えるのではないかと。そして歴史が王位争奪編の時間軸になったときに再度登場して歴史が元に戻る…てな感じじゃないかなあ?タイムスリップしたメンバーがそのまま王位争奪編に関連してくるような、パラレルワールドの続きはないと思います。ただ、超人大全でフェニックスが己に下した仕打ちをマンモスマンは知ってるわけで、それをわかっていながら彼についていくのは少々納得がいかない気がします。その未来をわかった上で、回避できる未来とマンモスマンが考えてついていくなら別なんですけどね…

 ネプを救う最後のカギはウォーズマンデバイスでしょうか。これがどうネプを救うのかちょっと想像がつかないんですけどね。とにかくロビン、はやく戻ってくれって感じでしょうかね。

 その他気になった点は
・ここまで腕が破壊された描写は、完全にネプびいきの心を折るなあ…
・「……」が多いマンモ。このときの思考回路がまたさまざまな憶測をつくるなあ
・ネプがマンモの面倒をみる回想シーンはいつも笑える
・ふとんをかけてあげるネプは優しすぎ(笑)。親心は完璧だ
・「おまえの実力をみせろ」といわれて出した攻撃が噛みつきですか、サンダーさん…

 こんなところですかね。

 

2010年6月7日 たったひとりの膨張(イクスパンション)″!! 
【今週のあらすじ】

 サンダーの“獅子のひと撫で”で背中を引き裂かれるネプ。激しい叫び声をあげるも、マンモスマンはネプを見ようとしません。サンダーは追撃の“リオン・クリニエール”。今度は右肩を裂きます。

「やつらワザと急所をはずし、パートナーのいなくなったネプチューンマンをなぶり殺しにするつもりだーっ」とスグルが叫びます。完全に膝立ち状態になるネプ。そこにサンダーが再び迫ると、ネプがカウンターの右掌底。ふっとぶサンダー。

「マ…マンモスに見捨てられようが…オレはひとりイクスパンションズとして闘う〜っ」と意地をみせます。「おもしれえ、ひとりでどうやって膨張するのか見せてもらおうじゃねえかーっ」と、ライトニングが襲いかかります。

「そんな下等超人の技など…むざむざ受けるかあーっ」と、素早い左ミドルキックで迎撃。ロープまでふっとび、リバウンドして跳ね返るライトニングを胸を張って待ち受けます。これはダブル・レッグスープレックスの体勢。

「悪いなあ、おまえのわずかな勝ち目をどんどん削っているようでーっ」とライトニングは余裕の表情。ネプの鉄鋲に刺さる直前にアクセレイションを発動し、コンマ先の世界へ。「のろいのろい、普通の超人のスピードではオレの動きを止められやしないーっ!」と、ボイリングシックルにてネプの鉄鋲をすべて切断。すかさずネプの後ろにまわると、切断した鉄鋲がライトニングの胸に装着され、ネプの背中に突き刺さります。そして掟破りのダブル・レッグスープレックス。ピキピキとヒビが入るネプチューンマスク。さらにリングに這いつくばって痙攣するネプ。

「マンモスマンよ、何度もいうが今ならまだ取り戻せるぞーっ! タッグチームとしてのふたりの“信頼””絆”を〜っ!」とカオスがマンモスマンに訴えます。すると思案深げにネプの方を振り向くマンモ。「や、やるか…」と攻撃に備える時間。

「その死にぞこないのオッサンと組んでおまえらと戦っても、オレが足を引っ張られ負けか…よくても引き分け…ならばオレはオッサンとの契約は解消…オレはもうひとつの声アブソリュート・フェニックスと契約する。この究極のタッグトーナメントの舞台はオレのいる場所ではなかったーっ」と、おもむろに駆けだすマンモスマン。

「オレはこの試合を放棄する!」と、トーナメントマウンテンから飛び降りるという前代未聞の行動。「ようしそれでよいのだマンモスよ〜」と、手招きをするフード男。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 ネプのなぶられ方は痛々しいなあ。これを見ていると、前作のミッショネルズVS超人師弟コンビを思い出します。そう、最後のロビンのやられっぷりが今のネプとかぶるんです。一人で二人を相手にしていること、手負いであること、己のフェイバリットを逆にくらってしまったこと、マスクに無数のヒビが入ったこと、泡を吹く、痙攣をするといった、強者にはあまりにも似合わない表現をさせられたこと、そして…今まで築き上げてきたステイタスを木っ端みじんに粉砕するような負け方をさせること。なんかそっくりです。

 それだけに早いところ試合を止めてほしいんですけどね。もう逆転の余地なんてないし、ゆで先生もそのシナリオははなからないですよ。頼みの綱のマンモスマンも、損得勘定でパートナーを見捨て、敵前逃亡という情けなさですからね。たしかに不敗神話は守られたかもしれませんが、株は落ちたなあ。あれだけカオスが呼びかけて、汚名返上の機会はあったのにこれですからね。差が激しいです。私的にはフェニックスとこのままフェードアウトとふんでいますので、マンモスマンはここでお役御免でしょう。数年にわたってストーリーを盛り上げてくれたことは確かですが、もっとかっこいい表現はできなかったものかと、残念でたまりません。正直いって、このシリーズで株を上げたのって、ウォーズマンだけなんじゃ…?

 そして時間。エキゾチック物質充電完了しちゃったなあ。これでまた決勝ではアクセレイション攻略法を考えないと…私が考えることじゃないんだけどさ(苦笑)、もうめんどくさいよね。あと笑えたのが、マンモスマンが振り向いたときの「や…やるか…」ですね。これは弱小超人にしか見えない(笑)。マンモにビビっているとしか思えないもんなあ。こんな連中、やはりラスボスにしてはダメでしょう。かといってフェニックス&マンモスマンがラスボスというのも勘弁なんですけどね。あ〜あ、来週はネプがさらに痛めつけられてKOかな…ロビンやスグルが救出してくれればいいんですがね。

 その他気になった点は
・人体解剖図状態のネプの左腕は痛々しすぎる
・最後にでた「下等超人」発言。はじめからこれをメインに出してほしかった…
・トーナメントマウンテンの高さってよくわからない…飛び降り可能だったり、落下=即死表現だったり…

 こんなところでしょうか。

 

2010年6月14日 
 今週は予告なしの休載でしたね…残念です。

 

2010年6月21日 壮絶!“完璧崩壊”のフィナーレ!! 
【今週のあらすじ】

 一人試合を放棄し、トーナメントマウンテンから飛び降りたマンモスマン。この前代未聞の異常事態に、超人委員も慌ててルールを確認するも、「一方が戦えなくとも、もう一方が戦える場合、その一方がKOもしくはギブアップするまでは戦いは続けられる」と委員長は冷静な判断。ネプ一人の状態での試合続行を指示します。

 マウンテン下では、マンモスマンの愚行にスグルが激怒。「タッグチームとしてパートナーを放っておいて、てめえだけ棄権する身勝手さはどうにも我慢ならねえ!」とマンモに詰め寄るも、「ひとさまのタッグチームのことだ、放っておいてもらおう」と反論されてしまいます。「だけどなあ〜、ネプチューンマンのこともわかってやれ〜っ」と説教を続けようとすると、「もはや話を聞いてわかる“眠れる暴獣”じゃない…ネプチューンマンによって超人の歴史・戦いの戦術すべての知識を得て、聞く耳を持たない“覚醒した暴獣”になったんだよ…それに父上は手負いだ…これ以上あなたが傷つくのは見てられない」と、マンタがそれを止めます。スグルはそれを受け入れるも「こらっ暴獣野郎、おまえにはいつかこの私が直接戦って超人レスラーとしての精神を叩き込んでやるわーっ!」と捨て台詞。それに対して「おまえにそういわれなくても近い将来そうなりそうだぜ…」と、暗に王位戦をにおわせる発言をするマンモ。

