魔少年ビーティー

1983(昭和58)年 第47号

 

1983年第47号魔少年ビーティー

 

 

解    説

荒木飛呂彦のジャンプ初連載作品『魔少年ビーティー』です。初登場時から「またずいぶんと個性的な作品だなあ」との印象を受けました。それは少々気持ち悪さを覚えるキャラクターの表情だったり、随所にマジックを流用したトリックがちりばめられていたり、セリフ回しが独特だったり、キャラクターの動きの構図が何か変だったりといった、その後大ヒットとなる『ジョジョの奇妙な冒険』の作風に通じる基礎がすべてつまっていたからに他なりません。

良い子が踏み入れてはいけない領域に誘う主人公・ビーティーの個性も非常に際立っていて、読者にとっての悪友(ただし正義感のある)を疑似体験させるかのようなキャラ設定、そしてストーリーも秀逸でした。ステージとなる町は日本のはずなのですが、どこかアメリカの郊外を連想させる景観が多く、個人的には『スタンドバイミー』を連想してしまいます。

ちなみに私の友人がこのマンガのタイトルを『魔少年ビューティー』だ、と言い張るので、いやいや『魔少年ビーティー』だよ、ちっちゃい「ユ」はないよ、と諭したのですが聞き入れられず、賭けになったのも良い思い出です(笑)。

 

 

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