 すると今度はカオスがマンモを止めに入ります。「マンモスマン、試合放棄なんていわずにネプチューンマンをサポートしてやるんだ! そして壊れかけているタッグとして大切なパートナーとの“信頼”と”絆”を取り戻すんだーっ! ノヴァ・ヘル・イクスパンションズは悪行超人タッグだけど、オレが見ていても素晴らしく完成されたタッグチームだったんだーっ! だからもう一度リングへ戻ってその素晴らしい活躍を見せてくれーっ! ネプチューンマンはおまえにあらゆるレスリング技術や戦略を教えてくれたんだよーっ! そんな実の親のように深い愛情を注いでくれたネプチューンマンをおまえは捨てるっていうのかーっ、世の中にはそんな愛をいっぱい受けたくとも受けられない子供だっているんだ〜っ!」と、涙ながらに詰め寄ります。

 しかしマンモスマンはそれを振り払い、「オレが捨てるのではなく、やつがオレとの誓いを破ったからオレは契約を破棄したにすぎねえ! 本来ならリングから降りる前にやつの顔面に裏切られた恨みの蹴りのひとつでもはなってやりたかったが…それをやらなかったのがあのおっさんが今まで育ててくれたことへの情けよ…オレはこの究極の超人タッグから離脱する。オレの心の中に呼びかけてくる新たなパートナー、アブソリュート・フェニックスに従うために!」と去っていきます。

 この顛末を聞いていた瀕死のネプ。「もうすぐトロフィーの球根を手に入れ…完璧超人再興の夢がかなうところだったのに…いつもだ…いつもオレはその夢がかなう寸前で勝利に必要となる非情な心が揺らいでしまう…その心のスキのためにつかみかけた夢が…どんどん両手から流れ出していく…オレは甘い…マンモスマンのいうように甘ちゃんだあ〜っ!」と、自分を責めます。

「バカかーっネプチューンマン、おまえはまだわかっておらぬようじゃなーっ、正悪にかかわらず超人にはみな生まれながらにして仲間を思いやる心というものが備わっておるんじゃーっ! それを正義超人界では“友情パワー”と呼ぶ!」とスグルが叫びます。すると

「そうだーっ、完璧超人にだって友情はあるんだーっ!」と、マンタもどこかで聞いたようなセリフを叫びます。しかしリング上では時間がとどめを刺しに入ります。サンダーのエキゾチック物質も復活し、アクセレイションで合体。ネプを振り回し、放り投げ、空中でライトニングがネプを固めて落下すると…なすすべなくネプは『完璧崩壊の終曲』をくらってしまいます。皮肉にもマスクハンター・ネプチューンマンのマスクが粉々に砕け、中からは完全にKOされた喧嘩マンの顔が。

 そしてマンモスマンは…フード男(フェニックス)に背中を押され、ひっそりと退場していきました。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 う〜ん、最後までマンモスマンの心変りはなかったですね…途中、スグル・カオスの説得があったので、あわよくば…と思ったのですが。マンモスマン=不敗というステイタスの保持をゆで先生は選んだということでしょうねえ。たしかにここでネプを助けにいっても、物語の展開上、惨めなKO姿を晒してしまう羽目になるわけで。でも…だったらはじめからこのシリーズに登場させなければよかったのに…とも思ってしまいます。

本来ならリングから降りる前にやつの顔面に裏切られた恨みの蹴りのひとつでもはなってやりたかったが…」これもひどい。あんたクロスボンバーの力点を意図的にずらして、ネプの左腕を完全破壊するという報復をすでにしてるじゃないすか。もうホント、立つ鳥跡を濁しまくりで(苦笑)。結果的にキャラ株を下げてお終いだったなあ。なんとも残念です。

 そしてマンタの「そうだーっ、完璧超人にだって友情はあるんだーっ!」。キミが言っちゃったか(苦笑)。なんか意外なところからでてきちゃったな。最後にとってつけたような感じになってしまったんで、名セリフの価値が薄れてしまったようでちょっと抵抗があります。やっぱりこれはネプかマンモに言ってもらいたかったな。

 で、マスクが砕けたネプ。ここまで圧倒的にボロカスにされたネプを見るのは初めてなんで、痛々しいです。過去の栄光帳消しみたいな。これはもう、さすがに反撃はないでしょうね。掟破りの逆マスク狩りじゃなかっただけ幸運だったとしましょうか(泣)。これにて今シリーズは伝説超人が全滅と。旧作からのファンにとってはなんとも寂しい結果となってしまいました…。

 その他気になった点は
・マンモスマンは、将来フェニックスに裏切られることを知っているのになあ…それも対処できると踏んだのかな?

 こんなところでしょうか。

 

2010年6月28日 決定!“最凶最悪タッグ”!! 
【今週のあらすじ】

 時間がないのでかいつまんで。

・『完璧崩壊の終曲』を食らい、ピクリとも動かないネプ。
・と思いきや、ヨロヨロと立ち上がり、「超人としての意地を貫き生命尽きるまで闘わせてもらう」と闘争の意があることを主張。
・「セイウチンへの罪滅ぼしの意味もある…」と闘うことでの贖罪を意思表示。
・しかしダメージが大きく、攻撃は当たらない。しかもボロボロの心臓からまた吐血。
・なんなくサンダーに捕獲され、『死時計の刻印』の態勢に。そのピンチを救おうとマウンテンを登り始めるカオス。
・しかし間に合わず。「勝利のためには手段を選ばないドス黒い精神から、今一度友情・愛・絆を取り戻して死ねるなら本望!」と言い残してネプは時間の餌食に。
・この段階で委員長、試合終了のゴング。これにて最凶対決が終止符。あまりの結果に静まり返る会場。
・試合が決まったのにかかわらず、さらにネプを持ち上げジャンプして外にでる時間。
・死人に鞭打つかの如く、富士山火口にネプを投げ捨てようとする時間。

 そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 今回はなしとさせてください。

 

2010年7月5日 SEND THIS TO NEPTUNE−MAN!! 
【今週のあらすじ】

 すいません、今回もかいつまんで。

・ネプの亡骸を富士山火口に捨てようとする時間。
・それに抗議する正義超人軍。
・「時間超人と戦えばどんな恐ろしい結末が待っているかを見せつけてやるんだ」と時間。
・ネプを救出するため、マウンテンを登り続けるカオス。
・ここでカオスの回想シーン。父親から魔時角に対する注意点を教わる。ポイントは「魔時角をつかうのはエキゾチック物質が完全な形で生成できるようになる15歳以上になってから」とのこと。つまりそれ以下で使用したカオスには何かの負担があるという伏線か。
・いってるそばから胸に痛みを感じるカオス。それでも登る。
・ここでロビン到着。ウォーズマンチップのメッセージが、アリサからネプに届けるように変わったと告げる。
・前の試合でひどい目にあった相手に対しても、救いの手をのばすウォーズマンの懐の深さに、新世代軍は感動。
・そのデバイスをカオスに投げるマンタ。
・と、同時に火口に放り込まれるネプ。
・するとベルトのバックルを開き、中からエヴォリューションマウスピースを取り出すカオス。それを口に含むと、なんとびっくりアクセレイション始動。頭の鍵穴からエキゾチック物質が。
・アクセレイションによって超スピードで火口に達するカオス。落下するネプに追いつけるか?

 そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 今週はなんといっても…カオスのアクセレイションでしょう。まあカオスも時間超人だからそういった能力があるのはいいとして、個人的に一番「え―っ」と思ったのが、マウスピースの所持ですよ。「あんた持ってたのか!」みたいな(苦笑)。なんだよ、今まで内緒で知らんぷりしてたのかよ、って突っ込んじゃいましたよ、思わず。

 これで決勝に進む4人のうち3人はコンマ一秒早い世界にいけるわけで、そうなるとマンタの能力不足が浮き彫りに。まあそこは例のパワーで補うとして…でもなんかマンタだけ仲間はずれなイメージが目立ってきました。こりゃ決勝はエキゾチック物質合戦になるのか?

 また、カオスのマイナスフラグもでてますね。未成年での魔時角使用による副作用、胸の痛み、などです。前にでた死神もあるので、ヌーボーにとっては足枷が多いような気がします。まあカオスは基本的に自己犠牲キャラっぽいので、お涙頂戴結末になるような気がしてなりません。

 そしてウォーズマンのチップ。ウォーズマンの“屈辱を味わされた相手”にも慈悲を施す聖人君子ぶりと、先回り思考能力には脱帽ですが、いささかやり過ぎかと。なんか前の試合中に「ネプの本心までわかった」みたいな言われ方してたけど、そうなっちゃうとマンモに裏切られる直前のネプへのセリフ「晩節を汚すとは…云々」の価値が下がっちゃうような気がするんですよねえ。あのセリフの爽快さは、シリーズ中個人的にもっとも盛り上がった瞬間だったので、できればネプの本心など気にせず、悪に堕ちた相手を100%責めるセリフとして存在してほしかったです。じゃないとあのセリフがウォーズマンの本心ではなくなってしまうので。

 その他気になった点は
・ネプははたして絶命しているのでしょうか?
・もしそうなら、デバイスって意味があるのかな?
・その前に、デバイスを挿入する機器がありませんが…
・肉体に直挿入ですか(苦笑)?
・アリサが完全に回復=ケビン復活…?

 こんなところでしょうか。

 

2010年7月12日 決死のアクセレイション!! 
【今週のあらすじ】

 火口に堕ちゆくネプを追いかけ、アクセレイションを発動するカオス。二人の距離が一気に縮まります。しかしこのままでは二人とも燃えたぎる溶岩の餌食になってしまいます。ネプの全身にはあちこちに火ぶくれが発生し、無残な姿がさらに倍加。

 もう少しのところで距離が縮まらないカオス、さらにエキゾチック物質を放出。なんとエキゾチック物質がとぐろを巻いてネプを下から支えます。さらにネプをのせたまま高速で左回転。すると見る見るうちにネプの精気が戻り、『死時計の刻印』を受ける前の肉体まで回復します。

 どうやらネプの体を反時計回りに回転させることにより、エキゾチック物質がネプの肉体の時間を過去に戻した模様(byミート)。しかしここでカオスのエキゾチック物質もガス欠、ネプは再度火口へ落下していくかと思いきや…ここでネプが蘇生、そして刹那、カオスの手を握ります。これによって火口落下を一瞬回避。己の置かれた環境の変化に戸惑います。

「オレは心臓を突かれて絶命したはず…しかしオレは生きている…カオス、悪行超人であるオレをおまえが助けたのか」とネプ。しかし「オレは散々悪事を働いてきた…助かる資格はねえ」と、犯した過ちを恥じ、手を放そうとします。しかしカオスはその手を再度掴み「あんたが資格を決めるもんじゃない…」と、引っ張り上げようとします。観客席からはスグル、テリー、ロビン、マンタ、ジェイド、スカーの大「ネプチューンマン」コールが。以前ひどい目にあわせた相手からもエールを受け、感動するネプ。

「し…しかしこのオレの心臓はもう…」とあきらめかけますが、「だからこそこのウォーズマンのデバイスが役に立つ!」と、カオスがネプの胸にウォーズマンのデバイスを直スロットイン!

 場面はかわり、時間コンビの控室。そこに置き去りになっていたケビンのクリアベッドに異変が。なんと消えかかっていたケビンの四肢が完全に復活! そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 なんか物語が大きく分岐しそうな流れになってきましたね。カオスの棄権によるケビンの途中参戦といった流れです。

 たしかに現在ネプを救おうとするカオスのムチャ行動は、ここで力尽きてリタイア、という説得力を持たせる要因にはなっています。エキソチック物質の濫用、幼少期魔時角使用による後遺症(心臓発作?)といった、肉体酷使系の伏線ですからね。

 ただし時間超人への復讐というアングルと、ここまで主役級で育ててきたキャラを、ゆで先生が放棄するというのも考えづらい。いくらケビンが人気ナンバーワンといっても、カオスが積み重ねてきたキャラの歳月の方が重いと思うし、読み手もそっちを推すと思うんです。

 個人的には、ケビンはウォーズマンとのタッグでしか魅力を感じません。今シリーズに限っては。ただ現在のストーリー展開だと、ケビンをねじ込むのはあまりにも無理がありすぎる…なおかつこん睡状態のウォーズマンをねじ込むのもいわずもがな。じゃあなんで「夢のタッグ人気投票」なんてしたんだよ、と突っ込みたくもなりますがね。読者投票1位のコンビがまるで採用されないんだから(苦笑)。

 まあ確かにケビンも主役級なんだよな、U世では。つまりこの時点でマンタ、カオス、ケビンの主役がそろい踏みになるんですよ。タッグシリーズなのに(笑)。これを打開する策は…6人タッグマッチ? いや、それは興ざめだ…やめてほしい…。

 さて、今週はカオス大活躍なんですが、突っ込みどころも満載で(苦笑)。エキゾチック物質の反時計回りで肉体時間をもどす仰天技はまあいいとして、そしてエキゾチック物質のベッドで落下が止まったネプもまだいいとして、カオスはなんで空中静止できるの(笑)? 物理の法則からいけばそのまま落下だと思うんだけど…それだけにネプがカオスの手を握ぎることによって危機回避、という表現がなんか説得力ないというか、唖然というか、おかしさすらこみあげてくる次第で。しかもカオスはネプを持ち上げようとしているし(苦笑)。この辺のカオスのホバリング状態がなんともなあ。

 そしてウォーズマンデバイス。やっぱりやっちまったか、ダイレクト・スロットイン。この直観的な表現こそが、ゆで先生の真骨頂なのでしょうか。細かい理論なんてしゃらくせえ、みたいな(笑)。カオスの思い切りの良さにも感動ですよ。「ズボォ」ですから。迷いがない(笑)。ネプも「えーっ!?」って思ったんじゃないの?

 その他気になった点は
・浮きっぱなしの時間。おまえらもホバリングか
・カオスが決勝のリングにあがっても、エキゾチック物質はガス欠なんだろうな…
・エキゾチック物質がある限り、体力回復は簡単ってことか…

 こんなところですかね。

 

2010年7月20日 たったひとつの“完璧”!! 
【今週のあらすじ】

 アリサの容体がよくなり、四肢が回復し意識も取り戻すケビン。トーナメントマウンテンではウォーズマンデバイスを挿入することでネプの心臓が復活。ズタズタにされた心臓が逆回転のように修復されるという奇跡。これには時間超人も驚愕。

 するとネプの体から光の筋が何本か現れ、眼下のトーナメントマウンテンのリングを照射すると、粉々になった鉄鋲やベスト、マスクの残骸までが修復されながらネプに引き寄せられていきます。

「に…21世紀ネプチューンマン、完全復活だ…」と、ネプの心臓からデバイスを抜き取るカオス。「悪行超人のオレをどうして助けた?」と問うネプに対し、「オレは未来から来た時間超人だ…だから知っている…20世紀に行われたタッグトーナメントで、残虐非道この上ない孤高の男がいたことを…しかしその男は正義超人に敗れると潔く負けを認め、1000人もの仲間に自身の敗北を知らせるために自らが人狼煙となり、敗者として立派な最期を遂げたことを…」と答えるカオス。

「さすがは未来から来ただけのことはある…オレのことをオレ以上に知ってやがる」とネプ。「あんたの60歳を超えても衰えない格闘技術と能力は、21世紀で更新の指導に役立ててもらいたい!」とカオスはネプに更生を促します。

「よせーっ、せっかく悪行の道を捨てて正義超人の道を歩みだしたと思ったら…数十年経ったらまた超人たちのマスクを剥ぎ取る感触や血のにおいが忘れられずこうやって老醜をさらす始末…」と、ネプは自責の念に苛まれ、カオスの申し出を拒否します。しかし「悪行超人の罪深さ…正義超人としての誇り…そのふたつの心を知るあんただからこそ、21世紀の新世代超人たちに授けられることがいっぱいあるはず!」と、カオスはネプの手を握り、語気を荒げます。

「悪行超人の罪深さ…正義超人の誇り…」ネプはカオスの真摯な態度に打たれたようです。「オレだってあんたから教わったんだよ…超人が戦うことの意味ってやつを…オレは本当に正義超人としての誇りのためにこのタッグ戦を戦ってきたのかって…もしかしたら両親を殺したにっくき時間超人に復讐したい一心で戦ってきたのかもしれないと…ネプチューンマン、あんたこそ生き残る価値がある」と言うやいなや、「エキゾチック物質!」とカオスは再度エキゾチック物質を放出。それがネプを包み込むと、足から肉体が消えていきます。

「あと数日すれば20世紀のネプチューンマンが再生されて戻ってくる…その時に対消滅が起こらないよう、あんたには21世紀へ戻ってもらう!」とカオス。ネプのタイムワープを試みます。すると「ケッ、こんな古くせえ時代のやつらにひと言いいてえことがある! 20世紀の若かりし頃言ったことだが、またこの老体になってからより一層深く理解できたことがある…この世にひとつだけ完璧なものがあるとすれば…それは正義超人界の友情だーっ!」と、涙ながらに叫ぶネプ。そして21世紀へ時間移動、次号に続く、です。

【今週の感想】

 今週も突っ込みどころ満載でしたが、とりあえずネプの最後の言葉はベタながらもよかったですね。ゆで先生はネプをこのシリーズに出すと決めたときから、この言葉で締めることを狙っていたんじゃないですかね。逆にいうと、この一言を言わせるがために彼を悪行に戻したんじゃないかくらいな印象を受けました。

 で、突っ込みどころですが、ひとつはウォーズマンデバイスのトンデモ能力でしょう(苦笑)。アリサを救うときの、機器に接続される使用法まではまだいいです。でも、今回のダイレクトスロット&細胞再生的な表現は、Wiiのコントローラーも真っ青な直観的表現(笑)。デバイスという無機物と、心臓という有機物がダイレクトに結合されるあまりにアバンギャルドな表現に脱帽っすよ。あえてゆで先生を擁護するならば、カオスの発するエキゾチック物質が触媒となってその二つを結びつけた云々…でご勘弁していただけないでしょうか…って、なんで私があやまるんだ(苦笑)。

 次にホバリング(空中浮遊)。彼ら、ず〜っと浮いてるんですよ(笑)。たしかに昔(初代作品初期)は飛行能力が超人にはあったし、1000人の完璧超人も宇宙を飛んできてるし、いざとなりゃ飛べるのかもしれませんが、そうなると準決勝でマシンガンズとヌーボーが、ウォーキューブから落ちそうになるのを友情のシェイクハンドで乗り切った表現が無意味(苦笑)。「浮きゃよかったじゃん」という、なんともジャックナイフのような鋭い突っ込みを受けてしまいます(笑)。この辺の定義というか、ルールがあいまいなんで、もうゆで先生だからいっか、になってしまいそうで辛いです(苦笑)。

 そして…最後にネプのタイムワープですが…なぜこんなにあっさりと時間移動が可能? 時間超人自身がタイムワープをするときは、一世一代の命を賭けた所業なのに、他人のネプをワープさせるのはあまりにもお手軽すぎる…ただこれで新世代全員が、カオスさえ生きていればいつでも未来に帰れることがわかってしまった。それの理由づけでもあるんかなあ?

 その他気になったことは
・なんか…帰ると決まってからのネプの退場スピードが激早。お役御免といったところか

 こんなところでしょうか。

 

2010年7月26日 失われたエキゾチック物質!! 
【今週のあらすじ】

 カオスのエキゾチック物質により、21世紀に戻されたネプ。しかしカオスは無理がたたったのか、急に力がぬけて火口に落下。間一髪、岩壁に手をかけてぶらさがります。その顔からは赤い斑点が浮き出し、明らかに憔悴している様子。それを見たライトニングは「エキゾチック物質の過多放出症だ」と分析。「溶岩が再び煮えたぎり始めた…あるぞ、二度目の大噴火が。そうなればわざわざオレたちが手を下すまでもない」と、とどめを刺そうとするサンダーをたしなめます。

 会場は火山の噴火によりパニック状態に。超人委員会は、観客に非難を促します。カオスを置き去りにできないマンタは「あの火口にはボクの友達がいるんだ〜っ!」と救出に入ろうとしますが、危険だと係員に止められます。するとスグルが「おまえは数日後にあの宇宙最凶チームの称号を手にした時間超人と戦わなければならないんだ…もしおまえが噴火に巻き込まれでもしたら、決勝のリングに誰が立つ? カオスのことは私に任せておけーっ!」と、マンタの代わりにカオスの救出をかって出ます。

 しかしここでハラボテ委員長がスグルを制止。「何か勘違いしていないかキン肉マン! 仲間の命も大切だろうが、我々正義超人が存在するのは、力の劣る弱い人々をあらゆる危険から守るためじゃないか!」と、珍しく正論を述べると、スグルは我に返り、パニック状態の観客の保護を優先することに。

 マンタも凛子を避難させようと手を引きますが、「好きになった人のそばを離れるのはイヤ」と、衝撃告白を聞き、「わかった。何かあったらボクが守る」と、二人で会場に残ることにします。

 火口では意識が遠のくカオスが。するとラーメンマンの亡霊があらわれ、カオスと問答。
ラ「ネプチューンマンを助けるなどという大変なことを…あんな荒業を使っては、もはや死神に抗いきれぬぞ」
カ「さすがはラーメンマン、その通りだ。オレたち時間超人にとってはエキゾチック物質は文字通り血であり肉であり生命の源…それをすべて使い果たしちまった以上、もしかしたらもうオレの命は長くないのかも…」
ラ「なぜだ。私の見たところ、おぬしこそが間隙の救世主となる男のはず…いや、その男だ! だからこそ私は散りゆく間際、おまえの体に魂ともいえる弁髪を託したのだ! ネプチューンマンを助けるのはいい。だがその代わりにおぬしが死してどうする。歴史が変わってしまうんだぞ!」
カ「気持は嬉しいが…いまさらよしましょう、ラーメンマン…聡明でなるあなたのことだ…とっくに気づいていたんでしょ、オレの中に巣食う死神の存在にさ…」
ラ「グム〜」
カ「オレたち時間超人は年齢が15歳に達する前に魔時角を抜いちまうと、エキゾチック物質の発散が制御できず致命的な後遺症が出てしまう…だから父さんから厳重に注意を受けていたはずなのに…復讐心に燃えるあまり、勢いにまかせて角を抜いちまったんだからな! あ…あの15歳に達していない段階で魔時角を抜いた時点で…オレが長生きできない運命はきまってたんだよ」
ラ「カオス!」
カ「さっきネプチューンマンを21世紀に飛ばしたのは…オレの体に僅かにあったエキゾチック物質の残りカスによるもの…もはやサンダー・ライトニングのように自分で新たにエキゾチック物質を生成する能力は…残っていない…」
ラ「カオス、それではおまえ…」

 そのとき、まさに第二の噴火が発生。「お…終わりがきたようだ…」と最期を覚悟するカオス。吹きあがる溶岩がカオスに襲いかかり、次号に続くです。

【今週の感想】

 今週はふたつ。大きな流れがありました。ひとつは凛子の恋模様(笑)。ハッキリとカオスLOVEを宣言。なんか物語に変化あるのかな、これって。さすがにカオスの子どもを身ごもっている、みたいな仰天展開はないとは思うんだけど。まあ現時点ではマンタ&ジェイド、ふられた! みたいな(笑)。

 もうひとつはカオスの生死ですね。これは…ケビンが復活しただけに、マジで亡き者にされる可能性が…それにてパートナー変更、坊っちゃんズ復活の伏線とも考えられます。コミックスでは「…OS」と書かれた墓があるだけに、遅かれ早かれ彼が死ぬ可能性は高確率なんですがね。でもこの時点で彼が死んじゃうと、新世代超人はどうやって未来へ帰るのだろうという疑問が残っちゃうんです。あ、生きててもエキゾチック物質が再生成されないんじゃ一緒か。

 個人的にはここまで育てたキャラを切り捨てるってのは抵抗ありますねえ〜。彼が登場してから早いものでもう5年ですか? 6年かな? この年月をあっさり切るのもちょっと…かわいそうですよ。そりゃケビンもいいキャラですけど、ここで颯爽と登場しておいしいとこどりじゃあ、逆に反感買うんじゃないのかなあ。でもケビンも時間超人には恨み骨髄だろうし…あ〜、わかんね(苦笑)。あの状態からカオスが助かる術もわかんね。でもロビンもグランドキャニオンから復帰したし、テリーも秩父連山から復帰したからなあ。しかもどう助かったのかはしょられてたし。そう考えると、カオスも理由なく帰ってくるかもね(笑)。

 その他気になった点は
・カオスの悪行化はなさそう。あの死神表現は、心の悪の表現ではなくて、単純に死期が近いという表現だったみたいですね。
・「歴史が変わってしまうんだぞ!」と怒るラーメンマン。あんたもすでに大きく歴史を変えているんですが…
・「浮遊能力」という一文で軽くかたずけられた、私のここ数週間の疑問(笑)

 こんなところでしょうか。

 

2010年8月2日 世代を超えた友情!! 
【今週のあらすじ】

 火山の爆発に巻き込まれ、宙に舞うカオス。「カオスあんちゃん!」と、がきんちょハウスのゲンタが叫ぶと、そのまま富士の樹海に落下し、行方をくらませてしまいます。慌ててカオス捜索に駆けていくマンタ、凛子、スグル、テリー、ロビン、キッド、スカー、ジェイドといった新旧正義超人軍団の面々。その行動に対し、委員会は「人間の救助を優先させなさい」と注意しますが、ハラボテが制止。「もう大丈夫じゃ。富士山の火山活動は一応落ち着いたとみていいじゃろう! しかしいいもんじゃのう、伝説超人と新世代超人の世代を超えた友情ってやつは…」と、今回は“いい人”ハラボテの一面を見せます。

 一方、その有様を空中で見ていた時間コンビ。「超人というものは人より明晰な頭脳を持っていないといけないのに、正義超人ってやつはバカの集まりだ!」とライトニング。「魔時角を7歳で抜いたしまい体に支障をきたしていたカオスが…富士山火口の煮えたぎる溶岩に吹き飛ばされたんだ」とサンダー。「生きていると考えるのがおかしな話…捜索もまったく無駄な行為」と、ライトニングが正義超人の行動を無意味だと切り捨てます。さらに「オレたちとの決勝戦を4日後に控えているキン肉万太郎にとっては無駄な体力の消耗もいいところ」とサンダー。「おっと、ここを発つ前に大事なお宝、ケビンマスクのクリアベッドを取りに行かなければ」と時間が控室へ戻ると、そこには空のクリアベッドが。「ぶ、ぶち破られている…X型のクリアベッドが〜っ!」と驚愕の時間コンビ。ケビンはすでにそこから脱出していました。

「ウォーズマンチップでアリサが息を吹き返したのが誤算ってわけだ」とライトニング。「大事な人質だーっ、追うか?」というサンダーに対し、「まて、もはやオレたちに人質は必要ない。オレたちは超一流の超人タッグを次々と撃破し、いよいよ決勝の舞台にまで上りつめた! もはや宇宙中のものたちにオレたちの実力を見せつけた。たとえケビンが人質でなくても、オレたちとの対戦を拒否するものは誰もいない。もしも拒否するタッグがいれば、それは世間からただの腰抜けチームと罵倒されるだけだからな」と、冷静にライトニングは状況を分析します。さらに床から外に向けてついている窪みをみるや、ケビンは這って出て行ったと予測。「そうか〜、いくら肉体が再生しようが、2週間近くも身動きしないままではさすがのケビンマスクも筋肉が委縮しちまって老人状態ってわけか〜っ」とサンダーが納得します。「我らの4日後の決勝の舞台にはなんの影響もない」とライトニングもこれ以上ケビンを追跡する必要がないと判断します。

 さて、樹海ではカオスが虫の息の状態で突っ伏していました。「まだかすかだが息はしているようだな」とラーメンマンの霊。「ラーメンマン、あ…あんたの言うとおり、オレは伝説超人と新世代超人をつなぐために…悪行超人を駆逐する“間隙の救世主”だったのかもしれない。本来その時にエキゾチック物質をすべて使い切って死んでいくはずだったんだ…そうだ、誰にもその死を知られないまま人知れずね…でもオレは思った。少し早いが死ぬなら今しかないって…だってそうだろ、“間隙の救世主”になれる男はいくらでもいる…でもネプチューンマンの命を救える男はオレしかいなかった…オレは時間超人だけど…正義の時間超人…つまり万太郎たちと同じ新世代正義超人なんだ…それにさ、こんなこと言うのはちょっと恥ずかしいけど…いまなら万太郎や凛子ちゃんの前で死ねる…やっとできた友達にサヨナラを言うことができるんだ…い…いいだろ、それくらいのちっぽけな幸せオレがもらっても…」と、ヨロヨロと立ち上がり、満身創痍で歩き出すカオス。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 とりあえずカオス即死じゃなくてよかったですね。逆にあの状況で即死じゃないってのも、なんでもあり状態ですが(笑)。ここから復活するのか、そのまま死んでいくのか、判断難しい状況ですが、ウォーズマンデバイスがまだ残っていれば、まだ可能性がありそうです。これは瀕死状態のケビンにもチャンスがあるってことで、ひょっとしたらこの山中でケビンとカオスが遭遇するのかもしれません。そうなったらカオスはきっと…ケビンをデバイスで復活させるんでしょうね。その流れならマンタ&ケビンが確定になるんでしょう。まあ、デバイスを上回る復活アイテムがあと二つ(フェイスフラッシュ、コンプリートバルブ)控えているので、カオスもラーメンマンも復活する可能性はあるわけですが。

 しかし時間超人は正義超人抹殺が目的のわりには、ツメが甘いというか、ザルですな(笑)。掲示板でどなたかが書かれていたように、誰一人として抹殺していない…ラーメンマンのみあの世に行きましたが、それはヌーボーのせいという他力本願ぶり。唯一、生殺与奪権を握っていたケビンをも取り逃がすという失態を犯したわりには、ライトニングの意味不明な理屈でOKにしちゃってるし…正直彼らが何をしたいのかがまったくわかりません。あれかなあ、いつでも正義超人なんて倒せるって自信がついたってことなのかな。これまでの対戦を通して。そういうことにしておきましょう(苦笑)。

 あとは今週で完全に伝説超人と新世代超人が一枚岩になった感じですね。いがみ合いも終結し、これからは協力体制になりそうです。これらのシーンも、このシリーズでゆで先生が描きたかったところだと思います。その解説役がハラボテってのもちょっとアレですけど。調子いいんだよなあ、アイツ。ときどきイイヤツなんだ(苦笑)。

 その他気になった点は
・おそらく豆粒にしか見えないであろうカオスを、超人でもないのに発見するゲンタの超視力(笑)。アルティメットアイ!
・樹木を伐採しまくってカオスを捜索する正義超人軍。環境に悪いので避けて探してください。
・床に窪みをつけるなんで、ケビンはどんだけ重いんだ

 こんなところでしょうか。

 

2010年8月9日 カオスの帰る場所 
【今週のあらすじ】

 日没になり、いったんカオス捜索をやむなく打ち切る正義超人軍団。ところがガキんちょハウスに戻ると、そこにはカオスが戻っていました。喜ぶ面々でしたが、少々様子が変です。「夕飯を食ったらさっそくライトニング&サンダー打倒の特訓といくか」とマンタが誘うと、「おいおいよせったら、ワチキは超人レスリングごっこが好きなんであって、本物の超人じゃないと前もいったろ」とそっけない返事です。というより、いままでのタッグ戦のことを忘れているようです。

 そこでミートが超人大全を手に取りある情報を発見。「時間超人関連のページを確認すると、カオスの様子が変なのはエキゾチック物質を大量に放出した後遺症です。あの様子ですとすでに不可逆的かつ致命的な精神の退行現象も始まっているかと…」と話すと、急に涙ぐむミート。「でもいいですか…時間超人は…エキゾチック物質を完全に使い果たすと…使い果たすと…その日のうちに死んでしまうです!」と衝撃発言。

 そんなことには耳も傾けず、「写真をみようよ」とみんなを誘うカオス。「ほら、万太郎たちが初めてハウスに来た時に撮った写真の現像ができたんだ。これがワチキを救世主と勘違いしている万太郎、こっちがジャクリーンちゃん、そのはじっこで聖子ちゃんの格好で笑っているのが…すんごいワチチ好みの女の子…凛子ちゃん」と指をさしていきますが、凛子のところでシスターを指さしてしまいます。「カオス…あなた目が見えないのね!」と、凛子は泣いてカオスに抱きつきます。

「そ…その声は凛子ちゃんだね、いいにおいがする…凛子ちゃん、万太郎、お腹すいたろ、シスターの牛丼食べていってね…」と、だんだんに崩れ落ちていくカオス。「き…気持いいなあ…大好きな女の子に抱かれるのって…こんなに幸せなんだ…シスター、みんな…万太郎…凛子ちゃん…あ…ありがとう…」と、とうとう意識がなくなり、手にしたアルバムが床に落ちます。そして絶命。次号につづく、です。

【今週の感想】

 …カオス死んじゃったよ。もう少し引き延ばすかと思ったけど、意外と展開早かったですね。ちょっとあっけなさ過ぎるので、何か裏があると勘ぐってしまいます。つまりストーリーに起伏を持たせるための、谷間というか。

 個人的にはここまで育てたキャラを捨てるのはありえないと思うんです。だからタッグシリーズの決勝に立つのはカオスであってほしいのですが…ケビンが復活しているだけに、その願望がかなうという保証はないんですよねえ。いや、でもここでカオスリタイアってのも…オレの6年を弄ぶやん? って感じで(苦笑)。

 まあこの作品においては、死後の復活というものが割合安易なので、たとえばフェイスフラッシュや球根といったアイテムでどうにかなるという考えも成り立ちます。ただ青年誌に移ってから、ゆで先生の表現が若干リアル志向にシフトしてますんで、その辺の安易を発揮できない可能性はありますよね。つまりホントに「カオスは死亡=お墓行き」と。うわ〜、いやだなあそれ。なんとか納得いく救済策をプリーズ(笑)。

 その他気になった点は
・あまたの趣味を披露してきたカオスだが、最後に写真オタクも判明。どんだけ多趣味なんだ

 こんなところでしょうか。来週はお盆で休刊です。がっくし。

 

2010年8月16日  
 残念ながら、お盆でプレボ休刊です。

 

2010年8月23日 団結!新世代正義超人!!  
【今週のあらすじ】 

 凛子に抱かれて息絶えたカオス。苦楽をともにしてきたマンタは、「おまえとトロフィーを抜いて喜びを分かち合いたかった」と号泣。あきらめきれない凛子はカオスのパンタロンのポケットをまさぐり、ウォーズマンデバイスを見つけ、それを無理に肉体に押しつけます。しかし何も反応しないデバイスとカオス。「ズルいよ〜ウォーズマン! なんでカオスのデータをデバイスに入力してくれなかったの〜っ」とこちらも号泣。「そこまではウォーズマンも予測がつかなかった」とミート。

「ボクはたったひとりになろうとも、4日後の決勝のリングに立つ!」と涙ながらに決意を固めるマンタ。それに新世代軍は感動。「おれたちも特訓のサポートをしてやる!」とスカー、ジェイド、キッド。4人で結束を固めます。

 そうしているうちに夜が明け、朝日が差し込みます。すると7年前、カオスが倒れていたときに握っていたピラリアの花の種が、はじめて花開きます。7年間まったく花咲くことのなかったこの花が今花開いたことに、「カオスはこうやって人間や超人たちを一致団結させるために現れた子かもしれない…」とシスターがいいます。

 それらの光景をハウスの天窓からのぞいていたスグル、テリー、ロビンのレジェンド。新世代軍の結束に感動しながらも、自分らのできることは何かを考えます。その答えが、富士の樹海で特訓をしているであろう時間コンビを偵察することで、その対応策をマンタに教えてやることでした。しかし時間コンビを探すべく樹海をさまよっているうちに発見したのは…なんと瀕死状態のケビンマスク! そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 表紙がブロッケンJr.でした。アニメ版の声優であった水鳥氏が逝去されたそうです。先日のロビンマスクの郷里氏といい、続きますねえ。まあ初代の連載時から四半世紀経ちますから…これからこういったことも多くなるんでしょうね。哀しいけど。

 さて、話の方はカオスが逝ってしまい、涙しながらも結束を固める新旧正義超人といった感じです。ピラリアの花が7年越しに咲いた、というエピソードがありましたが、これは何かの伏線なんですかね? 検索してもそんな花はなさそうなので、花言葉等に意味はなさそうです。新旧正義超人が一致団結した結果の象徴なのでしょうか。

 そんな中、屋根の天窓から中の様子をのぞていた正義超人三羽ガラスですが…あの、普通に家の中に入れてもらえば…屋根抜けそうだし(苦笑)。そして向かった樹海でケビンに遭遇。

 カオスの死→ケビンの生

この流れを同時に表現するからには、やはり決勝のパートナーはケビンマスクなんでしょうね。まあ6年も寝ていた準主役が満を持して参戦、といった、マンガ界でも類をみない長期計画構想を評価してあげてもいいとは思うんですが…読者はすっかりカオスに感情移入してしまったようで。意外とブーイングが多いです(苦笑)。

 もしマンタ&ケビンが決勝に立つとなると、時間コンビのとどめをさすツープラトンはやはりニクラップ? あの技は登場時かなり衝撃を受けたので、確かにもう一度観たい気はしますが…個人的にはマッスルエボルシオンよりも好きなので。ただあの技って、二人で一人を葬る技なんで、ラスボス相手には難しいかな…? やはり二人を同時に仕留めるタイプの技じゃないと、ストーリー的に難しいし。

 となると、坊ちゃんズの新たなツープラトンですかね。簡単にできそうなのが、タワーブリッジとキン肉ドライバーの合体技でしょうか。マッスルドッキングと大差ないけど。もしくはキン肉バスター×パロスペシャル? ゲームであった、タワーブリッジ×パロスペシャルの、タワーオブバベルみたいな。でもお互いマッスルグラビティとオラップっていう進化系を持っているので、これはちょっと弱いかな? 見てみたいフォルムだけど。

 なんかこんなことを書いていたら、坊ちゃんズ復活もちょっと楽しみになってきました。カオスは…たぶん球根かフェイスフラッシュで生き返るよ、きっと(苦笑)。

 その他気になった点は
・21世紀のテクノロジーを一手に背負っている便利屋・ウォーズマン
・水鳥さんが亡くなったタイミングでブロッケンJr.の名言を盛り込む粋なはからい
・ケビンよ、なぜ樹海へ行く…街へ行きなさい(笑)

 こんなところでしょうか

 

2010年8月30日 ロビン親子の再会!!  
【今週のあらすじ】 

 富士の樹海で瀕死のケビンを発見したスグル・テリー・ロビンの正義超人三羽ガラス。ロビンが慌てて抱き起こし、水筒の水を与えます。しかし焦燥しているのか「寄るな、悪行・時間超人度も〜っ」と手を振り回し、水筒をたたき落としてしまいます。

「忘れたかケビンマスク、たった一度であったが私との田園コロシアムでの触れ合いを…」と、過去、ロビンがクリアベッドを抱きかかえたことを思い出すケビン。「この温もり…オーデコロンの匂いは…ダ…ダディ」と落ち着きを取り戻し、与えられた水を飲みだします。

「と、ときにあのカオスという超人はどうした? 彼はわがロビン王朝を救ってくれた恩人だ…タッグの珠玉の逸品であるあなたたちマシンガンズも破ったんですよね…そればかりかネプチューンマンを救出しようとまでした…その後どうなりました? カオスはどうなったんですか? オレは自分の口で礼を言いたい…まだ見ぬ親友カオスに!」と訴えるケビン。答えにつまるレジェンド。

「なぜ何も答えてくれない…」とまた気を失うケビン。それを「ケビンよ、おまえはまだ体が外の世界にアジャストできていない…今すぐ安全な場所に連れて行ってやる」と、ロビンが背負います。

 場面は変わって時間コンビの特訓風景。準決勝前と同様に、血に染まったキャンバスを縫い合わせ、ヌーボー戦のイメージトレーニングです。例の怪しい呪文を唱えると、マンタとカオスのイメージが出現。まずはマンタを死時計の刻印で捉えるも、相方のカオスが動きません。「ジョワジョワ、カオス・アヴェニールはやはり富士山の爆発で死んだのだーっ」「ヌワ〜ッ、こいつは両親の仇を討つためにオレたちを追いかけてきたのに勝ってくたばっちまった〜っ」「オレたちに復讐も遂げられないまま惨めに逝っちまったのよ〜っ、ジョワジョワ〜ッ」と、ご満悦のサンダー&ライトニング。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 ロビン親子の遭遇とその会話で、坊ちゃんズ復活がさらに濃厚になってきました。ケビンがすでにカオスを恩人・親友と呼んでいる時点で、彼の死に対して責任を大きく感じるとともに、時間超人への憎悪が増すことでしょう。イコール、マンタとともに決勝のリングに立つ、でしょうね。マンタの気持ちの整理ができていれば、問題なくタッグ結成でしょう。今回はケビンといざこざを起こす理由がないですから。

 今週一番衝撃だったのは、マスク越しに強引に水を飲ませるロビンでしょうか(笑)。そしてそれを受け入れるケビン。ほんと、直感表現親子だよなあ。このあたり、ゆで感性が色濃くでていて笑えますね。

 さて、決勝まで何週かドラマを作るんですかね。試合は10月くらいからでしょうか。下手すると決勝で1年くらい使いそうな雰囲気なんで、シリーズ終了は来年の秋…?

 

2010年9月6日 静かに燃える“正義の炎”!!  
【今週のあらすじ】 

 イメージトレーニングでカオスの死に気づいた時間コンビ。「オレたちに復讐するという本来の目的を遂行できずおっ死んじまうとは、こいつはどこまでもバカだぜ〜っ」と嘲るライトニング。「もはや屍相手に何もする必要もねえが…幽霊になっても出てこれないよう最後の一撃をかましてやるぞ〜っ」と、ヒストリーイレイザーからの『世界崩壊の終曲』をカオスのイメージに仕掛ける時間。カオスのイメージが消えていきます。

「しかし万太郎ひとりになったからといって油断をしてはならねえ。何せやつは“奇跡の逆転ファイター”キン肉マンの息子だからな。ようし、次の特訓に移ろうぜーっ」と兜の緒を締めなおし、樹海から飛び去っていきます。

 田園調布のキン肉ハウスでは、正義超人三羽ガラスがケビンの看護にあたっていました。うなされるケビン。「たとえクリアベッドの中で昏睡していたとはいえ…たくさんの仲間が傷つくところを見てきたんだからなあ…」とスグルがつぶやきます。

 場面は変わって東京ベイエリア・第六台場では、カオスの土葬が行われていました。穴の中に納まった棺の上に、順番にショベルで土をかけていきます。スカーからジェイドへ、ジェイドからキッドへ。それを見て泣き崩れる凛子。

「さあ、最後はタッグパートナーだったおまえが…」とキッドがマンタにショベルを手渡します。マンタは真剣なまなざしで棺の中のカオスを見ています。その姿にイケメンが「あの憔悴しきっている有様では棄権もありうるのでは…」と心配します。するとミート反論。「あなた、この20世紀ミート以上に長くキン肉万太郎と付き合っていて、まだあの男の成長ぶりが理解できていないようですね! カオスの死によって学んだのです。正義を貫くために死ぬことは、決して恐ろしいことではない、正義超人にとっては名誉なことなんだと! 万太郎さんの額の肉ゲージを見てください。彼は来る運命の一戦に向けて、今静かに闘気を養っているんです!」

 すると、浮き上がった前髪の下から光る肉ゲージが。そして次号に続く、です。ちなみに来週は休載です。

【今週の感想】

 今週は…カオスの葬儀ですね。これでこのシリーズのはじめの伏線で出てきた墓が、カオスのものだということがハッキリしました。たしかあれって、プレボ連載時は「○○…MAN」て書いてあったのに、コミックスでは「○○…OS」と書き直されていたんですよね。だからプレボ連載時は、あの墓に入るのは別人だった可能性もあるんですよ。もしくはカオスの名前候補がまだ確定しておらず、「○○マン」という名になる予定だったのかもしれません。まあ、今となってはどうでもいいことですけどね(苦笑)。

 ただあの土葬は気になるなあ。カメハメの散骨みたいに粉になって撒かれるならともかく、そのまま土の中ですからね。粉になったカメハメでさえ、姿を作って生きている人間とコミュニケーションがとれるくらいなんだから、いわんや五体が完全に残っているカオスをや、ですよね。つまり…いつでも這い出る可能性がある(苦笑)。とても復活がしやすい態勢ですね。バッファローマンのパワーを分けてもらったウォーズマンみたいに、棺桶から飛び出てくることも十分あり得る。

 でもとりあえず決勝はマンタ&ケビンで間違いないでしょう。じゃないと、三羽ガラスが看病している意味がなくなる(笑)。

 その他気になった点は
・血染めのマットを縫い合わせているのは誰なんだろう。やっぱサンダーなんだろうな(笑)
・ケビンは超人病院に連れて行った方がいいんじゃないの、三羽ガラスぅ

 こんなところですかね。来週は休載だってさ。ちっちゃく書いてありました(泣)。

 

2010年9月13日  
 残念ながら、今週は休載です。

 

2010年9月21日 生き続ける、カオスの魂!!  
【今週のあらすじ】

 友の死に発奮し、肉ゲージにエネルギーがみなぎっていくマンタ。「超人にとって友の死は決して無駄なものではありません。そのことで悲しみの経験値が上がり、正義超人はますます強くなります」と、ミートがマンタの心境を解説します。

 そして最後、マンタがスコップでカオスの棺に土をかぶせようとすると…凛子がカオスの傍らに置いたピラリアの花から大量の花粉が放出され、虹を描きます。そして虹の向こう側から現れたのは…ネプチューンマンの覆面狩りコレクションマント。ネプ本人は21世紀にワープしたが、このマントは残った模様。そしてピラリアの花粉が狩られた顔の皮にまとわりつくとそれらを剥がしていき、そのひとつはその場にいたスカーのもとへ。ジェイドの眼には直接花粉がまとわりつきます。するとスカーは顔面が修復、ジェイドは傷ついた目や体が回復され、二人とも体力完全回復のベホマ状態に。その他、イリューヒンやバリはん、チェックやセイウチンの皮もそれぞれ本人のもとを目指して飛んで行きました。

「これは奇跡なんかじゃない。カオスは肉体こそ滅んでしまったが、魂は生きていてボクたち新世代超人のことを見守ってくれているんだ」とマンタはいい、最後の土をかけます。「さらばボクの最高のタッグパートナーカオス!」と夕日に映える墓標に向かって別れを告げました。

 そして今度はすぐに時間超人対策の特訓です。復活したトリニティーズがスパーリングパートナーを買って出、バネを使った仮想アクセレイションでマンタを襲いますが、マンタはそれをなんなくダブルのDDTで切り返します。

「見事な仮想アクセレイションだったが…本物と比べると月とスッポン…この特訓は間違っている…もっと命を賭けたものすごい特訓をしなければ…とてもじゃないが“世界五大厄”に太刀打ちできない…」と焦るマンタ。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 今週は…新世代超人大復活ですね。カオスの念がこもったピラリアの花粉がベホマズン効果。フェイスフラッシュ、金銀マスクの光に匹敵する万能ぶりですが、1キャラの死というバックがあると、なぜか抵抗なく受け付けてしまいますね(笑)。まあそれだけカオスというキャラが長年かけてその価値をつみあげてきたという証ではあるんですけど。

 ただあの花粉、できればケビンに届けてあげてほしかったなあ。ひょっとしてネプ被害者の会のメンバーだけの特典かな(笑)?

 

2010年9月27日 “幻の必殺技”をマスターせよ!!  
【今週のあらすじ】

 「こんな特訓ではダメだ」とマンタにダメ出しされ、激高するスカーとジェイド。「おまえたちが役立たずといっているのではない…カオスがいればマッスルエボルシオンを出すこともできるけど、ボク一人ではマッスル・グラビティを出すのが精いっぱい…おそらく元気なもう一人の時間超人に、技が解ける瞬間を狙われて逆にとどめを刺される! だから今のボクには技が必要なんだ…たった一人でライトニング&サンダーを一網打尽できるような必殺技が〜っ」と、苦悩するマンタ。その心中を聞いて怒りを鎮めるスカーとジェイド。

「恐ろしく強いあの二人を一撃で撃破する技などあるのか…しかもあと3日しか残されてねえ…」と、事の難しさに行き詰ります。すると20世紀ミートの前に、21世紀ミートの幻影が。「きっと21世紀ミートがボクに何かを教えるために〜っ」と理解した20世紀ミートは、幻影の頭から伸びる数多のコードを受け入れ、ブレインストーミング状態に。すると、今後起こる王位争奪編の記憶、そして…マッスルスパークの映像が脳内にインプットされます。

「あ…あったのか、この古ぼけた20世紀に…あんな必殺技が…」と驚愕するミート。そのとき、木の陰に不審なフード男が。ミートのキン肉カッター(トサカ)が見事に命中し、倒れた正体は真弓。彼はこの非常事態に、スグルにも教えていない必殺技を授けに来たと説明。簡易スクリーンに映写されたのは、キン肉大神殿の奥深くに刻まれた「フィニッシュホールドの壁画」。打倒時間超人のために、この奥義をマスターすることを命じる真弓。「おじいちゃんだって父上だってマスターしていない難易度の技を、今から3つもマスターするなんて無理だよ〜っ!」と嘆くマンタ。そして、それを木陰から見守る、もう一人のフード男。そして次号に続く、です。

【今週の感想】

 う〜ん、ここで3大奥義が出てきましたか…。マンモスマン、フェニックスの登場といい、一つ先の時間軸をスライドして持ってきてますなあ。なんか王位争奪戦が収集つかなくなるような展開で(苦笑)。

 ただ3大奥義って、シングル戦を想定した時のフィニッシュホールドですよねえ…二人を同時に葬るという命題の答えにはなっていない感じがします。それとも3つの技を高いところから同時に落せば、新しい合体技が見えるのかな(笑)? あ、あれだ、マッスルインフェルノを同時に二人にかけるんだ。片足に一人ずつ敷いて(笑)。

 まあどのみちタッグシリーズなので、一人ヌーボーで戦うことはありえないでしょう。ケビンも復活したことだし。だからとりあえずはシングルフィニッシュホールドでいいのかな? でもだったら別にフィニッシュはマッスルGでもいいわけで、このイベントは蛇足なような気もするなあ。

 そして最後に出てきたフードの男。これは奥義修得の協力者なんですかね。フードの男というと、直近でフェニックスが出てきたわけですが、これは同一人物ではないでしょう。マンタに手を貸すとは思えないですしね。他にフード男というと…サタンクロスか、プリズマンか、オメガマン…って、ミステリアンパートナースタイルのフェニックスチームしか思い浮かばねえ(笑)!しかも誰一人必然性がない。

 冗談はさておき、奥義協力者と仮定して、真弓とフェニックス以外に奥義のことを知っているキャラといえば…ゼブラ? だから必然性がないんだって。もしくは盗人ジョージが偽リベンジャーを教えるってのもおもしろいな(笑)…まあアタルだよね、普通に考えれば。

 その他気になった点は
・「新世代超人の中でもそうそうたるメンバーのオレたち」と言い張るスカー。完璧超人ばりの選民思想だ(笑)。
・真弓はフードじゃなくて、三度笠と股旅の流れ者スタイルじゃないと。
・木と白布で作った簡易スクリーン。キン肉王族って金持ちなんだか貧乏なんだかよくわからん。

 こんなところでしょうか。

 

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